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外壁塗装を予定している方へ!外壁をグレーにした際の後悔とは?|平塚・株式会社いらか|

外壁塗装を予定している方へ!外壁をグレーにした際の後悔とは?

成田 崇
成田 崇
「住宅の外壁をグレーにしたいけど、納得のいく仕上がりになるか不安」

などの悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?

住宅をメンテナンスする方法の1つに外壁塗装が挙げられます。

年数の経過とともに塗膜が劣化し、色褪せなどが目立つようになります。

普段から住宅の状態に気を配り、定期的に住宅のメンテナンスを行うことが重要。

外壁塗装を行うことにより、住宅の雰囲気を変えることができます。

人によって、外壁塗装に用いる塗料が異なります。

 

今回のブログでは、外壁をグレーにした際の後悔に加え、

外壁をグレーにする際のポイントについて取り上げます。

近いうち、外壁塗装などを予定している方は一度参考にしてください。

 

外壁をグレーにした際の後悔をブログで紹介

外壁をグレーにして後悔した方が一定数います。

住宅のメンテナンスで納得のいく施工を行うためには、過去の施工事例をチェックし、

どのような後悔をしている方がいるかについて知ることが重要。

グレーにした際の後悔として、主に以下のものが挙げられます。

・汚れが思っている以上に目立った

・古ぼけているように見えた

・周囲の住宅と色が被ってしまった

・思うような仕上がりにならなかった

 

人によって、後悔の内容は異なります。

後悔の内容を踏まえ、グレーに塗装するか・グレー以外の色に変更するか検討しましょう。

まずは外壁をグレーにした際の後悔について触れていきます。

 

汚れが思っている以上に目立った

外壁塗装でグレーの塗料を選んだ方の中には、

汚れが思っている以上に目立ったと後悔している場合があります。

黒や白に近いグレーの塗料は汚れが目立ちやすいです。

外壁の汚れは住宅の雰囲気に関わるため、

外壁塗装を行う際は使用する塗料が汚れやすいかどうか意識しなければなりません。

また、マットカラーの塗膜に凹凸があるため、凹凸部分に汚れが溜まる点に注意しましょう。

 

古ぼけているように見えた

グレーの塗料によって明るさが異なります。

明るさ次第で外壁が古ぼけて見えてしまう場合もあるので注意してください。

外壁塗装で後悔しないためにも、グレーの塗料で古ぼけて見えないように施工を進めることが重要です。

 

周囲の住宅と色が被ってしまった

オリジナリティを出すために外壁をグレーにしたものの、周囲の住宅と色が被って後悔した方もいます。

グレーは人気のある色の1つ。

外壁塗装などを行う際、グレーが人気の色であることを意識した上でプランを検討する必要があります。

 

思うような仕上がりにならなかった

仕上がりが予想と違ったと後悔する方がいます。

塗装面積によって、色の見え方が変わってきます。

グレー以外の色に外壁を塗装する際も塗装面積に配慮しなければなりません。

また、色見本やカタログと見え方が異なる点も注意が必要。

 

外壁をグレーにするメリットをブログで解説

後悔する方が一定数いるものの、

外壁塗装をグレーにするメリットは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

外壁塗装を行う際、各色のメリットをチェックすることが重要。

主なメリットは以下の通りです。

・上品な印象を与える

・周囲の景観に合わせやすい

・配色しやすい

・汚れが目立ちにくい

 

ここでは、外壁をグレーにするメリットについてブログ上で解説します。

グレーのメリットについて知りたいと感じている方は一度チェックしてください。

 

上品な印象を与える

外壁をグレーに塗装することにより、上品な印象を与えられるのがメリット。

黒のような重い雰囲気を避けたいなどの悩みを感じている方は、

グレーの塗料を選択するかどうか検討しましょう。

シンプルな外観にしたい・モダン住宅で過ごしたいと感じている方にグレーがおすすめです。

 

 

周囲の景観に合わせやすい

グレーはさまざまな色に馴染みやすいです。

住宅を目立ちにくくしたいと感じている方は外壁をグレーにするかどうか検討してはいかがでしょうか?

外壁塗装などを行う際、周囲の景観を損なわないようにする必要があります。

 

配色しやすい

さまざまな色と配色しやすいのもグレーのメリット。

住宅の外観に複数の色を用いたいと感じている場合、

グレーを用いるかどうか検討することをおすすめします。

 

汚れが目立ちにくい

グレーの明るさによっては、汚れが目立ちにくいのもメリットに挙げられます。

汚れが目立ちにくい理由は明る過ぎず、暗過ぎない中間色のため。

外壁塗装を行う際、以下の汚れに注意しながら使用する塗料・塗料の色を選びましょう。

・埃

・砂

・雨だれ

・排気ガス

・コケ

・カビ

・鳥の糞

 

住宅のメンテナンスの頻度を最小限に抑えたいと感じている方は、

グレーなどの汚れが目立ちにくい色をチェックしてください。

 

外壁をグレーにして後悔しないためのポイントをブログで解説

外壁塗装でグレーの塗料を用いる際、後悔しないために押さえておきたいポイントが複数存在します。

後悔しないための主なポイントは以下の通り。

・住宅のコンセプト・テーマを明確にする

・周囲の建物をチェックする

・グレーの明るさを検討する

・塗装面積を把握する

・外壁をグレーにした住宅を参考にする

・艶を出すかどうか検討する

・住宅に使用されている外壁材をチェックする

・見本板を用いる

 

カラーシミュレーションで住宅の仕上がりをチェックする 統一感を出す ここでは、

外壁をグレーにして後悔しないためのポイントをブログ上で取り上げます。

 

住宅のコンセプト・テーマを明確にする

外壁塗装などを行う際、住宅のコンセプト・テーマを明確にしましょう。

住宅のコンセプト・テーマによって、外壁などの色が変わってきます。

一体どのような住宅に住みたいかについて業者と話し合い、グレーの塗料を用いるかどうか判断してください。

また、家族の意見を参考にすることも後悔しないためのポイント。

住宅に関する悩みを家族から聞き、住宅のメンテナンスをどのようにすすめるか検討しましょう。

 

周囲の建物をチェックする

グレーが周囲の建物に馴染むかどうか検討するのも後悔しないためのポイントです。

場所によっては外壁をグレーにすることにより、周囲の景観が損なわれてしまうかもしれません。

目立ちすぎると、近隣住民との間でトラブルが発生する可能性があります。

近隣住民とのトラブルを避けるためにも、区市町村の景観条例に配慮しつつ、外壁塗装などを進めてください。

 

グレーの明るさを検討する

グレーの明るさについて検討し、

汚れや周囲の景観に関する悩みを解消するのも後悔しないためのポイントに挙げられます。

黒に近ければ近い程、重厚感を演出しやすいのに対し、白に近いと爽やかな印象を与えることができます。

 

塗装面積を把握する

住宅によって塗装面積が異なります。

塗装面積を踏まえた上でグレーを用いるかどうかだけでなく、グレーの明るさに配慮しましょう。

 

