2024年04月19日
事前に押さえておきたい外壁塗装の後悔とは?!
住宅の外観を美しく保ちたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
しかし、外壁塗装において後悔した・失敗したなどの声が多いことも事実。
少しでも長く思い入れのある住宅に住み続けるためには、
定期的にメンテナンスを行うことが重要。
今回は事前に押さえておきたい外壁塗装における後悔について取り上げます。
近いうち、外壁塗装を予定している方は一度参考にしてください。
目次
外壁塗装を行う理由
外壁リフォームを進めていく中で外壁塗装がどうして行われるかについて押さえておくのが重要。
主な理由として、以下のものが挙げられます。
・外観を美しく保つ
・建物の保護
・資産価値を保つ
まずは外壁塗装を行う理由について解説します。
外観を美しく保つ
住宅の外観を美しく保つのが外壁塗装を行う理由の1つ。
違う色を用いて、雰囲気を大きく変えることができます。
年数の経過と共に汚れや色褪せ、コケなどが目立ちやすくなります。
景観を損ないたくないと感じている方は定期的に外壁塗装を心掛け、
住宅の美しさを損なわないようにしてください。
建物の保護
住宅の外壁は雨や紫外線などに晒され続けている箇所。
塗料によって、防水性などを向上させられます。
外壁塗装を行う際はどの塗料を用いるか検討しなければなりません。
メンテナンスをどのように行うかで住宅の寿命が変わってきます。
資産価値を保つ
資産価値を保つのも外壁塗装を行うメリット。
立地条件だけでなく、長く住み続けられるかどうかなどにより、住宅の資産価値が変わります。
売却時や遺産相続時などに備え、住宅のメンテナンスを行っている方も多いのではないでしょうか?
事前に押さえておきたい外壁塗装の後悔
外壁塗装を行った際、何かしらの後悔をした方もいます。
納得のいくリノベ・リフォームにするためにも、
どのような後悔をした方がいるかを知っておくのも大事。
主な後悔として、以下のものが挙げられます。
・DIYで納得のいく仕上がりにならなかった
・屋根塗装も行えば良かった
・近隣住民から苦情を受けた
・他の色にすれば良かった
人によって、後悔する内容が異なります。
ここでは、外壁塗装における後悔について紹介するので、気になる方はチェックしてください。
DIYで納得のいく仕上がりにならなかった
DIYで安く済ませようとする方も多いのではないでしょうか?
外壁リフォームにおける悩みの1つが費用。
DIYで外壁塗装を行い、納得のいく仕上がりにならなかったと感じる方がいます。
また、高所の場合は転落などのリスクがあります。
外壁塗装は知識や技術だけでなく、足場などの準備も必要。
納得のいく仕上がりにするためにも、業者に任せましょう。
屋根塗装も行えば良かった
外壁だけでなく、屋根塗装や雨樋塗装を行えば良かったと後悔する方もいます。
屋根塗装などを同時に済ませることにより、足場の費用を抑えられる場合があります。
近隣住民から苦情を受けた
思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けるためには、近隣住民との関係を円滑に行うことも重要。
外壁塗装時に近隣住民への説明が不十分で苦情を受けた方もいます。
また、業者に説明を任せたことで近隣住民からの印象が悪くなる可能性もあるので、
外壁塗装を予定している方は注意しなければなりません。
外壁塗装で苦情を受ける主な原因として、以下のものが挙げられます。
・塗料の臭い
・足場設置時などにおける音
・外壁の洗浄時に飛散する汚染水
他の色にすれば良かった
好みの色の塗料を選んだものの、
イメージ通りに仕上がらなかったと感じる方もいます。
また、色によっては汚れが目立ちやすくなるので注意が必要。
どのような雰囲気の住宅に住みたいかを家族と意見を共有するのはもちろん、
カラーシミュレーションで塗料の色を検討しましょう。
業者選びに失敗した
信頼できない業者に依頼し、外壁塗装に失敗したと感じる方が一定数います。
外壁塗装で後悔しないためにも、どの業者に依頼するかも十分検討しなければなりません。
外壁塗装の業者の選び方
外壁塗装における後悔を踏まえた上で一体どの業者に依頼すれば良いのか疑問に感じているのではないでしょうか?
最後に、業者の選び方について取り上げます。
過去の施工事例
気になる業者を見つけたら、
業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例をチェックしてください。
施工内容などを踏まえ、相談することが重要です。
どのようなスタッフが在籍しているか
一級塗装技能士などの資格を持つスタッフが在籍しているかどうかも選ぶ決め手。
スタッフのプロフィールをチェックし、依頼するかどうか判断しましょう。
見積書の記載内容
見積書に一体どのような内容が記載されているかも判断基準の1つに挙げられます。
使用する塗料などに目を通し、契約を進めていくことになります。
費用が相場よりも極端に高いまたは安いかどうかも把握することが重要。
見積書の記載内容について分からないことがある際は業者に質問し、疑問を解消してください。
保証内容
外壁塗装後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。
不具合に備え、どのような保証があるかもチェックしましょう。
まとめ
計画を立てて外壁塗装を行い、後で後悔しないようにするのが重要。
DIYは業者に依頼するより安く済む場合がある反面、技術が求められます。
また、近隣住民との間でトラブルを避けるためにも、外壁塗装に関する説明が必要です。
外壁塗装に関する悩みを相談してはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。