2024年11月12日
お金がないけど外壁塗装をしたい方へ!外壁塗装の知恵袋紹介
寿命を少しでも延ばすためには、定期的にメンテナンスを行い、住宅の不具合を解消しなければなりません。
人によっては、外壁塗装を近いうち行うかどうか悩んでいるのではないでしょうか?
外壁塗装に関する悩みの1つにお金が挙げられます。
住宅のメンテナンスを行う際、お金に関する悩みを解消することが重要です。
外壁の状態やプランなどで費用が変わるため、外壁塗装を予定している方は注意しましょう。
この記事では、お金がないけど外壁塗装をしたい方に向けて、外壁塗装に関する知恵袋について取り上げます。
外壁塗装とは
外壁塗装とは、住宅の外壁に新たな塗料を塗装する工事を指します。
外壁の状態をチェックし、必要に応じて外壁塗装が行われます。
外壁塗装を行うメリットは以下の通り。
・外観を綺麗に保つ
・外壁材の寿命を延ばす
・断熱性などを向上する
・資産価値を守る
お金がないけど外壁塗装をしたい場合の知恵袋
外壁塗装のお金を十分用意できないなどの悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?
外壁塗装のために用意できるお金は人によって異なります。
お金がないことを理由に外壁を放置し続けていると、建て替えなどが必要になるかもしれません。
外壁塗装のお金に関する悩みを解消する方法として、以下のものが挙げられます。
・早めに依頼する
・人気のない時期に外壁塗装を依頼する
・相見積りを行う
・現金払いを行う
・助成金を利用する
・火災保険を利用する
・部分修理を行う
・リフォームローンを利用する
・屋根塗装と同時に外壁塗装を行う
・地元の塗装業者に依頼する
さまざまな方法を利用し、外壁塗装を進めましょう。
これから外壁塗装を予定している方に向けて、お金がないけど外壁塗装をしたい場合の知恵袋について紹介します。
気になる方は一度参考にしてください。
早めに依頼する
外壁塗装を行う際、業者に早めに依頼することをおすすめします。
繁忙期になると、依頼が集中しやすいです。 場合によっては、外壁塗装が遅くなるかもしれません。
早めに予約し、依頼が落ち着いている時期に外壁塗装を行って頂くことで値切り交渉を行う余地ができます。
仕事などに支障をきたさないためにも、外壁塗装に関するスケジュール調整を行いましょう。
人気のない時期に外壁塗装を依頼する
人気のない時期に外壁塗装を依頼することにより、費用を抑えられる場合があります。
春と秋は外壁塗装を行いやすい人気の時期。
業者によっては、春と秋に予約が埋まっているかもしれません。
相見積りを行う
業者ごとに外壁塗装の費用が異なります。
相見積りを行い、依頼する業者を決めることもお金の悩みを解消する知恵袋の1つ。
相見積りは複数の業者に見積りを取ることです。
外壁塗装の相場を把握しつつ、悪徳業者によるトラブルを回避できます。
現金払いを行う
現金払いを行うことも外壁塗装のお金に関する悩みを解消する知恵袋。
クレジットカード払いでお金を支払った場合、業者は手数料をクレジットカード会社に支払います。
現金払いで支払いを済ませることにより、値切り交渉を行いやすくなります。
助成金を利用する
自治体によっては、外壁塗装に関する助成金を用意しているかもしれません。
助成金を利用し、外壁塗装を進めることもお金の悩みを解消する知恵袋です。
全額賄えるわけではないため、外壁塗装をこれから予定している方は注意してください。
助成金は返済不要です。
火災保険を利用する
火災保険を利用し、外壁塗装を行うこともお金の悩みを解消する知恵袋の1つ。
自然災害と認められた部分に対し、火災保険が適用されます。
住宅によっては、適用される範囲が狭い可能性がある点に注意しなければなりません。
業者に外壁塗装を依頼する際、火災保険が適用されるか調べてください。
多くの方が火災保険の補償内容について疑問に感じているのではないでしょうか?