外壁をグレーにした住宅を参考にする

外壁をグレーにした住宅を参考にし、外壁塗装にグレーの塗料を用いるかどうか判断することも重要です。

他の方がこだわっている点などを外壁塗装などに活かしてください。

 

艶を出すかどうか検討する

塗料に艶があるかどうかにより、住宅の雰囲気が変わります。

外壁をグレーにする際、艶のある塗料を用いるかどうか検討しましょう。

艶によっては目立ちやすくなるため、外壁塗装を行う際は注意が必要。

 

住宅に使用されている外壁材をチェックする

住宅に一体どのような外壁材が用いられているかを踏まえ、

外壁をグレーにするかどうか判断するのも後悔しないためのポイントです。

外壁材によって、艶や凹凸の目立ちやすさが変わります。

グレーの塗料を用いる前に外壁材の種類を把握してください。

 

見本板を用いる

見本板を用いて、実際の仕上がりをイメージすることも外壁塗装で後悔しないためのポイントに挙げられます。

見本板はA4サイズ以上の板を塗装した物。

メーカーが作成した見本板と業者が作成した見本板が存在します。

屋内と屋外で見本板の見え方が変わります。

屋外で見本板をチェックし、どのように見えるか把握してください。

晴れの日だけでなく、雨の日や蛍光灯の下での見え方なども比較しましょう。

 

カラーシミュレーションで住宅の仕上がりをチェックする

カラーシミュレーションは住宅の写真を取り込み、

専用のソフトでカラーパターンをシミュレーションすること。

複数のカラーパターンを比較し、外壁をグレーにするかどうか検討することも後悔しないためのポイントです。

インターネット上でカラーシミュレーションができるため、

外壁塗装などを予定している方は一度試してはいかがでしょうか?

 

統一感を出す

統一感を出す場合、3色以内にまとめることをおすすめします。

住宅の色を選ぶ際、以下のものを意識してください。

・ベースカラー

・アクセントカラー

・アソートカラー

 

ベースカラーは塗装面積が最も大きい色。

住宅の雰囲気に関わります。

外壁塗装を行う際、グレーをベースカラーに用いるかどうか検討しましょう。

 

アクセントカラーは住宅全体を引き締めます。

塗装面積が最も小さいです。

 

アソートカラーは塗装面積が2番目に大きい色。

ベースカラーとアクセントカラーの間を取り持つことができます。

ベースカラーと同系色を用いることが多いです。

 

グレーと相性の良い色

住宅を2色以上の色を用いる場合、グレーと相性の良い色は一体何かチェックすることをおすすめします。

色の組み合わせにより、住宅の雰囲気が変わってきます。

グレーと相性の良い色は以下の通り。

・黒

・白

・ブラウン

・ネイビー

・銀

・ベージュ

 

色合いの異なるグレー グレーと相性の良い色についてもブログ内で紹介するので、

外壁塗装を予定している方は一度参考にしてください。

 

黒は重厚感を演出できるため、モダン住宅に仕上げたいと感じている方は

グレーに黒を合わせるかどうか検討してはいかがでしょうか?

外壁塗装を行う際、暗くなり過ぎないように注意する必要があります。

 

白と組み合わせることにより、清潔感を演出できるのがメリット。

シンプルなデザインに仕上げたいと感じている方はグレーと組み合わせることをおすすめします。

また、太陽光を吸収しにくいため、室内が暑くなりにくくすることも白のメリットに挙げられます。

 

ブラウン

ブラウンもグレー同様、汚れが目立ちにくい色です。

周囲の景観に馴染みやすく、アクセントカラーにブラウンを用いることでメリハリを出せるのもメリット。

ナチュラルな雰囲気を演出したいと感じている方はグレーとブラウンを組み合わせてみてはいかがでしょうか?

 

ネイビー

ネイビーは落ち着きのある色。 爽やかな雰囲気を演出できます。

グレー同様、バリエーションがあるため、明るさによって住宅の雰囲気が変わります。

外壁塗装で落ち着いた住宅に仕上げたいと感じている方は、ネイビーと組み合わせるか検討してください。

また、ネイビーは白や銀との相性も良いです。

 

グレーの外壁に銀の屋根を組み合わせることにより、おしゃれな仕上がりになります。

 

ベージュ

ベージュは汚れが目立ちにくいのに加え、住宅を大きく見せられる色。

また、暖かみのある雰囲気を演出できるのもベージュのメリットに挙げられます。

グレーと組み合わせ、落ち着きのある住宅に仕上げてはいかがでしょうか?

ベージュは自然と調和させやすい色のため、

庭木などにこだわっている方はグレーとベージュを組み合わせるかどうか検討することをおすすめします。

 

色合いの異なるグレー

色合いの異なるグレーを組み合わせることにより、統一感を出せます。

 

外壁をグレーにする際に用いられる外壁材

住宅に用いられる外壁材に一体どのような物があるのか気になっている方が多いのではないでしょうか?

主に以下の3つが用いられます。

・モルタル外壁材

・金属系サイディング

・窯業系サイディング

 

それぞれの特徴を踏まえ、

外壁をグレーにすることが重要。

ここでは、外壁をグレーに塗装する際に用いられる外壁材について紹介します。

 

モルタル外壁材

モルタル外壁材はセメント・砂・水を混ぜ合わせた外壁材です。

職人が手作業で模様をつける場合もあるため、美しく仕上がる場合があるのがメリット。

継ぎ目が気になる場合はモルタル外壁材を用いるか検討してください。

防水性が低いため、外壁塗装などを予定している方は注意しなければなりません。

 

金属系サイディング

金属系サイディングはステンレスなどの板金で作られた外壁材です。

シンプルなデザインに加え、耐用年数が長い外壁材が多い点が特徴に挙げられます。

また、裏に断熱材が貼られているのもポイント。

カビが発生しにくい反面、サビが発生する点に注意しなければなりません。

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントを主原料にした外壁材です。

多くの住宅で窯業系サイディングが用いられています。

防火性と耐震性に優れているのがメリット。

さまざまなデザインが存在します。

軽量のため、リノベーション・リフォームで用いられます。

表面にある凹凸に汚れが溜まりやすいので、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。

 

外壁塗装に用いる塗料を選ぶ際のポイント

外壁塗装に用いられる塗料が数多く存在するため、

どれを選べば良いか分からないなどの悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?

外壁塗装で後悔しないためにも、塗料の選び方について押さえることが重要。

選ぶ際のポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

・耐用年数

・防汚性

・耐候性

・防カビ性

・費用

・色のバリエーション

 

ここでは、塗料の選び方について説明します。

気になる方は一度参考にしてください。

 

耐用年数

塗料ごとに耐用年数が異なります。

メンテナンスの頻度を最小限に抑えたい場合、

耐用年数が長い塗料を用いることをおすすめします。

耐用年数が短いと、外壁塗装の頻度が多くなるので注意してください。

外壁塗料の耐用期間について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

防汚性

防汚性に優れているかどうかも選ぶポイント。

汚れやすいかどうかにより、メンテナンスの頻度が変わってきます。

 

耐候性

塗膜が劣化しにくくするためには、耐候性に優れているかどうかも重要。

紫外線などが原因で塗膜が剥がれます。

 

防カビ性

外壁についたカビが気になる方も多いのではないでしょうか?

