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ジョリパットとは何か!おすすめパターンについても解説|平塚・株式会社いらか|

ジョリパットとは何か!おすすめパターンについても解説

成田 崇
成田 崇
外壁は屋根などと同様に住宅の雰囲気に大きく関わります。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際、外壁を一体どのように仕上げるか検討しましょう。

さまざまなメーカーから外壁材が製造されています。

各外壁材の特徴をチェックし、新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどのプランを決めることが重要。

人によっては、どの外壁材を用いるか迷っているのではないでしょうか?

 

今回はジョリパットとは一体何かに加え、おすすめパターンについても解説します。

住宅などに関心のある方は一度参考にしてください。

 

ジョリパットとは何か

ジョリパットはアイカ工業株式会社が1975年から製造・販売し続けている壁材。

外壁だけでなく、内壁にも用いられている場合があります。

ジョリパットを用いている商業施設も存在します。

水で壁材を壁に塗り広げる湿式工法を使用。

職人がジョリパットの施工を行います。

 

ジョリパットのおすすめパターン

ジョリパットには、数多くのパターンが存在します。

パターンが多く、どれを選べば良いか迷っている方が多いのではないでしょうか?

おすすめのパターンとして、以下のものが挙げられます。

・ゲラーデ

・ビオラ

・多彩ロック

・ロック

・小粒ロック

・キャスト

・ジュラク

・ゆず肌

・リシン

・スタッコ

各パターンの特徴を押さえ、新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを進めていくことが重要。

ここでは、ジョリパットのおすすめパターンについて紹介します。

気になる方は一度参考にしてください。

 

ゲラーデ

ゲラーデは横縞の模様が特徴です。 細かく凹凸が入っています。

吹付けならではの陰影を楽しめるのがポイント。

照明効果を高めることができるので、気になる方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

 

ビオラ

ビオラは扇状の模様が特徴。

可撓性に優れているため、ひび割れ・剥がれ対策を行いやすいのがメリットに挙げられます。

 

多彩ロック

多彩ロックは2色の塗料を用いています。

吹付けによる陰影が照明効果を高めます。

 

ロック

ロックは大粒でボリューム感のある仕上がりが特徴。

凹凸が入っています。 陰影による照明効果もロックのポイントです。

 

小粒ロック

小粒ロックはロックに比べて小粒のパターン。

フラット感のある仕上がりになります。

さまざまな形状の住宅に合わせやすいので、

新築住宅の施工などで壁材選びに悩んでいる方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

 

ジュラク

ジュラクは砂目調かつフラットな仕上がりが特徴です。

落ち着いた雰囲気を演出したい方はチェックしてください。

 

ゆず肌

ゆず肌はゆずの表面を模しています。

凹凸が目立ちにくいのが特徴に挙げられます。

 

キャスト

キャストはゆず肌とロックの中間に位置するパターン。

小粒に仕上がるため、上品な雰囲気を演出したい方はキャストを用いるかどうか検討してください。

 

リシン

リシンは細かい凹凸が特徴に挙げられます。

艶がないため、新築住宅の施工などを行う際は外壁に艶を出したいかどうか検討しましょう。

 

スタッコ

スタッコは約5~10mmの吹付けを行った後、ヘッドカットによって凸部を作るパターン。

凹凸が大きいのが特徴です。

重厚感のある雰囲気を演出できます。

 

ジョリパットのメリット

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際、ジョリパットのメリットを押さえることが重要。

多くの方がジョリパットのメリットは一体何か疑問に感じているのではないでしょうか?

主なメリットは以下の通りです。

・親水性に優れている

・カビ・藻対策を行いやすい

・低刺激

・メンテナンスを行いやすい

・耐用年数が長い

・耐火性に優れている

ここでは、ジョリパットのメリットについて解説します。

 

親水性に優れている

ジョリパットは親水性に優れています。

表面を洗い流すことで綺麗にできるのがメリット。

雨で汚れを自然に洗い流せます。

 

カビ・藻対策を行いやすい

ジョリパットは防カビ性・防藻性に優れています。

カビ・藻の発生を長期にわたって抑えられるのもメリット。

住宅の雰囲気はカビ・藻によって変わってきます。

カビ・藻は防水性を低下させます。

防水性に優れた壁材を用いたいと感じている方は、

新築住宅の施工などにジョリパットを用いるか検討してください。

 

低刺激

低刺激なのもメリットの1つに挙げられます。

子供やペットの健康に配慮したいと感じている方にもジョリパットがおすすめです。

壁材を選ぶ際、シンナーなどの刺激物が用いられているかどうかチェックすることが重要。

 

メンテナンスを行いやすい

メンテナンスを行いやすいのもジョリパットのメリットに挙げられます。

メンテナンス方法は水をかけた後にブラシでこするだけです。

 

耐用年数が長い

ジョリパットは耐用年数が長いのもメリット。

耐用年数は15~20年です。

 

耐火性に優れている

耐火性に優れているのもジョリパットのメリットに挙げられます。

火事が発生した際、燃え広がる早さを抑えることが可能。

 

ジョリパットのデメリット

ジョリパットを用いる際、メリットだけでなく、デメリットも把握しなければなりません。

どのような点に注意するかを把握した上で新築住宅の施工などを進めていきます。

ジョリパットの主なデメリットとして、以下のものが挙げられます。

・施工に時間がかかる

・職人によって仕上がりが変わる

・汚れがつきやすい

・高圧洗浄で剥がれる可能性がある

・伸縮性に優れた塗料が使えなくなる

ここでは、各デメリットについて解説するので、気になる方は一度チェックしてください。

 

施工に時間がかかる

ジョリパットは施工に2~3日かかります。

天候によっては工期が長くなる可能性もあるので、新築住宅の施工などを予定している方は注意が必要。

工期が長引いた時に備え、スケジュール調整を行うことをおすすめします。

 

職人によって仕上がりが変わる

ジョリパットは現場で職人が施工する関係上、仕上がりが変わってくるのもデメリットです。

職人の知識・技術・経験によっては想像していなかった仕上がりになる可能性があります。

 

汚れがつきやすい

ジョリパットは凹凸のデザインが多いため、汚れがつきやすい点に注意してください。

 

高圧洗浄で剥がれる可能性がある

ジョリパットは高圧洗浄で剥がれる可能性があります。

凹凸のデザインがあるのが高圧洗浄で剥がれやすくなる理由。

 

伸縮性に優れた塗料が使えなくなる

新築住宅の施工などでジョリパットを用いると、伸縮性に優れた塗料が使えなくなる点に注意しましょう。

 