補償内容として、以下のものが挙げられます。
・火災
・落雷
・風災
・雪災
・雹災
・水災
・盗難
・外部からの物体の落下
・破損
・汚損
・集団行動などに伴う暴力行為
・騒擾
火災保険を利用する際、被災してから3年以内に申請を行わなければなりません。
被災してから一体どのくらい経過しているか把握した上で外壁塗装を進めましょう。
また、火災保険の免責費用を外壁塗装の費用が超えていることも利用する条件です。
火災保険について分からないことがある場合、保険会社に相談することをおすすめします。
部分修理を行う
劣化が進んでいる箇所を修理し、外壁塗装のお金に関する悩みを解消してください。
修理する箇所によって、費用が異なります。
全体的に外壁が劣化している場合、外壁塗装などで住宅のメンテナンスを進めましょう。
リフォームローンを利用する
リフォームローンを利用し、外壁塗装を行うことも選択肢の1つに挙げられます。
安定した収入があれば、リフォームローンを利用することが可能。
返済期間は約10~15年です。
リフォームローンを利用して外壁塗装を予定している方は
毎月の収入・支出を把握し、返済が滞らないようにしてください。
また、金利が発生することを踏まえた上で外壁塗装を進めなければなりません。
金融機関にリフォームローンについて相談し、お金に関するアドバイスを受けることをおすすめします。
屋根塗装と同時に外壁塗装を行う
屋根塗装と同時に外壁塗装を行うこともお金の悩みを解消する知恵袋。
足場の設置・撤去にかかる費用を抑えられます。
外壁だけでなく、屋根や内装などの状態もチェックした上で住宅のメンテナンスに関するプランを検討してください。
地元の塗装業者に依頼する
地元の塗装業者に外壁塗装を依頼することもお金の悩みを解消する知恵袋の1つです。
地元に密着しているため、柔軟な対応が期待できるかもしれません。
中間業者を通していない場合、中間マージンや宣伝広告費がかからないです。
お金の悩みを解消したい方は、中間マージンなどの費用を抑えてください。
お金がないけど外壁塗装を行う際に注意したい行動
お金がないけど外壁塗装を行う際、一体どのような行動に注意しなければならないか
疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装はまとまったお金が必要になるため、納得のいく施工を行う必要があります。
注意しなければならない行動として、以下のものが挙げられます。
・DIYで済ませる
・グレードの低い塗料で妥協する
・費用だけで業者を選ばない
・しつこく値切り交渉を行う
・キャンペーン・モニターなどの言葉で契約しない
・リボ払いで支払いを行う
ここでは、外壁塗装を行う際に注意しなければならない行動について紹介するので、
気になる方は一度チェックしてください。
DIYで済ませる
人によっては、外壁塗装を依頼するお金がなく、
DIYで済ませようかどうか迷っているのではないでしょうか?
DIYは外壁塗装の費用を抑えられる反面、塗りムラで外観が悪くなる場合があります。
また、高所での作業で転落などの事故が発生するかもしれません。
外壁塗装で納得のいく仕上がりにするためには、塗料の性能を発揮させることが重要。
塗料の知識や乾燥時間など、知っておかなければならないことが数多く存在します。
グレードの低い塗料で妥協する
外壁塗装に用いられる塗料は数多く存在します。
お金がないことを理由にグレードの低い塗料で施工を進めることを検討している方もいるのではないでしょうか?