塗料の中には、防カビ性に優れた塗料が存在します。

カビ対策を意識している方は防カビ性に優れた塗料で外壁塗装を進めましょう。

 

費用

塗料ごとに費用が異なります。

外壁塗装に一体どのくらいの予算を用意できるかを踏まえた上で使用する塗料を決めることが重要です。

 

色のバリエーション

どのような色があるかも塗料を選ぶ決め手。

気になる塗料を見つけたら、色のバリエーションをチェックしてください。

 

外壁塗装と同時に屋根塗装を行うか検討することが重要

グレーの塗料で外壁塗装を行う際、屋根塗装を同時に行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

同時に行うことにより、足場の設置・撤去にかかる費用を抑えられます。

住宅のメンテナンスを進める際は外壁だけでなく、屋根などの状態に問題があるか把握してください。

 

外壁をグレーにする業者の選び方

グレーの塗料で外壁塗装を行う場合、信頼できる業者に依頼することが重要です。

トラブルを避けるために業者に関する情報収集を十分行いましょう。

ここでは、業者の選び方について取り上げます。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去に一体どのような施工に携わっているかチェックしてください。

業者の公式サイトに掲載されている施工の写真などを踏まえ、

納得のいく外壁塗装を行うかどうか判断する必要があります。

 

自社の職人が施工を行っているか

自社の職人が外壁塗装を行っているかも選ぶ決め手。

業者によっては中間マージンが発生する場合があります。

中間マージンの有無で費用が変わってくるので、外壁塗装を予定している方は注意しましょう。

 

スタッフの対応

相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応を踏まえ、

外壁塗装に関する契約を交わすかどうか判断しなければなりません。

スタッフとコミュニケーションを取る際、

分かりやすい言葉で説明しているか・不安を煽って契約を急かさないかなどをチェックしてください。

 

見積書に記載されている内容

業者が作成した見積書に一体どのような内容が記載されているかもチェックするポイント。

見積書で外壁塗装のプランを把握できるかを踏まえ、契約を交わしましょう。

契約を交わす前に以下のものをチェックしてください。

・費用が相場の範囲内か

・費用の内訳

・使用する塗料

・塗料の数量

・塗料の単位

・塗料の単価

・施工内容

・備考欄に記載されている内容

・業者の所在地

 

見積書で分からない部分がある場合、業者に質問することをおすすめします。

分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルが発生する可能性があります。

外壁塗装の相場を把握したい方は相見積りを行いましょう。

また、下塗り・中塗り・上塗りを行っているかどうかも把握しなければなりません。

塗料の性能を発揮するためには、下塗り・中塗り・上塗りの計3回にわたって塗装することが重要です。

 

保証内容が充実しているか

外壁塗装後も住宅のメンテナンスを定期的に行う必要があります。

業者が一体どのような保証を用意しているか把握した上で外壁塗装について相談してください。

 

施工エリア

施工エリアがどこかも選ぶポイント。

業者によっては施工エリア外からの依頼を受け付けていない場合があります。

 

口コミの内容

気になる業者を見つけたら、口コミに記載されている内容をチェックしてください。

仕上がりやコミュニケーションを取りやすかったかどうかなどを把握した上で問い合わせることをおすすめします。

 

まとめ

外壁をグレーにしたことで汚れが目立つようになったなどの後悔を感じている方が一定数います。

業者や家族と施工について話し合い、どのようなプランで外壁塗装を行うか検討しましょう。

住宅に関する悩みがある方は業者に一度相談してください。

業者から適切なアドバイスを受け、住宅に関する悩みを解消することが重要です。

 

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

外壁塗装を予定している方へ!ダークブラウンに塗装するメリット・デメリットについて解説|平塚・株式会社いらか|

外壁塗装を予定している方へ!ダークブラウンに塗装するメリット・デメリットについて解説

 

「近いうち、外壁塗装を予定しているものの、どの色で塗装を進めるか決まっていない」

などの悩みを感じている方が多いのではないでしょうか?

成田 崇
成田 崇

外壁は建物の雰囲気に関わる部分です。

状態によっては、景観を損ねる可能性があるため、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。

外壁塗装で後悔しないためにも、塗料の色を意識することが重要です。

色選びが原因で思ったような仕上がりにならなかったと感じる場合もあるかもしれません。

 

今回は、ダークブラウンに外壁塗装するメリット・デメリットについて解説します。

外壁塗装でブラウン系の色に仕上げたいと感じている方は一度参考にしてください。

 

ダークブラウンとは一体どのような色なのか

ダークブラウンは、黒みがかったこげ茶色。

建物の外壁だけでなく、床や家具にダークブラウンを取り入れている場合があります。

空間を引き締めるのに役立つ色です。

ダークブラウンと聞いて、髪の毛の色をイメージする方も多いのではないでしょうか?

 

ダークブラウンに外壁塗装するメリット

外壁塗装で後悔しないためにも、ダークブラウンに塗装するメリットを押さえておくことが重要。

主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・高級感を演出しやすい

・汚れが目立ちにくい

・色褪せが目立ちにくい

・周囲の建物に馴染みやすい

・木の温もりを感じやすい

・他の色と合わせやすい

他の色のメリットと比較し、納得した上でダークブラウンの塗料を選択しましょう。

これから外壁塗装を予定している方に向けて、ダークブラウンのメリットについて取り上げます。

 

高級感を演出しやすい

ダークブラウンは高級感・重厚感を演出しやすい点が特徴に挙げられます。

上品かつ落ち着いた雰囲気に仕上げたいと感じている方は

ダークブラウンの塗料を用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?

明るい色に比べ、濃い色が重厚感を出しやすいです。

また、ダークブラウンは洋風住宅だけでなく、和風モダンの住宅に用いられることが多いのもポイント。

 

汚れが目立ちにくい

汚れが目立ちにくくなるのもダークブラウンで外壁塗装を行うメリット。

年数の経過とともに外壁の汚れが目立つようになります。

汚れは住宅の雰囲気に関わってくるため、注意が必要です。

汚れを目立ちにくくし、メンテナンスの手間を省きたいと感じている方は

ダークブラウンの塗料をチェックしてください。

 

色褪せが目立ちにくい

汚れだけでなく、色褪せが目立ちにくい点もダークブラウンのメリットに挙げられます。

色褪せによっても住宅の雰囲気が変わります。

外壁塗装が不十分だと、色褪せが現れることがあるため、注意してください。

色褪せを目立ちにくくするためには、塗料の色だけでなく、施工方法に気を配ることが重要です。

 

周囲の建物に馴染みやすい

ダークブラウンは落ち着いた色味のため、周囲の建物に馴染みやすいのもメリットの1つ。

周囲の建物に配慮し、派手になりすぎないように仕上げたいと感じている方には、ダークブラウンがおすすめです。

 

木の温もりを感じやすい

ダークブラウンは木の温もりを感じやすい色なのも特徴の1つに挙げられます。

外壁塗装を行う際、自然豊かな地域に馴染んだ仕上がりにしたい方もダークブラウンの塗料を用いるか検討してください。

 

他の色と合わせやすい

ダークブラウンをはじめとしたブラウン系の色は他の色と組み合わせやすいのもメリット。

住宅の外観に2色以上の色を用いたいと感じている方はダークブラウンを選択肢の1つに入れてはいかがでしょうか?