ジョリパットを選ぶ際のポイント

ジョリパットを選ぶ際のポイントが何点か存在します。

数ある壁材をチェックし、納得した上でジョリパットを選ぶことが重要。

選ぶ際のポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

・住宅のコンセプト

・屋根・雨樋などに用いられている色との組み合わせ

・周囲の景観を損なわないか

・費用がどのくらいかかるか

・メンテナンスの頻度を少なくしたいか

ここでは、ジョリパットを選ぶ際のポイントについて解説します。

近いうち、ジョリパットを用いた新築住宅の施工などを予定している方はチェックしてください。

 

住宅のコンセプト

ジョリパットを用いるかどうか判断するために住宅のコンセプト・テーマを明確にしましょう。

住宅のコンセプト・テーマによって、選択する壁材が変わってきます。

場合によっては、ジョリパットが住宅のコンセプト・テーマに合わない可能性があります。

 

屋根・雨樋などに用いられている色との組み合わせ

屋根・雨樋などに用いられている色との組み合わせも踏まえた上でジョリパットを用いるかどうか検討してください。

 

周囲の景観を損なわないか

周囲の景観を損なわないかどうかも壁材を選ぶポイント。

周囲の建物が一体どのような壁材・塗料を用いているかチェックし、

ジョリパットを用いるかどうか検討しましょう。

新築住宅の施工などを行う際、区市町村の景観条例も配慮することが重要です。

 

費用がどのくらいかかるか

ジョリパットの費用をチェックした上で新築住宅の施工などに用いるかどうか判断しなければなりません。

新築住宅の施工などを行う前に一体どのくらいの予算を用意できるか把握してください。

 

メンテナンスの頻度を少なくしたいか

メンテナンスの頻度を少なくしたいかどうかもジョリパットを用いるかどうか判断するポイント。

壁材によって耐用年数が異なります。

リノベーション・リフォームなどの頻度を最小限に抑えたい方はジョリパットを用いてはいかがでしょうか?

 

ジョリパットを長持ちさせるためのポイント

ジョリパットを用いる際、どのように長持ちさせるかも押さえておくことが重要です。

メンテナンスにおける主なポイントは以下の2つ。

定期的にメンテナンスを行う 高圧洗浄を行わない ここでは、

ジョリパットを長持ちさせるポイントについて解説します。

 

定期的にメンテナンスを行う

定期的にメンテナンスを行い、ジョリパットが消耗しているかどうか把握してください。

 

高圧洗浄を行わない

ジョリパットについた汚れを高圧洗浄で洗い流さないのも長持ちさせるポイントです。

塗膜が剥がれないようにメンテナンスを行いましょう。

 

ジョリパットの色を選ぶ際に何をチェックすれば良いか

外壁をどの色にするかで住宅の雰囲気が変わってきます。

ジョリパットの色を選ぶ際、チェックしておきたいものがいくつか存在します。

・色見本

・カラーシミュレーション

・ジョリパットを用いている住宅

数多くの色に目を通し、住宅のコンセプト・テーマに適した色を見つけてください。

ここでは、ジョリパットの色を選ぶ際に用いられるものについて取り上げます。

 

色見本

色見本で塗装した際の色味をチェックするのが重要。

塗膜の質感を把握できるのも色見本のメリットに挙げられます。

面積によって塗料の見え方が変わってくるので、A4サイズ以上の色見本を用いることをおすすめします。

 

カラーシミュレーション

カラーシミュレーションはPCに写真を取り込んだ後、

専用ソフトで複数の色の組み合わせをシミュレーションすること。

複数の色の組み合わせを検討した上で外壁や屋根などの色を決められるのがメリットです。

インターネット上にカラーシミュレーションサイトがあるので、気になる方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

 

ジョリパットを用いている住宅

ジョリパットを用いている住宅を参考にするのもジョリパットの色を決める方法。

さまざまな施工事例から住宅のコンセプト・テーマを明確にしましょう。

 

外壁補修・塗装などを行う際は屋根塗装などを同時に行うのがおすすめ

外壁補修・塗装などを行う際、屋根塗装や雨樋の補修などを同時に行うことをおすすめします。

同時に行うことで足場の設置・撤去にかかる費用を抑えることが可能。

足場を設置するかどうかによって、外壁補修・塗装などの費用が変わってきます。

 

ジョリパットを用いた施工を行う業者の選び方

ジョリパットを用いた施工を行う際、どの業者に依頼するか検討しなければなりません。

トラブルを避けるためにも、業者に関する情報収集を十分行いましょう。

業者を選ぶ際のポイントは以下の通り。

・自社で施工しているか

・創業・設立年はいつか

・過去の施工事例

・在籍している職人

・相談・見積りなどにおけるスタッフの対応

・見積書に記載されている内容

・保証内容が充実しているか

・施工エリアが一体どこか

ここでは、業者の選び方について取り上げます。

 

自社で施工しているか

気になる業者を見つけたら、自社の職人で施工しているかどうかチェックしてください。

下請け業者がジョリパットを用いた施工を行う場合、中間マージンが発生します。

費用を少しでも抑えたいと感じている方は、自社で施工している業者を中心に探してはいかがでしょうか?

 

創業・設立年はいつか

長年にわたってジョリパットを用いた施工を行っている業者に依頼したい場合、

創業・設立年をチェックすることをおすすめします。

創業・設立してから歴史が短い業者の場合、

創業者のプロフィールなどから新築住宅の施工などの経験が豊富かどうか把握してください。

 

過去の施工事例

過去の施工事例も業者を選ぶ決め手。

業者の公式サイトに掲載されている施工の写真をはじめ、

施工内容・工期・費用などを参考に納得のいく施工を行うか検討しましょう。

また、どのような施工に携わってきたかを知るために業者の口コミもチェックすることが重要です。

依頼人が施工に納得しているかどうかなどを把握できます。

 

在籍している職人

気になる業者を見つけたら、どのような職人が在籍しているかチェックしましょう。

取得している資格などを踏まえ、納得のいく施工を行うかどうか判断することになります。

 

相談・見積りなどにおけるスタッフの対応

相談・見積りなどにおけるスタッフの対応も選ぶポイントです。

分かりやすい言葉でジョリパットなどについて説明しているかどうかチェックしてください。

分からない専門用語が出てきた場合、業者に質問し、疑問を解消することが重要。

 

また、不安を煽り、契約を急かさないかどうかも判断基準に挙げられます。

新築住宅の施工などの契約をその日のうちに結ぶのではなく、

冷静な判断で契約を結ぶか検討しなければなりません。

家族や信頼できる友人などに業者と契約を結ぶかどうかの相談を行うことをおすすめします。

 