外壁塗装の頻度が多くなるため、住宅のメンテナンスを行う際は注意しなければなりません。
場合によっては、外壁塗装の費用が想像以上にかかるかもしれません。
お金に悩まされないためにも、塗料選びに後悔しないことが重要です。
業者から塗料に関するアドバイスを受けることをおすすめします。
また、業者によってはオリジナル塗料で外壁塗装を行っている場合もあるので注意してください。
安全性などの信頼性が不明なため、塗料の詳細について質問し、納得した上で契約を交わす必要があります。
費用だけで業者を選ばない
費用だけで業者を選ばないようにしましょう。
安くする代わりに手抜き工事を行っている場合もあります。
外壁塗装の相場を把握し、適正な費用で施工を行う業者に依頼することでお金に関する悩みを解消してください。
しつこく値切り交渉を行う
外壁塗装を予定している場合、しつこく値切り交渉を行うことを避けましょう。
キャンペーン・モニターなどの言葉で契約しない
キャンペーン・モニターなどの言葉で大幅に安くし、手抜き工事を行う悪徳業者が存在します。
悪徳業者とのトラブルに巻き込まれないためにも、キャンペーン・モニターなどの言葉を見て契約しないことが重要です。
リボ払いで支払いを行う
クレジットカード決済の方法は複数存在します。 リボ払いで支払いを行ってしまうと、元金が減りにくいです。
日常生活に支障をきたさないためにも、リボ払いでの支払いを避けてください。
外壁塗装の塗料を選ぶ際のポイント
外壁塗装の塗料を選ぶ際、一体どのようなポイントを押さえると良いのか疑問に感じているのではないでしょうか?
どのくらい費用がかかるかだけでなく、性能などを細かくチェックすることが重要。
ここでは、外壁塗装の塗料を選ぶ際のポイントについて取り上げます。
耐用年数
気になる塗料を見つけた際、耐用年数は一体どのくらいかチェックしてください。
耐用年数によって、外壁塗装の頻度が変わってきます。
頻度が多くなればなる程、お金に悩まされやすくなります。
外壁塗装に用いられる塗料の耐用年数は以下の通り。
・無機塗料:20年以上
・フッ素塗料:15~20年
・ラジカル塗料:12~15年
・シリコン塗料:7~15年
・ウレタン塗料:8~10年
・アクリル塗料:5~7年
施工の方法や立地条件などにより、劣化の早さが異なります。
場合によっては想像以上に早く外壁塗装を行うことになるかもしれません。
性能
塗料ごとに性能が異なります。
外壁塗装で納得のいく仕上がりにするためにも、塗料の性能をチェックしてください。
主にチェックする性能は以下の通りです。
・断熱性
・遮熱性
・防水性
・防汚性
・防カビ性
住宅のコンセプト・テーマに合った色か
外壁塗装を行う際、住宅のコンセプト・テーマに合った色の塗料を用いることが重要。
住宅のコンセプト・テーマによって、選択する色が異なります。
屋根や庭との色合いに合っているかどうかも配慮しましょう。
外壁塗装の塗料を選ぶ際、以下のものを意識することをおすすめします。
・メインカラー:塗装する面積が大きい色
・アソートカラー:メインカラーとアクセントカラーを中和する色
・アクセントカラー:全体の印象を引き締めるための色
同系色の色を選ぶことで統一感を出すことが可能。
カラーシミュレーションを行い、外壁塗装の仕上がりをチェックした上で塗料の色を決めてはいかがでしょうか?