 

ダークブラウンに外壁塗装するデメリット

ダークブラウンはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

デメリットを踏まえた上でダークブラウンの塗料を外壁塗装に用いましょう。

主なデメリットは以下の通り。

・住宅の雰囲気が重く感じる場合がある

・室内が暑くなりやすい

・飽きる可能性がある

・個性を出しにくい

ここでは、ダークブラウンに外壁塗装するデメリットについて解説します。

気になる方は一度チェックしてください。

 

住宅の雰囲気が重く感じる場合がある

ダークブラウンは高級感・重厚感を演出しやすい反面、住宅の雰囲気が重いと感じる可能性があります。

圧迫感を与えたくないと感じている方はダークブラウン以外の色も検討することをおすすめします。

 

室内が暑くなりやすい

ダークブラウンは日光を吸収しやすいため、室内が暑くなりやすい点に注意しなければなりません。

室内が暑くなると、エアコンなどの冷房機器の稼働が増えます。

冷房機器の稼働が増えるのに伴い、光熱費が高くなります。

高温は塗装が劣化する原因の1つ。

外壁に用いられている塗料は主に樹脂材が用いられているため、太陽光の熱で塗膜の変色や剥がれなどが生じます。

 

飽きる可能性がある

ダークブラウンは印象に残りやすい反面、飽きる可能性がある点に注意しましょう。

 

個性を出しにくい

ダークブラウンは多くの住宅に用いられているため、個性を出しにくいのもデメリット。

どの色と組み合わせるかに加え、住宅の形状やデザインで個性をどのように出していくかも重要になってきます。

 

ダークブラウンに外壁塗装する際のポイント

外壁塗装でダークブラウンの塗料を用いる際、

一体どのようなポイントを押さえる必要があるか気になっている方が多いのではないでしょうか?

納得のいく施工にするためには、ダークブラウンのメリット・デメリットを踏まえ、塗料を上手く使いこなすことが重要。

主なポイントとして、以下のものが挙げられます。

・住宅のテーマ・コンセプトを明確にする

・他の建物を参考にする 体験談を見聞きする

・アクセントカラーに用いるかどうか検討する

・塗り板を用いる カラーシミュレーションを用いる

・外壁の面積を意識する

ここでは、ダークブラウンに外壁塗装する際のポイントについて取り上げます。

 

住宅のテーマ・コンセプトを明確にする

外壁塗装にダークブラウンの塗料を用いるかどうか判断する際、住宅のテーマ・コンセプトを明確にすることが重要。

住宅のテーマ・コンセプトによって、塗料の色が変わってきます。

業者に住宅のテーマ・コンセプトについて相談し、ダークブラウンの塗料を用いるかどうか検討することをおすすめします。

また、家族と話し合い、一体どのような住宅で生活したいか・住宅に関する悩みはないか

などを把握した上で外壁塗装などを行ってください。

 

他の建物を参考にする

SNSなどでダークブラウンの塗料で外壁塗装を行った建物を参考にし、

外壁をダークブラウンに仕上げるかどうか検討しましょう。

 

体験談を見聞きする

ダークブラウンの塗料で外壁塗装を行った方の体験談を見聞きするのもポイント。

他の方が一体どのような点に満足しているか・後悔しているかなどを踏まえ、外壁塗装のプランを決めてください。

 

アクセントカラーに用いるかどうか検討する

ダークブラウンをベースカラーではなく、アクセントカラーに用いるかどうか検討しましょう。

アクセントカラーに用いることにより、ダークブラウンが強調されやすくなります。

住宅の配色を検討する際、以下の3つを意識することが重要です。

・ベースカラー

・アクセントカラー

・アソートカラー

 

ベースカラーはメインカラーとなる色。

住宅の大部分を占めます。

 

 

アクセントカラーは住宅のテーマを演出できます。

配色にメリハリをつけられるのがポイント。

 

アソートカラーはベースカラーの次に面積が大きいです。

ベースカラーを引き立てます。

 

塗り板を用いる

塗り板を用いて、外壁塗装にダークブラウンの塗料を選択するかどうか判断してください。

実際の塗料を用いているため、住宅の仕上がりをイメージしやすいのが塗り板のメリット。

時間帯や天候、照明によって、外壁の見え方が異なります。

朝・昼・夜など、異なる時間帯で塗り板を見ることが重要です。

 

カラーシミュレーションを用いる

カラーシミュレーションを用いて、仕上がりをチェックしてください。

複数のカラーパターンを比較し、外壁塗装のプランを検討できるのがカラーシミュレーションのメリット。

インターネット上でもカラーシミュレーションを行えるので、気になる方は一度試してはいかがでしょうか?

 

外壁の面積を意識する

建物によって外壁の面積が異なります。 外壁の面積でダークブラウンの感じ方が変わってきます。

住宅の面積を把握した上でダークブラウンの塗料を用いるかどうか検討することが重要。

面積によっては、納得のいく仕上がりにならなかったと感じる場合もあるかもしれません。

 

ダークブラウン以外のブラウン系の色

ダークブラウン以外に一体どのようなブラウン系の色があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

主なブラウン系の色として、以下のものが挙げられます。

・モカブラウン

・ココアブラウン

・胡桃色

・海老茶

ここでは、ダークブラウン以外のブラウン系の色について紹介します。

外壁塗装を行う際の参考にしてください。

 

モカブラウン

モカブラウンはコーヒー豆をイメージさせるブラウン系の色。

落ち着いた雰囲気を演出しやすいです。

外壁塗装でモダン住宅に仕上げたい方はモカブラウンの塗料も選択肢の1つに入れてはいかがでしょうか?

 

ココアブラウン

ココアブラウンはココアをイメージさせるブラウン系の色。

チョコレート色に比べ、薄い白みがかっているのが特徴に挙げられます。

和風モダンの住宅をはじめ、レンガ調のサイディングやブリック模様のサイディングなどに適しています。

 

胡桃色

胡桃色は胡桃の果皮・樹皮などで染めたブラウン系の色。

黄褐色の明るめの色です。

ジョリパットなどの砂壁調の外壁塗装に胡桃色を用いる際、

可とう性・透湿性に優れた塗料を用いることをおすすめします。

 

海老茶

海老茶は伊勢海老の殻のような赤に黒が加わったブラウン系の色。

レンガ調のサイディングなどに適しています。

 

ダークブラウンと相性の良い色

住宅を2色以上に仕上げる際、どの色と相性が良いか押さえておくことが重要です。

多くの方が一体どの色とダークブラウンを合わせると良いのか疑問に感じているのではないでしょうか?