見積書に記載されている内容

ジョリパットを用いた施工を行う際、見積書に記載されている内容をチェックしなければなりません。

見積書に目を通すことで施工内容について把握できるかを踏まえた上で契約を結びましょう。

見積書には、ジョリパットを用いた施工に関する情報が記載されています。

主に以下のポイントをチェックしてください。

・ジョリパットのパターン

・ジョリパットの数量

・ジョリパットの単位

・ジョリパットの単価

・施工内容 費用の内訳

・合計金額

・保証期間

・業者の所在地

・備考欄

備考欄にジョリパットを用いた施工に関する詳細が記載されています。

新築住宅の施工などについて相談するためにも、業者の所在地も把握する必要があります。

 

保証内容が充実しているか

ジョリパットを用いた施工を行った後も定期的に住宅のメンテナンスを行い、不具合を解消することが重要です。

業者が一体どのような保証を用意しているかチェックし、相談するか検討してください。

 

施工エリアが一体どこか

施工エリアは業者によって異なります。

業者の所在地が遠ければ遠い程、職人が現場を訪れるのに時間がかかる可能性があるので注意が必要。

また、施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者も存在します。

 

まとめ

ジョリパットは数多くのパターンが存在する壁材。

住宅のコンセプト・テーマに適したパターンを見つけ、新築住宅の施工などを行うことが重要です。

パターンをチェックする際、周囲の景観を損なわないかどうか配慮しましょう。

納得のいく施工を行うためにも、ジョリパットの扱いに慣れた業者に一度相談してください。

相談する前に質問する内容を一度整理してはいかがでしょうか?

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

焼杉外壁で後悔したくない方へ!焼杉外壁のメリット・デメリットについて解説|平塚・株式会社いらか|

焼杉外壁で後悔したくない方へ!焼杉外壁のメリット・デメリットについて解説

成田 崇
成田 崇
外壁材によって耐用年数などが変わってきます。

住宅によって用いられている外壁材が異なります。

住宅のリノベーション・リフォームなどを行う際、どの外壁材を用いるか検討することが重要。

住宅に用いられる外壁材の1つに焼杉外壁が挙げられます。

単語自体は聞いたことがあるものの、一体どのような外壁材なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は住宅のリノベーション・リフォームなどで後悔したくない方に向けて、

焼杉外壁のメリット・デメリットなどについて解説します。

外壁材などに興味のある方は一度参考にしてください。

 

焼杉外壁とはそもそも何か

焼杉外壁は杉板を焼き、表面を炭化させた外壁材です。

愛媛県や瀬戸内海の島々で焼杉外壁が用いられた歴史があります。

 

 

住宅で後悔しないために知っておきたい焼杉外壁のメリット

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどで公開しないためにも、

焼杉外壁に一体どのようなメリットがあるか押さえましょう。

主なメリットは以下の通り。

・優れた耐火性

・ナチュラルな風合いが楽しめる

・立地条件によっては長持ちする

・張り替えを容易に済ませられる

・断熱性に優れている

・重量による負荷を軽減できる

・洋風住宅・和風住宅に馴染む

・林業の活性化に貢献できる

・廃番がない

ここでは、焼杉外壁の各メリットについて解説します。

住宅のメンテナンスを行う際の参考にしてください。

 

優れた耐火性

焼杉外壁は耐火性に優れているのがメリット。

火災が発生した際、火が燃え広がりにくいです。

 

ナチュラルな風合いが楽しめる

ナチュラルな風合いを楽しめるのも焼杉外壁のメリットに挙げられます。

木目やランダムな色合いだけでなく、年数の経過と共に変色するのも特徴の1つ。

炭独特の光沢や陰影を楽しみたい方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

 

 

 

立地条件によっては長持ちする

焼杉外壁は炭化作用により、防虫・防腐性に優れています。

乾燥しやすい場所だと、50年以上長持ちする場合もあります。

炭化部分があると塗装が不要になるため、住宅のメンテナンスにかかる費用を抑えられるのもポイント。

 

張り替えを容易に済ませられる

張り替えを容易に済ませられるのも焼杉外壁のメリットです。

メンテナンスする際、傷んだ部分を交換するだけで済みます。

 

断熱性に優れている

焼杉外壁は熱伝導率が低く、断熱性に優れているのもポイント。

触れても熱くなりにくいので、新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際は焼杉外壁を用いるか検討してください。

 

重量による負荷を軽減できる

焼杉外壁は軽量かつ丈夫なのもメリットに挙げられます。

躯体にかかる負荷を軽減できます。

 

洋風住宅・和風住宅に馴染む

横張りにすれば洋風な仕上がりになるのに対し、縦張りにすると和風な仕上がりになります。

洋風住宅・和風住宅のどちらにも馴染むため、

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどに用いる外壁材に迷っている方は焼杉外壁を検討してください。

 

林業の活性化に貢献できる

焼杉外壁は自然素材のため、環境負荷が低いのもメリットに挙げられます。

日本の木材を用いることで林業の活性化に貢献できます。

 

廃番がない

焼杉外壁はメーカー製品ではないため、廃番がないのもメリット。

外壁材を選ぶ際、廃番が心配だと感じている方も多いのではないでしょうか?

 

住宅で後悔しないために知っておきたい焼杉外壁のデメリット

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどで後悔しないためにも、

焼杉外壁のデメリットについて押さえる必要があります。

主なデメリットは以下の通りです。

・手で触ると汚れる

・変形する場合がある

・木目・色彩にバラつきがある

・カビ・藻などが発生する場合がある

・地域によっては焼杉外壁を使用できない

・施工にかかるコストが高い

・納期に時間がかかる可能性がある

ここでは、焼杉外壁を住宅に用いる際のデメリットについて取り上げるので、

住宅について関心のある方は一度チェックしてください。

 

手で触ると汚れる

焼杉外壁の表面は炭のため、手で触ると汚れてしまいます。

住宅に焼杉外壁を用いる際は寄りかからないようにしてください。

また、洗濯物を干す場所を検討しましょう。

焼杉外壁に洗濯物が触れると、汚れてしまう可能性があります。

 

変形する場合がある

乾燥などにより、割れ・反り・ねじれなどの変形が起きる場合があるのも焼杉外壁を用いるデメリット。

気になる部分を見つけた際は補修を行わなければなりません。

 

木目・色彩にバラつきがある

焼杉外壁は自然素材のため、材質が不均一です。

木目・色彩にバラつきがあることを理解した上で新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行ってください。

 

カビ・藻などが発生する場合がある

湿気が多いと、カビ・藻などが発生しやすくなります。

住宅が湿気の多い場所に建っている場合、焼杉外壁以外の外壁材も検討してください。

 