面積効果で仕上がりの感じ方が変わってきます。
また、天候によって色の見え方が変わるため、朝・昼・夜で塗り板の見え方をチェックしてください。
光沢を出したいかどうか
光沢のある塗料が存在します。
外壁塗装で住宅の外壁に光沢を出したいかどうかによっても選択肢が変わってきます。
周囲の景観を損なわない色かどうか
周囲の景観を損なわない色かどうかも外壁塗装の塗料を選ぶポイント。
塗料の色によっては、周囲の景観が損なわれてしまうかもしれません。
近隣住民との間でトラブルを発生させないためにも、塗料の色に配慮することが重要です。
外壁塗装を行う業者の選び方
外壁塗装を行う業者は数多く存在します。
トラブルを避けるためには、信頼できる1社を選ばなければなりません。
業者を選ぶポイントとして、以下のものが挙げられます。
・口コミの内容をチェックする
・過去の施工事例をチェックする
・創業年・設立年をチェックする
・建設業許可を取得しているか
・どのような資格を取得しているか
・スタッフが一体どのような対応を行っているか
・細かく点検を行うか
・見積書に記載されている内容
・工程表に記載されている内容
・保証内容が充実しているか
・施工エリアはどこか
ここでは、業者の選び方について解説します。
口コミの内容をチェックする
業者の口コミから他の方が一体どのような点に満足しているか・どのような点に不満を感じたかなどを把握してください。
口コミの内容に一通り目を通した上で相談することが重要です。
過去の施工事例をチェックする
業者のWebサイトに掲載されている過去の施工事例も依頼するかどうかの決め手。
施工の写真だけでなく、施工内容・工期・費用などを細かくチェックする必要があります。
創業年・設立年をチェックする
創業年・設立年をチェックし、外壁塗装に長年携わっているかどうか把握しましょう。
業者によっては、創業・設立して間もないかもしれません。
歴史が短い業者に依頼するか悩んでいる場合、
創業者のプロフィールや経営理念などから外壁塗装に関する経験が豊富か判断することが重要です。
建設業許可を取得しているか
トラブルを避けるために建設業許可を取得している業者かどうかもチェックしてください。
どのような資格を取得しているか
業者に在籍しているスタッフが一体どのような資格を取得しているかも選ぶ決め手。
一級塗装技能士などの資格を取得しているスタッフが在籍していることを把握した上で外壁塗装について相談してください。
スタッフが一体どのような対応を行っているか
スタッフが相談・見積りなどの際に一体どのような対応を行っているかを踏まえ、
契約を交わすかどうか判断しなければなりません。
分かりやすい言葉で塗料などについて説明しているか・専門用語を多く用いていないか・不安を煽って契約を急かさないかなどをチェックすることが重要です。
細かく点検を行うか
外壁塗装を行う前に住宅を細かく点検を行うかどうかも選ぶポイント。
住宅の状態について把握するためには、点検を細かく行わなければなりません。
見積書に記載されている内容
見積書に記載されている内容で外壁塗装の詳細を把握できるかどうか判断してください。
外壁塗装の詳細について把握できない場合、業者に見積書で分からない部分について質問しましょう。
見積書でチェックする主なポイントは以下の通り。
・使用する塗料
・塗料の単価
・塗料の数量
・塗料の単位
・外壁塗装の合計
・金額
・費用の内訳
・施工内容
・足場の設置費用
・備考欄に記載されている内容
・保証期間 業者の所在地
工程表に記載されている内容
工程表から一体どのような手順で外壁塗装が進められるか把握しなければなりません。
業者が作成した工程表も踏まえ、契約を交わすことが重要です。
塗料の性能を発揮するために下塗り・中塗り・上塗りを行っているかチェックしてください。
見積書同様、工程表に記載されている内容について分からないことがある場合は業者に質問することをおすすめします。
保証内容が充実しているか
外壁塗装を行った後も住宅のメンテナンスを定期的に行う必要があります。
業者が一体どのような保証を用意しているかチェックした上で相談しましょう。
不具合が発生した際に対応できるようにすることが思い入れのある住宅に長く住み続けるためのポイント。
施工エリアはどこか
施工エリアも業者を選ぶポイントに挙げられます。
業者によって、施工エリアが異なります。
施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者も存在するため、外壁塗装を予定している方は注意してください。
まとめ
外壁塗装を行うためのお金がない場合、
人気のない時期に依頼するなどの工夫を行い、お金に関する悩みを解消することが重要。
外壁の劣化を放置し続けると、建て替えなどを行わなければならないため、早めに補修を行わなければなりません。
お金に関する悩みについて業者・保険会社・金融機関に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
近いうち、外壁塗装を予定している方は信頼できる業者と契約を交わしてください。
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。