相性の良い色として、主に以下のものが挙げられます。

・ブラック

・ホワイト

・ベージュ

・濃淡の異なるブラウン系の色

ここでは、ダークブラウンと相性の良い色について紹介します。

住宅の外観に複数の色を取り入れたいと感じている方は一度参考にしてください。

 

ブラック

ブラックは洋風住宅だけでなく、和風住宅に合わせやすいです。

ダークブラウンと同様に高級感を演出しやすいのも特徴に挙げられます。

また、黒っぽい汚れが目立ちにくいのもメリット。

サッシなどに用いられています。

 

ホワイト

ホワイトは多くの住宅に用いられる色です。

ダークブラウンを引き立てられるのがメリット。

住宅を大きく見せるのに加え、太陽光を反射しやすいのも特徴に挙げられます。

ホワイトは汚れが目立ちやすいため、ダークブラウンに合わせる際は注意してください。

 

ベージュ

ベージュと合わせることにより、引き締まった印象を与えることができます。

外壁塗装を行う際、ベースカラーをベージュにしつつ、

アクセントカラーにダークブラウンを用いてはいかがでしょうか?

凹凸のある箇所にダークブラウンを用いることで立体的になります。

 

濃淡の異なるブラウン系の色

住宅の外壁を濃淡の異なるブラウン系の色に統一するのも選択肢の1つ。

薄い色から濃い色まで違和感なく配色しやすい点がメリットに挙げられます。

 

外壁塗装に用いる塗料の選び方

さまざまなメーカーが外壁塗装に用いられる塗料を製造しています。

外壁塗装で失敗しないためにも、数ある塗料の中から一体どれを用いるか検討しましょう。

塗料によって、カラーバリエーションだけでなく、性能に違いがあります。

塗料を選ぶ際の主なポイントとして、以下のものが挙げられます。

・耐用年数

・防汚性

・防カビ性

・耐候性

・費用

・艶の有無

・遮熱性

ここでは、外壁塗装に用いる塗料の選び方について取り上げます。

 

耐用年数

塗料によって耐用年数が異なります。

メンテナンスの頻度を最小限に抑えたいと感じている方は耐用年数の長い塗料をチェックしてください。

成田 崇
成田 崇
塗料の耐用年数については、こちらの記事もぜひ参考にしてください

外壁塗料の耐用期間について|平塚・株式会社いらか|屋根専門

防汚性

外壁の汚れを目立ちにくくしたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

防汚性に優れた塗料を用いて外壁塗装を行うのも住宅のメンテナンスで後悔しないためのポイントです。

 

防カビ性

外壁にカビが発生する可能性があるため、住宅のメンテナンスを行う際は注意しなければなりません。

外壁塗装を行う際、カビ対策として防カビ性に優れた塗料を用いることをおすすめします。

 

耐候性

塗膜は紫外線などによって劣化します。

外壁塗装を行う際、耐候性に優れた塗料を用いることでメンテナンスの手間を省くことも重要です。

 

費用

人によっては外壁塗装の予算に関する悩みを感じているのではないでしょうか?

塗料ごとに費用が異なります。

納得のいく外壁塗装を行うためにも、塗料の費用をチェックすることをおすすめします。

 

艶の有無

艶の有無も塗料を選ぶポイント。

住宅の雰囲気は艶の有無によっても変わってきます。

外壁塗装を行う際は外壁に艶を出したいかどうか検討してください。

 

 

遮熱性

暑さ対策を行う場合、遮熱性に優れた塗料を用いることが重要です。

塗料によって遮熱性が異なります。

 

外壁塗装と同時に屋根塗装を行うのがポイント

外壁塗装を行う際、屋根塗装を同時に行ってはいかがでしょうか?

同時に行うことで足場の設置・撤去する回数を減らすことができます。

足場の設置・撤去の回数により、住宅のメンテナンスを行うための費用が変わります。

住宅によっては、外壁以外にもメンテナンスが必要な箇所が存在するかもしれません。

 

外壁塗装の工程

外壁塗装を行う際、どのような工程が存在するのか押さえておくことが重要。

以下の流れで外壁塗装が進められます。

近隣住民への挨拶

現場の確認

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足場の設置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高圧洗浄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下地処理

汚れなどが付着しないための養生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下塗り

中塗り

上塗り

完了検査

足場の撤去

引き渡し

定期点検

 

近隣住民とのトラブルを避けるために外壁塗装前に挨拶を行います。

塗膜をはがれにくくするために高圧洗浄と下地処理を行うのがポイント。

また、塗料の性能を発揮するために下塗り・中塗り・上塗りを行うことが重要です。

 

ダークブラウンに外壁塗装する業者の選び方

ダークブラウンに外壁塗装する業者は複数存在します。

トラブルを避けるためには、情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つけることが重要です。

業者を選ぶ際の主なポイントは以下の通り。

・過去の施工事例

・創業年・設立年はいつか

・使用する塗料

・取得している資格

・スタッフの対応

・見積書の内容

・保証内容

・施工エリア

ここでは、業者の選び方について取り上げます。

外壁塗装を予定している方は参考にしてください。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去に一体どのような施工事例に携わっているかチェックすることが重要です。

施工の写真内容などを踏まえ、納得のいく外壁塗装を行うかどうか判断してください。

 

創業年・設立年はいつか

長年にわたって外壁塗装に携わっている業者に任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

創業年・設立年をチェックし、長年にわたって外壁塗装に携わっているかどうか判断することも重要です。

 

使用する塗料

業者によって使用する塗料が異なります。

OEMの塗料を用いて外壁塗装を行っている場合、OEM塗料について質問することが重要。

OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略です。

他社ブランドの製品を製造することを意味します。

 

取得している資格

気になる業者を見つけたら、外壁塗装に関する資格を取得しているかどうかチェックしてください。

 

スタッフの対応

相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応を踏まえ、契約を交わすことになります。

分かりやすい言葉で説明するかだけでなく、不安を煽らないかなどもチェックしましょう。

 

見積書の内容

業者が作成した見積書に記載されている内容に一通り目を通し、契約を交わすかどうか判断してください。

外壁塗装の詳細を見積書で把握できるかが重要になってきます。

チェックするポイントとして、以下のものが挙げられます。

・塗料の種類

・塗料の単価

・塗料の数量

・塗料の単位

・施工内容

・費用が相場の範囲内か

・費用の内訳

・備考欄に記載されている内容

・業者の所在地

塗料などについて分からないことがある場合、業者に質問しましょう。

分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルが発生するかもしれません。

外壁塗装の相場を把握する場合、相見積りを行うことをおすすめします。

 

保証内容

ダークブラウンに外壁塗装した後も住宅のメンテナンスを定期的に行う必要があります。

業者が一体どのような保証を用意しているかをチェックした上で相談しましょう。

保証内容は業者によって異なるので、外壁塗装を予定している方は注意してください。

 

施工エリア

施工エリア内かどうかも業者を選ぶポイント。

業者によっては、施工エリア外からの依頼を受け付けていない可能性があります。

 

まとめ

外壁塗装でダークブラウンの塗料を用いることにより、高級感・重厚感を演出しやすいです。

洋風住宅だけでなく、和風住宅に用いやすい点もメリット。

ダークブラウンの塗料は太陽光の熱を吸収しやすいため、室内が暑くなりやすい点に注意しなければなりません。

納得のいく外壁塗装を行いたいと感じている方はダークブラウンのデメリットも押さえましょう。

住宅のテーマ・コンセプトによってはダークブラウン以外の色も選択肢に入れる必要があります。

外壁塗装を近いうちに予定している場合、信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

軒天を黒にするメリット・デメリットとは?塗装時のポイントについて解説!|平塚・株式会社いらか|

軒天を黒にするメリット・デメリットとは?塗装時のポイントについて解説!