地域によっては焼杉外壁を使用できない

外壁に木材を用いる際、建築基準法に配慮することが重要です。

準防火地域・防火地域・法22条指定区域が指定されている場所で使用できない可能性があるのもデメリット。

焼杉外壁の下地を防火性のある構造にしなければなりません。

準防火地域・防火地域・法22条指定区域で焼杉外壁を用いる際は業者に一度相談することをおすすめします。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどで後悔しないためにも、業者から適切なアドバイスを受けましょう。

 

施工にかかるコストが高い

杉板を1枚ずつ取り付けなければならないため、施工にかかるコストが高くなる可能性があるのに注意が必要。

 

納期に時間がかかる可能性がある

焼杉外壁は基本的に受注生産です。 納期に時間がかかる場合もあります。

成田 崇
成田 崇
新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを予定している方は、

焼杉外壁の納期も配慮してください。

 

焼杉外壁とは一体どのように作られるのか

焼杉外壁は一体どのように作られるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

外壁材によって製造方法が異なります。 焼杉外壁の製造方法として、以下の2つが挙げられます。

・手焼き

・バーナー焼き

ここでは、焼杉外壁の製造方法について解説するので、外壁材に関心のある方は参考にしてください。

 

手焼き

手焼きは杉板を三角形の筒状に縦置きした後、内側から焼き上げる製法。

杉板の表面を焼きつけることができるのに加え、厚い炭素層を形成できるのが特徴です。

手間がかかるのがデメリットに挙げられます。

 

バーナー焼き

バーナー焼きは工場でベルトコンベアに乗せた杉板をバーナーで焼き上げる製法。

大量生産しやすいのがメリットです。

手焼きに比べて炭化層が薄いので、耐久性が劣る点に注意しなければなりません。

 

焼杉外壁を住宅に用いるかどうか判断するポイント

多くの方が焼杉外壁を住宅に用いるかどうか迷っているのではないでしょうか?

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどで納得のいく施工を行う際、用いるか判断するポイントを押さえるのが重要。

主な決め手は以下の通りです。

・住宅のコンセプト、テーマ

・どのくらいの予算を用意できるか

・住宅の立地条件

・焼杉外壁を用いた住宅の施工事例

・メンテナンスの負担を軽減したいか

・周囲の景観を損なわないか

ここでは、焼杉外壁を住宅に用いるかどうか判断するポイントについて解説します。

 

住宅のコンセプト・テーマ

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームを行う際、住宅のテーマ・コンセプトを明確にしてください。

住宅のテーマ・コンセプトにより、デザインが変わってきます。

焼杉外壁を用いる際、住宅のテーマ・コンセプトに適しているかどうか判断しましょう。

また、住宅のコンセプト・テーマを明確にする際、家族から意見を聞くことをおすすめします。

家族がどのような住宅に住みたいかだけでなく、

メンテナンスや間取りなどの悩みを汲み取った上で施工を進めていく必要があります。

 

どのくらいの予算を用意できるか

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームにかけられる予算を踏まえ、

焼杉外壁を用いるかどうか判断するポイント。

予算によっては、別の外壁材も選択肢に入れることをおすすめします。

成田 崇
成田 崇
住宅のメンテナンスなどに関心のある方は業者に予算の悩みを相談してはいかがでしょうか?

 

住宅の立地条件

住宅の立地条件も焼杉外壁を用いるかどうかの決め手になります。

準防火地域・防火地域・法22条指定区域に指定されている場合、別の外壁材もチェックしてください。

 

焼杉外壁を用いた住宅の施工事例

SNSなどで焼杉外壁を用いた住宅の施工事例を一通りチェックするのも

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームを行う上で重要です。

InstagramなどのSNSに投稿されている焼杉外壁を用いた住宅の写真に目を通し、

焼杉外壁を用いるか判断してはいかがでしょうか?

 

メンテナンスの負担を軽減したいか

メンテナンスの負担を軽減したいかどうかも焼杉外壁を用いるかどうかの判断基準。

外壁材によって耐久性が異なります。

焼杉外壁は傷みにくいので、メンテナンスしやすいです。

長期にわたって住み続けるかどうかを踏まえ、外壁材選びを行いましょう。

 

周囲の景観を損なわないか

周囲の景観を損なわないかどうかも焼杉外壁を選ぶ決め手。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際、周囲の景観をチェックする必要があります。

使用する外壁材や塗料の色などによって、周囲の景観が損なわれてしまうかもしれません。

また、区市町村が定めている景観法に違反していないかどうかも外壁材を選ぶポイントです。

景観法は地域によって異なります。

 

外壁材には一体どのような分類があるのか

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際、外壁材の分類を押さえておくことをおすすめします。

各分類の特徴を踏まえ、納得のいく施工を行いましょう。

外壁材の分類は以下の通り。

・板張り

・塗り壁

・金属系サイディング

・窯業系サイディング

ここでは、板張りなどの特徴について解説します。

 

板張り

板張りは木目の美しさを楽しめるだけでなく、断熱性に優れています。

焼杉外壁は板張りの1種です。

焼杉だけでなく、木材塗装や薬剤含浸で木材の腐食などを対策するのが特徴。

住宅のコンセプト・テーマに応じて、木材塗装や薬剤含浸も検討してください。

 

塗り壁

塗り壁は現場で生成したモルタル・漆喰などを左官工事で仕上げます。

耐火性・耐水性に優れているのがメリットに挙げられます。

独特の質感が得られるのもポイント。

汚れが目立ちやすいので、こまめにメンテナンスを行わなければなりません。

また、ひび割れが起きやすいのもデメリットです。

職人の技術によって仕上がりが変わるため、塗り壁の施工に慣れている業者に依頼する必要があります。

 

金属系サイディング

金属系サイディングは、鋼板・アルミ・ステンレスなどの金属板の裏面に発泡樹脂を裏打ちした外壁材。

断熱性に優れています。

また、強度に優れているのもメリットに挙げられます。

施工にかかるコストが高くなるのに加え、施工技術者が限られている点に注意しなければなりません。

サビや塗装の剥がれが起きていないかチェックし、適切なメンテナンスを行ってください。

 

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントを主原料にした外壁材を指します。

窯の中で高熱処理されることから窯業系サイディングと呼ばれています。

多くの住宅に用いられている外壁材の1つ。

新規住宅の施工などにかかる費用を安く抑えられます。

また、耐火性に優れているのも窯業系サイディングのメリットです。

カラーバリエーションが豊富なので、住宅のコンセプト・テーマに合った色があるかどうかチェックしてはいかがでしょうか?

