2024年05月14日
外壁塗装の飛び込み営業は信用できない?!その理由とは?
長期にわたって思い入れのある住宅に住み続けるためには、定期的にメンテナンスを行い、不具合を解消するのが重要。
業者によっては、外壁塗装などの飛び込み営業を行っている場合があります。
「最近、塗装業者が飛び込み営業に来たけど、信用していいのか?」などの疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は外壁塗装の飛び込み営業は信用できない理由について解説します。
目次
外壁塗装の飛び込み営業が信用できない理由
住宅のメンテナンスを行う上で飛び込み営業がどうして信用できないのか押さえておくのが大事。
外壁塗装の飛び込み営業が信用できない理由として、以下のものが挙げられます。
・勝手に外壁の点検を行う
・契約を急かして不安を煽ろうとする場合がある
・外壁を詳しくチェックせずに見積書を作成する
・インターネット上で悪い評価が出てくる場合がある
まずは各理由について取り上げるので、近いうちに外壁塗装を予定している方は一度参考にしてください。
勝手に外壁の点検を行う
飛び込み営業を行っている業者の中には、勝手に外壁の点検を行い、外壁塗装の契約をさせようとする場合があります。
点検商法は住宅の点検のために来たと言って訪問し、施工を行わないと危険だと言って外壁塗装の契約をさせる商法。
外壁塗装に限った話ではありません。
契約を急かして不安を煽ろうとする場合がある
契約するかどうか検討する時間を与えず、契約を急かす業者も存在します。
今日中に契約をお願いするなど、不安を煽って冷静な判断をさせない業者に注意する必要があります。
外壁塗装を行う際、見積もりの内容などを踏まえ、信用できるかどうか判断した上で契約するのが大事。
業者によっては、今日中に契約すれば安くなるなどの言葉を用いて契約を迫る場合もあるので、注意してください。
外壁を詳しくチェックせずに見積書を作成する
飛び込み営業を行い、外壁を詳しくチェックせずに見積書を提示する場合があるのも信用できない理由に挙げられます。
外壁塗装を行うためには、外壁の状態などを把握するのが重要です。
状態などを詳しくチェックせずに作成された見積書は、必要な施工が記載されていないなどの問題がある場合があります。
住宅のメンテナンスを進めていく際は見積書をいきなり提示する業者に注意してください。
インターネット上で悪い評価が出てくる場合がある
インターネットで飛び込み営業を行っている業者について調べてみると、悪い評価が出てくる可能性もあります。
業者の所在地や代表者などの情報が出てこない場合、注意が必要です。
調べてみた結果、怪しいと判断した際は依頼するのを控えてください。
飛び込み営業を行っている業者の対処法
外壁塗装の飛び込み営業に困っているものの、一体どうすれば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
対処法を押さえ、トラブルを避けることが重要です。
ここでは、飛び込み営業を行っている業者の対処法について紹介します。
毅然と断る
曖昧な態度を取らず、外壁塗装を行うつもりがないと毅然と断るのが飛び込み営業の対策。
しつこく営業されないようにし、トラブルに巻き込まれないようにしてください。
契約する意思がないことを示した消費者にしつこく勧誘する行為は特定商取引法で禁止されています。
クーリング・オフ
飛び込み営業で交わした外壁塗装の契約はクーリング・オフができる可能性があります。
契約書面・申込書面を受け取ってから8日を過ぎてしまうと、
クーリング・オフができなくなる可能性があるので注意してください。
クーリング・オフを検討している場合、早めに対処しましょう。
消費者生活センターなどに相談する
消費者生活センターなどの専門機関に相談し、
外壁塗装の飛び込み営業に関する悩みを解消するのも対策の1つに挙げられます。
クーリング・オフができるかどうかなどの判断ができないなどの疑問を感じている際は
消費者生活センターなどから適切なアドバイスを受けてください。
外壁塗装は信頼できる業者に依頼するのが重要
外壁塗装を行う場合、情報収集を十分行い、信頼できる業者に依頼する必要があります。
最後に、業者の選び方について紹介します。
過去の施工事例
業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例をチェックし、依頼するかどうか判断してください。
施工内容や工期などを踏まえた上で相談・契約を進めていくことになります。
口コミの内容
口コミからスタッフの対応などについて把握するのも重要。
どのような点で満足しているか・何に対して不満があったかなどをチェックし、信頼できる1社を見つけましょう。
見積書の内容
見積書に一体どのような内容が記載されているかも選ぶ決め手です。
使用する塗料や施工内容、費用の内訳などが詳しく記載されているかどうかを踏まえ、契約を進めてください。
見積書に記載されている内容について分からないことがある場合、業者に質問することをおすすめします。
まとめ
業者が外壁塗装の飛び込み営業を行っている場合、
情報収集を十分行うのはもちろん、毅然とした態度で対処するのが重要です。
普段から住宅の状態に気を配り、外壁塗装が必要なのかどうか検討しましょう。
信頼できる業者に相談し、外壁などに関する悩みを解消してください。
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。