 

軒天の色により住宅の雰囲気が変わってきます
成田 崇
成田 崇

人によっては、屋根リフォーム・屋根修理の際に軒天の塗装を予定しているのではないでしょうか?

屋根修理・屋根修理後に後悔しないためにも、どの色に塗装するか検討しなければなりません。

多くの方が軒天を黒に塗装しています。

黒の塗料を選ぶ際、メリットだけでなく、デメリットを押さえておくことが重要。

 

この記事では、軒天を黒にするメリット・デメリットに加え、塗装時のポイントについても解説します。

住宅のメンテナンスを近いうちに予定している方は一度参考にしてください。

 

軒天とはそもそも何か

軒天は外壁から外側に突き出した軒先の天井部分。

住宅の景観を美しくするだけでなく、外壁の劣化を防止する役割があります。

外壁が雨水や日光に当たりにくくするために軒天が設けられている住宅が多いです。

また、延焼対策できるのも軒天を設けるメリット。

火災時による被害を最小限に抑えたいと感じている方は、

成田 崇
成田 崇
リノベーション・リフォームの際に軒天を設けるかどうか検討してはいかがでしょうか?

 

軒天を黒にするメリット

軒天を黒に塗装する際、一体どのようなメリットがあるかについて押さえておくことが重要です。

主なメリットは以下の通り。

・おしゃれな仕上がりになる

・黒ずみ、汚れが目立ちにくくなる

・退色しにくい

ここでは、軒天を黒に塗装するメリットについて解説します。

屋根リフォーム・屋根修理を予定している方は一度チェックしてください。

 

おしゃれな仕上がりになる

軒天を黒に塗装すると、おしゃれな仕上がりになるのがメリット。

住宅のデザイン性にこだわりたいと感じている方は黒の塗料を用いるかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

 

黒ずみ・汚れが目立ちにくくなる

黒の軒天は黒ずみ・汚れが目立ちにくくなります。

黒ずみ・汚れは住宅の景観に関わるので注意が必要。

住宅を綺麗に見せたいと感じている方は黒の塗料を用いるか検討してください。

 

退色しにくい

白やベージュに比べ、退色しにくい点が黒のメリットです。

色褪せを目立ちにくくしたいと感じている方は軒天を黒に塗装することをおすすめします。

 

軒天を黒にするデメリット

軒天を黒に塗装する際、メリットだけでなく、デメリットも押さえなければなりません。

多くの方が軒天の塗装で一体どのような点に注意しなければならないか気になっているのではないでしょうか?

主なデメリットとして、以下のものが挙げられます。

・白い汚れが目立ちやすい

・熱、紫外線を吸収しやすくなる

・景観に関するトラブルが発生する可能性がある

ここでは、軒天を黒にするデメリットについて解説します。

 

白い汚れが目立ちやすい

黒に塗装した軒天は黒ずみが目立ちにくい反面、白い汚れが目立ちやすくなる点に注意しなければなりません。

普段から軒天の状態をチェックし、白い汚れがついていないか把握してください。

 

熱・紫外線を吸収しやすくなる

黒は熱・紫外線を吸収しやすいです。

熱・紫外線が吸収されることにより、室内が暑くなります。

真夏の暑さに悩まされている方は注意が必要。

影になりやすい部分は紫外線の影響を受けにくいです。

 

景観に関するトラブルが発生する可能性がある

軒天を黒に塗装した際、景観を損なう可能性がある点に注意しましょう。

近隣住民との間でトラブルを発生させないためには、

リノベーション・リフォームで景観を損なう外観にしないことが重要です。

人によっては、黒に圧迫感を感じます。

 

軒天を黒にする際のポイント

軒天を黒に塗装する際、一体どのようなポイントがあるか気になっている方が多いのではないでしょうか?

塗装のポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

・住宅のコンセプト、テーマを明確にする

・外壁の色に合わせる

・近隣の建物に合わせる

・薄い黒を検討する

・付帯部の色に合わせる

・日陰に配慮する

・過去の施工事例をチェックする

・カラーシミュレーションを利用する

ここでは、軒天を黒にする際のポイントについて解説します。

屋根リフォーム・屋根修理を予定している方は一度参考にしてください。

 

住宅のコンセプト・テーマを明確にする

屋根リフォーム・屋根修理で軒天を黒にする際、住宅のコンセプト・テーマを明確にしなければなりません。

住宅のコンセプト・テーマにより、塗装する色が変わってきます。

家族と相談し、一体どのような住宅で過ごしたいか相談してください。

 

外壁の色に合わせる

外壁に一体どの色の塗料が用いられているかを踏まえ、軒天を黒に塗装するかどうか検討しましょう。

外壁の色によっては、黒が合わない可能性があります。

軒天の色と外壁の色で統一感を出せるかどうかが屋根リフォーム・屋根修理を行うポイント。

 

 

近隣の建物に合わせる

近隣の建物の色やデザインをチェックし、軒天を黒に塗装するかどうか判断しなければなりません。

軒天の色次第で周囲の景観が損なわれます。

また、区市町村の景観条例に配慮することも重要です。

新築住宅の施工やリノベーション、リフォームなどを行う際、景観条例を意識しながら施工を進めてください。

 

薄い黒を検討する

軒天や外壁を黒に塗装すると、圧迫感が強くなるなどの不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

薄い黒で軒天や外壁を塗装することにより、暗い印象などを感じにくくできます。

 

付帯部の色に合わせる

雨樋や破風板などの付帯部をチェックし、軒天を黒に塗装するかどうか検討してください。

軒天を黒に塗装することでアクセントカラーとして際立たせるのも屋根リフォーム・屋根修理におけるポイントです。

 

日陰に配慮する

軒天は屋根の裏側のため、日陰になりやすいのが特徴。

日陰により、色が暗く見える可能性があります。

軒天を塗装する際、外壁より薄くすることが重要です。

 

過去の施工事例をチェックする

軒天を黒に塗装している住宅をいくつかチェックし、軒天を黒にするかどうか検討することをおすすめします。

他の方が軒天や屋根、外壁などを一体どのような色にしているか参考にしてください。

 

カラーシミュレーションを利用する

カラーシミュレーションを利用し、軒天を黒にするかどうか判断することも重要です。

カラーシミュレーションは軒天・屋根・外壁などを塗装する前に施工後の仕上がりをイメージするソフト。

業者に好みの色などを伝えやすくなるのがメリットに挙げられます。

無料でカラーシミュレーションを利用できるホームページが複数存在するので、

気になる方は一度利用してはいかがでしょうか?