水を含みやすいので、定期的にメンテナンスを行い、住宅の不具合を解消しなければならないのがデメリットです。

 

焼杉外壁取り扱っているメーカー

焼杉外壁を取り扱っているメーカーは複数存在します。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際、

外壁材を取り扱っているメーカーについて知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、焼杉外壁を取り扱っているメーカーを紹介するので、気になる方は一度チェックしてください。

 

共栄木材

共栄木材は焼杉の工場生産を日本で最初に始めたメーカー。

関西圏にマーケットを拡大させています。

モダンな建物の外壁に共栄木材の焼杉外壁が用いられている場合があります。

販売されている焼杉外壁は以下の4種類。

美杉 クロ クロ塗装 モダンブラック 受注生産のため、注文を受けてから焼杉外壁を製造します。

納期は通常2~3週間かかります。

数量・受注状況によって納期が変わるため、注文する際は注意が必要。

 

中本造林

中本造林は山林経営から木製品の製造・販売まで行っているメーカーです。

焼杉を工業製品化し、全国規模の流通ルートに乗せています。

広島県の工場と徳島県の工場で製造。

焼杉材のシェア率は約40%です。

施工後の収縮を軽減するため、時間をかけて杉を乾燥させているのが特徴に挙げられます。

乾燥させた後、倉庫の中で杉を養生。

木材加工に最適な含水率に仕上げます。

また、色艶が良い木表を使用面としているのも中本造林の特徴です。

羽毛立ちが出にくいのに加え、耐久性にも優れているのがメリット。

また、焼杉材を作る際は柔らかい部分をワイヤーブラシで磨き、木目の硬い部分を浮き立たせています。

焼杉外壁の種類が複数存在するので、気になる方は中本造林の外壁材を一度チェックしてください。

 

トゥモローズウェイ株式会社

トゥモローズウェイ株式会社は焼杉外壁の製造・販売に携わっているメーカー。

長野県駒ヶ根市に本社があります。

炭化層の厚さを確保するため、手焼きを採用しています。

オンラインショップも運営しているので、気になる方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

 

天龍焼杉

天龍焼杉は焼杉外壁を作る際、手焼きで行っています。 天竜川流域の植林された杉を用いているのも特徴に挙げられます。

取り扱っている商品は以下の通り。

・天龍焼杉 平板

・天龍焼杉 押え縁

天龍焼杉 平板は1枚1枚こだわって焼き上げています。

天龍焼杉 押え縁は焼杉板のつなぎ目に用いられます。

 

焼杉外壁の施工を行う業者を選ぶポイント

焼杉外壁を用いた施工で後悔しないためにも、信頼できる業者を見つけることが重要。

人によっては、一体どの業者に任せれば良いか悩んでいるのではないでしょうか?

業者を選ぶ主なポイントは以下の通りです。

・過去の施工事例

・在籍しているスタッフ

・スタッフの対応が適切か

・見積書に記載されている内容

・保証内容が充実しているか

ここでは、業者を選ぶ際のポイントについて解説します。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、焼杉外壁を用いた施工を行った経験が豊富かどうかチェックしてください。

施工の写真をはじめ、施工内容や工期、費用などを把握し、納得のいく施工を行うかどうか判断することになります。

 

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかも選ぶ決め手。

公式サイトに掲載されているスタッフのプロフィールから取得している資格などをチェックし、

納得の施工を行うか判断してください。

 

スタッフの対応が適切か

相談・見積りなどにおけるスタッフの対応が適切かどうかを踏まえ、契約を進めていくことになります。

専門用語を多く用いていないかどうかだけでなく、契約を急かさないかどうかチェックしましょう。

業者によっては、費用や施工内容などについて説明する際に分かりやすい言葉を用いています。

見積りなどで分からない言葉が出てきた際、質問することをおすすめします。

 

見積書に記載されている内容

見積書に記載されている内容も業者を選ぶ決め手。

使用する部材をはじめ、部材の数量や単価、費用の内訳、費用が相場の範囲内かどうかなどを細かくチェックし、

納得した上で契約を進めていきます。

見積書に記載されている内容について分からない部分がある場合、業者に質問してください。

トラブルを避けるためにも、疑問を解消することが重要です。

 

保証内容が充実しているか

焼杉外壁を用いた施工を行った後も住宅のメンテナンスを行わなければなりません。

業者によって、保証内容が異なる点に注意が必要です。

定期点検をいつ行うかなどをチェックした上で相談することをおすすめします。

 

まとめ

焼杉外壁を用いた施工で後悔しないためにも、住宅のテーマ・コンセプトなどを検討することが重要。

耐火性や断熱性が優れているなどのメリットがあるのに対し、

施工にかかる費用が高額になるなどのデメリットがあるのに注意しなければなりません。

外壁材によって、住宅の雰囲気が変わってきます。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを予定している方は、信頼できる業者に一度相談してください。

 

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

築20年以内の方へ、窯業系外壁サイディングの問題点とは?!|平塚・株式会社いらか|

築20年以内の方へ、窯業系外壁サイディングの問題点とは?!

成田 崇
成田 崇
築20年以内の住宅に住んでいる方の中には、外壁のメンテナンスを近いうちに予定している方も一定数いるのではないでしょうか?

外壁は住宅の外観に関わる部分の1つ。

状態によって、住宅の雰囲気が変わってきます。

思い入れのある住宅に長期間住み続けるためにも、定期的に外壁などのメンテナンスを行うことをおすすめします。

 

今回は窯業系外壁サイディングの問題点について触れていくので、気になる方はチェックしてください。

 

窯業系外壁サイディングとは一体何か

窯業系外壁サイディングは繊維質をセメントに混ぜた外壁材。

板状に薄く加工されています。

窯の中で高熱処理が施されるため、窯業系と名付けられているのが特徴に挙げられます。

多くの住宅に用いられているので、窯業系外壁サイディングを耳にした方が多いのではないでしょうか?

