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コンクリート打ち放し住宅には塗装は必要?!|平塚・株式会社いらか|

コンクリート打ち放し住宅には塗装は必要?!

成田 崇
成田 崇
「コンクリート打ち放し住宅に住んでいるけど、塗装しなければいけないのか不安」

などの疑問を感じている方が多いのではないでしょうか?

コンクリート打ち放し住宅は無機質でおしゃれな仕上がりを楽しめます。

少しでも長く住み続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。

 

今回はコンクリート打ち放し住宅に塗装が必要なのかどうか解説するので、

住宅のメンテナンスに関心のある方は参考にしてください。

 

コンクリート打ち放し住宅には塗装は必要なのか

コンクリート打ち放し住宅にも塗装は必要です。

綺麗な状態を保つのはもちろん、防水性を維持して雨水の侵入を防ぐのも塗装する目的に挙げられます。

 

コンクリート打ち放し住宅における塗装の流れ

コンクリート打ち放し住宅のメンテナンスを行う際、一体どのようにして塗装が行われるかを押さえておくことが重要。

塗装の流れは以下の通りです。

下地補修

研磨

洗浄

プライマーを塗布

ベースを塗布

模様付け

クリアー材を塗布

一度の塗装でさまざまな工程が存在することに驚いている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、コンクリート打ち放し住宅における塗装の流れについて紹介します。

 

下地補修

まずは下地補修を行い、ひび割れを補修。

凹凸を無くし、綺麗な仕上がりを目指します。

 

研磨

下地補修が完了したら、専用の機械で外壁を研磨。

研磨によって、外壁が平らになります。

 

洗浄

高圧洗浄機で外壁を洗浄し、余分な汚れなどを落とします。

塗料を密着しやすくするのが洗浄の目的。

 

プライマーを塗布

洗浄後にプライマーを塗布します。

目的は下地に塗料を密着しやすくするためです。

 

ベースを塗布

プライマーの塗布が完了したら、ベースを塗布。

厚く均一な塗膜を作るためにベースの塗布を2回行います。

ハケで細かい部分を丁寧に塗布していくのがポイントです。

 

模様付け

専用のパッドで全体に模様付けを行います。

コンクリートの表面にリアルな風合いを出すのがポイント。

 

クリアー材を塗布

表面を保護するためにクリアー材を塗布します。

2回塗ることにより、厚い塗膜を作ります。

 

コンクリート打ち放し住宅が劣化しているかどうか判断するポイント

コンクリート打ち放し住宅が劣化しているかどうかを

一体どのようなポイントで判断すれば良いか疑問に感じているのではないでしょうか?

劣化しているかどうかチェックするポイントは以下の通り。

・シミなどの汚れ

・ひび割れ

普段からコンクリート打ち放し住宅の状態に気を配り、

何か不具合が起きていないか把握することが重要です。

ここでは、コンクリート打ち放し住宅が劣化しているかどうか判断するポイントについて説明します。

 

シミなどの汚れ

シミやカビなどの汚れが発生している場合、塗装するかどうか検討してください。

雨水や湿度の高さなどが原因で汚れます。

 

ひび割れ

コンクリートの乾燥収縮により、ひび割れが発生します。

雨水などが侵入し、ひび割れが起きやすくなります。

ひび割れを放置し続けた結果、雨漏りにつながるので注意が必要。

被害が大きくなる前にコンクリート打ち放し住宅のメンテナンスを行いましょう。

 

コンクリート打ち放し住宅の塗装にかかる費用のポイント

住宅によって、コンクリート打ち放し住宅の塗装にかかる費用が変わってきます。

費用に関わる主なポイントとして、以下のものが挙げられます。

・使用する塗料

・外壁の面積

・外壁がどのくらい劣化しているか

・足場が必要かどうか

・人件費

コンクリート打ち放し住宅の塗装は技術が必要なため、

場合によっては想像以上に費用がかかる可能性があるので注意してください。

 

コンクリート打ち放し住宅の塗装を行う業者の選び方

コンクリート打ち放し住宅の塗装を一体どの業者に依頼するかが重要。

情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つけましょう。

ここでは、業者の選び方について触れていきます。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去に一体どのような施工に携わっているかチェックすることをおすすめします。

施工内容や工期、費用などを踏まえ、依頼するかどうか判断してください。

成田 崇
成田 崇
㈱いらかの施工事例は☞こちらからご覧ください。

見積書に記載されている内容

見積書に一体どのような内容が記載されているかも選ぶ決め手。

使用する部材や施工する面積、足場をどのくらい設置するか、

費用の内訳などを細かくチェックした上で契約を進めていくことになります。

 

保証内容

コンクリート打ち放し住宅の塗装が済んだ後も定期的にメンテナンスを行い、不具合を解消するのが重要です。

業者が一体どのような保証を用意しているかも依頼するかどうかの判断基準。

 

まとめ

コンクリート打ち放し住宅の塗装は長期にわたって住み続けるためにも必要です。

普段からシミやカビなどが発生しているかどうかチェックすることをおすすめします。

数多くの業者が外壁塗装を行っているため、情報収集をできる限り行い、

信頼できる業者にコンクリート打ち放し住宅の塗装を依頼してください。

 

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。