PCやタブレットの画面と実際に塗る塗料は色の見え方が異なるので、軒天を黒に塗装する際は注意してください。

 

軒天におすすめの色

軒天におすすめの色は一体何か気になっている方が多いのではないでしょうか?

住宅によって、塗装されている色が異なります。 おすすめの色として、以下のものが挙げられます。

・黒

・白

・ブラウン

・ベージュ

・赤

・オレンジ

・黄色

ここでは、軒天におすすめの色を紹介するので、

住宅のメンテナンスについて関心のある方は参考にしてください。

 

黒はモダンな雰囲気を演出したい方におすすめです。

 

白は黒同様、軒天の塗装における定番の色。

さまざまな外壁の色に合わせやすいのがメリットに挙げられます。

 

ブラウン

ブラウンはモダンな雰囲気に住宅を仕上げるのに適した色です。

和風だけでなく、洋風の住宅にも合わせやすいのがメリット。

 

ベージュ

ベージュはさまざまな色の外壁と合わせやすいです。

白に比べて落ち着いた雰囲気を演出できるだけでなく、汚れが目立ちにくいのも特徴に挙げられます。

 

軒天を赤で塗装することにより、おしゃれな雰囲気を演出できます。

屋根リフォーム・屋根修理の際、軒天を明るく目立たせたい方におすすめ。

明るく鮮やかな色は周囲の景観を損なう可能性がある点に注意してください。

 

オレンジ

オレンジは赤同様、軒天を明るく目立たせたい方におすすめの色です。

軒天の塗装時に派手過ぎないか注意する必要があります。

 

黄色

黄色も赤やオレンジ同様、軒天を明るく目立たせることができる色。

周囲の景観に配慮しつつ、塗装を行いましょう。

 

著しく劣化している場合は塗装前に補修するのが重要

軒天が著しく劣化している場合、塗装前に補修する必要があります。

補修する方法として、以下の3つが挙げられます。

・換気口の取り付け

・張り替え

・カバー工法

ここでは、補修する方法について解説するので、気になる方は一度参考にしてください。

 

換気口の取り付け

換気口を取り付け、軒天の通気性を改善することが重要。

屋根裏などの通気性が悪いと、カビなどが発生しやすくなります。

 

張り替え

軒天の剥がれなどが目立つ場合、張り替えを行います。

軒天は雨漏りが発生しやすい箇所。

雨漏りが発生していると、塗装で対処できないので注意してください。

 

カバー工法

合板などの劣化が著しく、下地に問題がない場合はカバー工法が行われます。

カバー工法は既存の軒天の上から新しい合板などを貼りつける施工。

既存の軒天を残すことで費用を抑えることができます。

 

軒天に用いられている素材

軒天に用いられている素材が複数存在します。

軒天の塗装を行う際、軒天の素材に一体どのような特徴があるかチェックすることが重要。

主に以下の素材が軒天に用いられています。

・ベニヤ板

・有孔ベニヤ板

・ケイカル板

・プリント合板

・スラグ石膏板

・金属板

ここでは、軒天に用いられている素材について取り上げます。

屋根リフォーム・屋根修理に関心のある方は参考にしてください。

 

ベニヤ板

ベニヤ板は多くの住宅の軒天に用いられています。

安価な点がメリットに挙げられます。

耐火性や耐水性が低い点に注意しなければなりません。

 

有孔ベニヤ板

有孔ベニヤ板は小さい穴が開いたベニヤ板。

天井裏の通気性が確保されています。

 

ケイカル板

ケイカル板は多くの住宅に用いられている素材です。

デザインや色が豊富なのに加え、耐火性・耐水性に優れている点が特徴。

ベニヤ板同様、通気性を向上させるために穴が開けられている場合があります。

 

プリント合板

プリント合板はベニヤ板にプリントシートを貼った素材です。

塗装を行わずに防水対策を行えるのがメリット。

デザイン性があるのもプリント合板の特徴です。

メンテナンスの際、プリント合板を張り替えます。

 

スラグ石膏板

スラグ石膏板は施工性に優れているのが特徴に挙げられます。

ケイカル板に比べ、費用を抑えられるのもメリット。

耐水性が低いため、屋根リフォーム・屋根修理を予定している方は注意してください。

 

金属板

軒天に用いられている金属板はガルバリウム鋼板などが挙げられます。

耐久性をはじめ、耐火性や耐水性に優れています。

費用が高額になる点がデメリット。

 

軒天を塗装するかどうか見極めるポイント

軒天をいつ塗装すれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

住宅の状態をチェックし、塗装するタイミングを見極めることが重要です。

見極める際の主なポイントは以下の通り。

・色褪せの有無

・塗料の剥がれ

・シミの発生

・カビの発生

ここでは、軒天を塗装するタイミングについて解説します。

 

色褪せの有無

軒天は年数の経過とともに色褪せていきます。

色褪せが目立つようになった際、軒天を黒に塗装するかどうか検討してください。

 

塗料の剥がれ

塗料が剥がれている場合、軒天の劣化が進行しています。

塗料だけでなく、軒天が剝がれている場合もあります。

 

シミの発生

軒天にシミがある場合、雨漏りが発生しているかもしれません。

雨漏りを放置し続けると、カビやシロアリなどを発生させてしまうため注意が必要。

被害が大きくなる前に屋根リフォーム・屋根修理を行いましょう。

 

カビの発生

カビや藻が発生しているのを確認した場合、軒天を黒に塗装するかどうか検討しましょう。

住宅によっては雨漏りが発生しているため、業者に住宅の点検を依頼してください。

家族がカビアレルギーに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

 

軒天を黒に塗装する業者の選び方

軒天を黒に塗装する業者は複数存在します。

トラブルを避けるために信頼できる業者に任せたい方が多いのではないでしょうか?

業者に依頼する際、以下のポイントを押さえることが重要。

・過去の施工事例

・在籍しているスタッフ

・スタッフの対応

・見積書に記載されている内容

・保証内容

・口コミの内容

・施工エリア

ここでは、業者の選び方について解説します。

軒天を近いうち塗装したいと感じている方は一度チェックしてください。

 

過去の施工事例

過去に一体どのような施工に携わったかが業者を選ぶ決め手。

軒天の塗装に関する経験が豊富な業者に依頼したいと感じている方が多いのではないでしょうか?