 

窯業系外壁サイディングの問題点

窯業系外壁サイディングのメンテナンスを行う際、一体どのような問題点があるか把握することが重要。

主な問題点として、以下のものが挙げられます。

・定期的にメンテナンスが必要

・水を含みやすい

・蓄熱性がある

ここでは、窯業系外壁サイディングにおける問題点について取り上げるので、

外壁のメンテナンスを予定している方は参考にしてください。

 

定期的にメンテナンスが必要

窯業系外壁サイディングはこまめにメンテナンスを行わなければなりません。

10年に1回の頻度で外壁塗装を行う必要があります。

メンテナンスを怠り続けると、劣化が進行します。

成田 崇
成田 崇
サイディングのメンテナンスについては、

こちらの動画でもお話ししていますのでぜひご覧ください

 

水を含みやすい

窯業系外壁サイディングは耐水性がないため、水を含みやすいのも問題点の1つ。

塗膜が剥がれてしまうと、劣化を促進させてしまいます。

サイディングボードとサイディングボードの接着面に用いられているシーリング材が経年劣化で切れてしまうと、

水を含みやすくなる点にも注意しなければなりません。

外壁のメンテナンスを行う際は窯業系外壁サイディングにひび割れや変形が発生していないかチェックしてください。

 

蓄熱性がある

窯業系外壁サイディングに用いられているセメントは熱を吸収しやすいです。

熱を溜め込み続けた結果、室温が高くなりやすくなります。

室温によって、エアコンの使用頻度が変わってくるので注意が必要。

暑さ対策のために断熱効果・遮熱効果のある塗料で外壁塗装することをおすすめします。

 

窯業系外壁サイディングを用いるメリット

窯業系外壁サイディングは問題点ばかりではありません。

外壁のメンテナンスを行う際、どうして窯業系外壁サイディングが多くの住宅に用いられているのかを押さえておくことが重要。

主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・色

・デザインのバリエーションが豊富

・施工期間が短く済む

・優れた耐火性

・初期費用が安い

ここでは、窯業系外壁サイディングを住宅に用いるメリットについて取り上げます。

 

色・デザインのバリエーションが豊富

色・デザインのバリエーションが豊富なのが窯業系外壁サイディングのメリット。

住宅のテーマ・コンセプトに応じた外壁のデザインを選びやすいです。

外壁のデザインにこだわっている方も多いのではないでしょうか?

 

施工期間が短く済む

サイディングボードをそのまま用いることができるため、施工期間が短く済むのもメリットに挙げられます。

外壁の張り替え工事などを短く済ませたい方は窯業系外壁サイディングを用いるかどうか検討してください。

 

 

優れた耐火性

耐火性に優れているのも窯業系外壁サイディングのメリットです。

防火外壁材と呼ばれています。

耐火等級で3等級から4等級に対応。

 

初期費用が安い

窯業系外壁サイディングは他の外壁材に比べて工期が短く済むため、初期費用を抑えられます。

新築住宅の施工やリノベ・リフォームで外壁にかける費用を抑えたいと感じ、

窯業系外壁サイディングを用いている方もいるのではないでしょうか?

 

窯業系外壁サイディングのメンテナンスを行う業者の選び方

窯業系外壁サイディングのメンテナンスを行う際、どの業者に依頼するかが重要。

数多くの業者が外壁塗装などに携わっています。

情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つけましょう。

ここでは、窯業系外壁サイディングのメンテナンスを行う業者の選び方について触れていきます。

 

窯業系外壁サイディングの扱いに慣れているか

過去の施工事例から窯業系外壁サイディングの扱いに慣れているかどうかチェックしてください。

納得のいく施工を行うと判断した場合、相談・契約を進めることが重要です。

 

スタッフとコミュニケーションを取りやすいか

スタッフとコミュニケーションを取りやすいかどうかも選ぶ決め手。

口コミでスタッフの対応についてチェックすることをおすすめします。

また、トラブルを避けるために契約を急かす業者を避けることが重要です。

 

見積書に記載されている内容

見積書に目を通し、メンテナンスに関する詳細を把握しましょう。

使用する部材などについて分からないことがある際、業者に質問してください。

 

保証内容

窯業系外壁サイディングのメンテナンスを終えた後も定期的に住宅のメンテナンスを行う必要があります。

業者が一体どのような保証を用意しているかを把握した上で相談することをおすすめします。

 

まとめ

築20年以内の住宅に用いられている窯業系外壁サイディングに何かしらの不具合が発生する可能性があるので、

定期的にメンテナンスを行いましょう。

施工期間が短く済むなどのメリットがある反面、水を含みやすいなどの問題点もあります。

信頼できる業者に住宅に関する相談を行い、悩みを解消してください。

 

 

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

ジョリパットで外壁をおしゃれにしたい方へ!おすすめの色について解説|平塚・株式会社いらか|

ジョリパットで外壁をおしゃれにしたい方へ!おすすめの色について解説

成田崇
成田崇

リノベーション・リフォームなどで外壁などをどのように仕上げるかが重要です。

多くの方が住宅の外観にこだわりたいと感じているのではないでしょうか?

どのような外観に仕上げるかにより、住宅の雰囲気が変わってきます。

外壁材の種類は多岐にわたります。

リノベーション・リフォームなどで納得のいく施工を行うためには、どの外壁材を用いるか検討しましょう。

今回はジョリパットのおすすめの色について取り上げます。

住宅のメンテナンスに関心のある方は一度参考にしてください。

 

ジョリパットとは

ジョリパットはアイカ工業株式会社から製造・発売されている外壁材。

1975年の発売以来、機能・仕上げ・色の改良を重ね続けています。

建物の外壁だけでなく、内装に用いられている場合があります。

 

ジョリパットのメリット

ジョリパットで外壁のメンテナンスを行うメリットは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

外壁材ごとにメリット・デメリットが異なります。

各外壁材の特徴を踏まえ、リノベーション・リフォームなどを進めることが重要。

ジョリパットの主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

カラーバリエーション・デザインが充実している

・色褪せしにくい

・他の素材と合わせやすい

・親水性に優れている

・防カビ性、防藻性に優れている

・低刺激 耐久性に優れている

これからリノベーション・リフォームなどを予定している方に向けて、ジョリパットの各メリットについて説明します。

 

カラーバリエーション・デザインが充実している

カラーバリエーション・デザインが豊富なのがジョリパットのメリット。

リノベーション・リフォームなどを行う際、自分好みの外壁材を用いたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

数あるカラーバリエーション・デザインの中から気に入ったデザインを選ぶことをおすすめします。

バリエーションは以下の通り。

・スクラッチパターン

・ラフパターン

・ローラーパターン

・ニューエイジングアート

・ボーダーパターン

・ソフトパターン

・クリフパターン

・ジョリパットシルキーパレット

・マテリアルパターン

・スプレーパターン

・ジョリパットゼロ

・ジョリパット爽土

・ジョリコート

・ジョリパットフレッシュ

カラー・デザインによって住宅の雰囲気が変わってきます。

ジョリパットを外壁に用いたいと感じている方は各バリエーションの特徴をチェックしてください。

 

色褪せしにくい

ジョリパットは耐候性に優れているのもメリットに挙げられます。

色褪せしにくいため、外観を美しく保ちやすいです。

メンテナンスの負担を軽減するために外壁塗装の頻度を減らしたいと感じている方は

ジョリパットを用いるか検討してはいかがでしょうか?

 

他の素材と合わせやすい

他の素材と合わせやすいのもジョリパットを用いるメリット。

木材や金属などの素材を組み合わせ、住宅に統一感を出すことができます。

リノベーション・リフォームなどを行う際、ジョリパットと一体何を組み合わせるか一度検討することをおすすめします。

 

親水性に優れている

ジョリパットは親水性に優れています。

汚れがついても洗い流しやすいです。

外壁を美しく保ちたいと感じている方は、ジョリパットを選択肢に入れるか検討してください。

 

防カビ性・防藻性に優れている

防カビ性・防藻性に優れているのもジョリパットのメリット。

外壁材を選ぶ際、カビや藻などの対策を行いたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

カビや藻は住宅の景観を損なう原因です。

また、外壁材などを劣化させるので、思い入れのある住宅に長く住み続けたい方はカビや藻に注意しなければなりません。

 

低刺激

ジョリパットのメリットに低刺激が挙げられます。

ホルムアルデヒドの放出量が少なく、安全性を意識している方におすすめ。

子供やペットがいる方はジョリパットを用いるかどうか業者に相談してはいかがでしょうか?

 

耐久性に優れている

耐久性に優れているかどうかも外壁材を選ぶポイント。

ジョリパットは耐久性も優れています。

 

ジョリパットのデメリット

ジョリパットを外壁に用いるかどうか判断するためには、一体どのようなデメリットがあるかチェックすることが重要です。

主なデメリットは以下の通り。

デザインによっては汚れがつきやすい

工期が長くなる 費用がかかる

高圧洗浄で剥がれる可能性がある

職人によって仕上がりに差がある

ここでは、ジョリパットの各デメリットについて解説します。

リノベーション・リフォームなどを予定している方は一度参考にしてください。

 

デザインによっては汚れがつきやすい

凹凸のあるデザインの場合、汚れが溝に溜まりやすくなる点に注意しなければなりません。

汚れを見つけた際は、外壁の洗浄を行いましょう。

 

工期が長くなる

ジョリパットはデザインや仕上げが複雑なので、工期が長くなる可能性があります。

施工後に乾燥・硬化に時間を要するのも工期が長くなる理由。

乾燥・硬化が不十分な場合、耐久性や仕上がりに影響が出ます。

また、悪天候によって工期が長くなる場合もあるため、リノベーション・リフォームなどを予定している方は注意してください。

 

費用がかかる

材料費や工期がかかるため、費用が高額になるのもジョリパットを外壁に用いるデメリット。

複雑なデザインに仕上げる場合、手間や材料費などのコストがかかる点に注意しましょう。

 

高圧洗浄で剥がれる可能性がある

ジョリパットは高圧洗浄で剥がれる可能性があるのもデメリットに挙げられます。

経年劣化している場合、塗膜が剥がれないようにメンテナンスを進めることが重要です。

 

職人によって仕上がりに差がある

職人の技術によって仕上がりに差があるのもジョリパットのデメリット。

納得のいく仕上がりにするためには、熟練した知識・技術が求められます。

 

ジョリパットでおすすめの色

ジョリパットを用いた外壁のメンテナンスを行う際、どの色にするか迷っている方も多いのではないでしょうか?

数ある色の中から、気に入った色を見つけることが施工を行う上で重要。

おすすめの色として、以下のものが挙げられます。

・クリーム

・ベージュ

・アイボリー

・グレー

・緑

ここでは、ジョリパットでおすすめの色について解説します。

気になる方は一度参考にしてください。

 

クリーム

クリームは明るい雰囲気を演出できます。

周囲の景観に馴染みやすいのもメリット。

汚れも目立ちにくいので、色選びに悩んでいる方は選択肢に入れてはいかがでしょうか?

また、表面温度が上がりにくいのもクリームのメリットに挙げられます。

 

ベージュ

ベージュもクリーム同様、汚れが目立ちにくい色です。

落ち着いた雰囲気を演出できるのに加え、建物を大きく見せられるのもメリット。

洋風の住宅だけでなく、和風の住宅にも合わせやすいです。

周囲の景観に馴染みやすいので、ジョリパットを用いる際は選択肢に入れることをおすすめします。

 

アイボリー

アイボリーは黄みの薄い灰色。

明るい雰囲気を演出します。

黒をはじめ、他の色に合わせやすいのもメリットです。

クリーム・ベージュ同様、汚れにくいので、ジョリパットを用いる際はチェックしてください。

グレー

グレーも汚れが目立ちにくい色です。

重厚感やモダンな雰囲気を演出できます。

周囲の景観に合わせやすいのもポイント。

さまざまな色との相性が良いので、グレーを用いるか検討してはいかがでしょうか?

 

緑はカビや藻を目立ちにくくできるのがメリット。

色褪せを気にしている場合、淡めの緑を用いることをおすすめします。

爽やかな印象や落ち着いた雰囲気を演出できます。

 

汚れが目立ちやすい色

ジョリパットの色によっては、汚れが目立ちやすくなる点に注意しなければなりません。

汚れが目立ちやすい主な色として、以下のものが挙げられます。

・黒

・白

黒や白を選ぶ際、汚れが目立ちやすいことを踏まえた上で施工を進めてください。

ここでは、汚れが目立ちやすい色について説明します。

 

黒は重厚感を演出できるだけでなく、色褪せしにくい点がメリット。

ホコリや黄砂などによる汚れが目立ちやすいので、ジョリパットを用いた施工を行う際は注意しなければなりません。

 

白は清潔感のある色です。 光の反射率が高く、表面温度を抑えられます。

黒同様、汚れが目立ちやすいのがデメリット。

白系統の色を用いたいと感じている方はクリームやアイボリーなども検討してはいかがでしょうか?

 

ジョリパットの色を選ぶポイント

ジョリパットの色を選ぶ際、以下のポイントを押さえることをおすすめします。

・住宅のコンセプト

・屋根やサッシなどの色

・面積効果を意識する

・カラーシミュレーションを利用する

・サンプルをチェックする

・周囲の建物に馴染みやすいか

住宅のコンセプトなどを踏まえ、最終的にどの色にするか判断しなければなりません。

ここでは、ジョリパットの色を選ぶポイントについて触れていきます。

 

住宅のコンセプト

リノベーション・リフォームなどを行う際、住宅のコンセプトやテーマを明確にすることが重要。

コンセプトやテーマにより、選択する色が変わってきます。

家族と話し合い、どのような住宅に住みたいか検討してはいかがでしょうか?

 

屋根やサッシなどの色

ジョリパットを用いる際、全体のカラーバランスを意識しましょう。

屋根やサッシ、玄関ドアなどの色との組み合わせをチェックした上でジョリパットの色を決めることが重要です。

ジョリパットの色によっては、屋根などの色に合っていないかもしれません。

 

面積効果を意識する

外壁の面積により、明るさや彩度が変化します。

面積効果を踏まえ、ジョリパットの色を決めてください。

 

カラーシミュレーションを利用する

カラーシミュレーションを利用し、どの色にするか判断することも重要。

複数のカラーパターンをチェックした上でジョリパットの色を決めましょう。

外壁だけでなく、屋根などの色を決めるのに役立つのもカラーシミュレーションを用いるメリットです。

 

サンプルをチェックする

ジョリパットのサンプルをチェックし、施工を進めることをおすすめします。

サンプルをチェックする方法として、以下のものが挙げられます。

・ショールームを訪ねる

・業者の用意したサンプルをチェックする

 

周囲の建物に馴染みやすいか

周囲の建物に馴染みやすい色かどうかも選ぶ決め手。

色によっては周囲の景観に馴染まない場合もあります。

区市町村の景観条例に則り、リノベーション・リフォームなどを進めることが重要です。

住宅の外観が原因でトラブルに発展する可能性がある点に注意してください。

 

ジョリパットをメンテナンスする際のポイント

人によっては、ジョリパットのメンテナンスを行う際、

一体何に注意しなければならないか気になっているのではないでしょうか?

主なポイントは以下の通りです。

・つやの無い塗料を用いる

・高圧洗浄を用いない

・定期的にメンテナンスを行う

・ひび割れ防止用の塗料を用いる

ここでは、ジョリパットのメンテナンスにおけるポイントについて取り上げます。

 

つやの無い塗料を用いる

ジョリパット向けのつやの無い塗料を用いて、施工後の仕上がりを残すのがメンテナンスのポイント。

つやのある塗料を用いると、ジョリパット特有の質感が失われます。

 

高圧洗浄を用いない

高圧洗浄を用いないのもジョリパットのメンテナンスを行うポイントです。

塗膜が剥がれるのを防ぐためにブラシを用いてください。

 

定期的にメンテナンスを行う

定期的にメンテナンスを行い、住宅の劣化を防ぎましょう。

施工から5年経過すると、ジョリパットの表面が劣化していきます。

5~8年後に再塗装を行い、住宅の外観を美しく保つことが重要。

立地条件により、劣化の早さが異なる点に注意しなければなりません。

 

ひび割れ防止用の塗料を用いる

ジョリパットの再塗装を行う際、ひび割れ防止用の塗料を用いることをおすすめします。

ひび割れにより、住宅の外観が損なわれるのを防ぎましょう。

 

ジョリパットを仕上げる方法

ジョリパットをどのように仕上げるかにより、外壁の雰囲気が変わります。

リノベーション・リフォームなどを行う際、仕上げる方法について検討することが重要。

ジョリパットを仕上げる方法として、以下のものが挙げられます。

・吹き付け

・ローラー

・コテ

ここでは、仕上げる方法について解説します。

 

吹き付け

吹き付けは塗料と細かい石を混ぜて吹き付ける施工。

凹凸の細かい模様が特徴に挙げられます。

 

ローラー

ローラーはレンガ調の模様などを作れるのがメリットです。

模様に合わせて、専用のローラーを用いるのが特徴。

 

コテ

コテは手作業で模様を作ります。

施工できる模様の幅が広いのがメリットです。

 

ジョリパットの価格

ジョリパットの価格は約5,000㎡。

施工の手間がかかるタイプ・材料のグレードが高いタイプなどは価格が高くなるので、

リノベーション・リフォームを予定している方は注意してください。

他の外壁材の価格と比較し、ジョリパットを用いるかどうか検討することになります。

 

外壁だけでなく内装もリフォームするか検討することが重要

外壁だけでなく、内装の状態も気になっている方が多いのではないでしょうか?

リノベーション・リフォームを行う際は内装のメンテナンスを行うかどうか検討することをおすすめします。

 

ジョリパットを用いた施工を行う業者の選び方

外壁のメンテナンスでジョリパットを用いる際、信頼できる業者に依頼することが重要です。

リノベーション・リフォームなどに携わっている業者は数多く存在するため、

一体どこに依頼すれば良いか迷っているのではないでしょうか?

トラブルを避けるためにも、業者に関する情報収集を行わなければなりません。

業者を選ぶポイントとして、以下のものが挙げられます。

・過去の施工事例

・創業年・設立年

・在籍しているスタッフ

・見積書に記載されている内容

・保証内容が充実しているか

ここでは、ジョリパットを用いた施工を行う業者の選び方について解説します。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去の施工事例に一通り目を通すことが重要。

施工の写真だけでなく、施工内容や工期、費用などを踏まえた上で納得のいく施工を行うかどうか判断してください。

 

創業年・設立年

ジョリパットに関する知識・技術が豊富な業者に依頼したいと感じている方が多いのではないでしょうか?

創業年・設立年をチェックし、リノベーション・リフォームなどに関する経験が豊富かどうかを判断することも重要。

業者によっては歴史が短い場合があります。

歴史が短い業者に依頼するかどうか迷っている方は、

創業者のプロフィールや経営理念などからジョリパットの扱いに慣れているかどうかチェックすることをおすすめします。

 

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかも選ぶ決め手。

スタッフのプロフィールをチェックし、どのような資格を取得しているか把握した上で依頼することが重要です。

業者の口コミや問い合わせ時の対応などからコミュニケーションを取りやすいかどうか判断することをおすすめします。

 

見積書に記載されている内容

見積書に一体どのような内容が記載されているかを踏まえた上で契約を進める必要があります。

ジョリパットを用いた施工の詳細が見積書に目を通した際に把握できるかどうかが業者を選ぶ決め手。

見積書について分からないことがある際、業者に質問することをおすすめします。

チェックするポイントとして、以下のものが挙げられます。

・使用する部材

・部材の用量

・部材の単価

・施工内容

・費用の内訳

・費用が相場の範囲内か

・業者の所在地

・業者の連絡先

・保証期間

 

保証内容が充実しているか

ジョリパットを用いた施工を行った後も定期的にメンテナンスを行わなければならないため、

保証内容が充実しているかチェックすることも重要です。

業者によって、保証内容が異なります。

定期点検はいつなのかを踏まえ、相談・契約を進めてください。

 

まとめ

リノベーション・リフォームなどでジョリパットを用いる際、色やデザインを検討することが重要です。

色やデザインによって住宅の雰囲気が変わってきます。

外壁の面積や周囲の建物を踏まえ、どの色を用いるか検討しなければなりません。

外壁のメンテナンスなどについて悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?

 

 

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成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。