業者の公式サイトに掲載されている施工の写真や施工内容などに目を通し、

納得のいく施工を行うかどうか判断してください。

 

在籍しているスタッフ

業者に在籍しているスタッフが軒天の塗装に関する資格を取得しているかどうかもチェックするポイント。

業者の公式サイトに掲載されているスタッフのプロフィールを踏まえ、施工を任せられるか判断しましょう。

 

スタッフの対応

相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応も依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

専門用語を多く用いず、分かりやすい言葉で塗料などについて説明するかチェックしてください。

分からない専門用語が出てきた場合、業者に質問することが重要。

分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。

また、不安を煽り、契約を急かす悪徳業者が存在します。

その日のうちに契約するのではなく、冷静な判断で契約するかどうか判断する必要があります。

1人で対応するのが不安な場合、家族や信頼できる知り合いに相談してください。

 

見積書に記載されている内容

見積書に記載されている内容を一通りチェックし、契約するかどうか判断しましょう。

チェックするポイントとして、以下のものが挙げられます。

・合計金額

・費用の内訳

・施工内容

・使用する塗料の種類

・部材の容量

・部材の単価

・備考欄

・業者の所在地

・保証期間

業者によって使用する塗料が異なります。

OEMの塗料を用いている業者も存在するため、塗料について質問することが重要。

OEMとは、製造業者が他社ブランドの製品を製造することです。

また、上塗り・中塗り・下塗りを行うかどうか把握しましょう。

屋根や外壁同様、軒天の塗装も上塗り・中塗り・下塗りの計3回行います。

人によっては、軒天の塗装にかかる費用の相場が一体いくらなのか疑問に感じているのではないでしょうか?

相見積りを行い、相場を把握することをおすすめします。

 

保証内容

軒天を黒に塗装した後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。

業者が一体どのような保証を用意しているかチェックし、相談するかどうか判断してください。

保証内容は業者によって異なります。

公式サイトに掲載されている保証内容について分からないことがある場合、業者に質問することが重要です。

 

口コミの内容

口コミに一体どのような内容が記載されているかも業者を選ぶ決め手。

施工内容だけでなく、スタッフの対応について把握できるのが口コミをチェックするメリットです。

 

施工エリア

施工エリアは業者によって異なります。

施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者が存在します。

口コミの内容や過去の施工事例などを踏まえ、施工エリア外の業者に依頼したいと感じた場合は一度相談してください。

施工エリア外の業者に依頼する際、現場に駆け付ける時間がかかるだけでなく、

交通費がかかる可能性がある点に注意しなければなりません。

 

まとめ

軒天を黒に塗装することにより、

黒ずみや汚れが目立ちにくくなるのに加え、退色しにくいのがメリット。

おしゃれな仕上がりになる反面、圧迫感を感じる可能性があるので注意する必要があります。

周囲の景観に配慮し、黒以外の色も検討しましょう。

軒天について気になることがある方は業者に一度相談してください。

業者から適切なアドバイスを受け、分からないことを解消するのも軒天を黒に塗装する際のポイントです。

 

 

 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

ベランダ防水シートを張り替える際の費用は一体どのくらいか?張り替え時のポイントについて解説!|平塚・株式会社いらか|

ベランダ防水シートを張り替える際の費用は一体どのくらいか?張り替え時のポイントについて解説!

 

ベランダが設けられている建物が数多く存在します。
成田 崇
成田 崇

雨風にベランダが晒され続けているため、普段から防水対策を行わなければなりません。

人によっては、リノベーション・リフォームなどを予定しているのではないでしょうか?

リノベーション・リフォームのプランを作成する際、ベランダの状態も重要になってきます。

ベランダ防水シートを使用している場合、張り替えが必要かどうか検討します。

 

この記事では、ベランダ防水シートを張り替える際の費用について解説するので、

リノベーション・リフォームを予定している方は一度参考にしてください。

 

ベランダ防水シートの張り替えにかかる費用

成田 崇
成田 崇
ベランダ防水シートの張り替えにかかる費用は約4,000~8,000円/㎡。

ベランダ防水シート以外にもさまざまな費用が発生します。

人によって張り替えにかかる費用が変わってくるので注意してください。

1回の施工にかかる費用は約40,000~250,000円。

ベランダの面積が広ければ広い程、張り替えにかかる費用が高額になります。

 

ベランダ防水シートを張り替える費用の内訳

ベランダ防水シートの張り替えにかかる費用に一体どのようなものがあるか気になっている方が多いのではないでしょうか?

納得のいく施工を行うためにも、費用の内訳について押さえておくことが重要。

張り替えにかかる費用として、以下のものが挙げられます。

・新たに用意するベランダ防水シートの費用

・既存のベランダ防水シートを撤去する費用

・下地処理

・下地補修

・ドレン周りの処理

・廃材処分費

・昇降階段費

・人件費

ここでは、ベランダの防水工事を予定している方に向けて、

ベランダ防水シートの張り替えにかかる費用の内訳について説明します。

 

新たに用意するベランダ防水シートの費用

新たに用意するベランダ防水シートの種類によって費用が変わってきます。

ベランダの防水対策を行う際、どのベランダ防水シートを用いるか検討しましょう。

 

既存のベランダ防水シートを撤去する費用

ベランダの防水工事を行う際、既存のベランダ防水シートを撤去します。

撤去にかかる費用は約3,000~4,000円/㎡。

ベランダの面積が広ければ広い程、撤去にかかる費用が高額になります。

 

下地処理

ベランダ防水シートの張り替えを行う際、下地処理を行います。

下地処理にかかる費用は約200~1,000円/㎡。

ベランダの面積によって下地処理の費用が変わってきます。

 

下地補修

ベランダによっては下地が著しく劣化しているかもしれません。

下地補修にかかる費用は約200~300円/㎡。

 

ドレン周りの処理

ベランダ防水シートを張り替える際はドレン周りの処理を行います。

ドレンとは、水抜きを目的に設置されている装置を指します。

落ち葉などのゴミによってドレンが詰まってしまうため、ドレン周りの状態に気を配らなければなりません。

ドレン周りの処理にかかる費用は約15,000~25,000円。

新しいベランダ防水シートに張り替えた後もドレンを詰まらせないようにしましょう。

 

廃材処分費

ベランダ防水シートの張り替え時に廃材が発生します。

廃材を処分するための費用がかかります。

約10,000~30,000円が相場。

 

昇降階段費

ベランダ防水シートを張り替える際、足場を確保することが重要です。

約120,000円以上の費用がかかります。

 

人件費

人件費もベランダ防水シートの張り替え時にかかる費用。

約10,000~30,000円かかります。

 

張り替えの回数によって費用が変わる

ベランダ防水シートを張り替える回数によって費用が変わってきます。

ベランダの防水工事を行う際、何回目の張り替えなのか把握することが重要。

 

ベランダ防水シートに一体どのような種類があるか

ベランダ防水シートの種類が複数存在します。

リノベーション・リフォームでベランダ防水シートの張り替えを行う際は各ベランダ防水シートの特徴を押さえましょう。

ベランダ防水シートの種類は以下の2つ。

・ゴム防水シート

・塩化ビニール防水シート

ここでは、ベランダ防水シートの種類について解説するので、気になる方は一度参考にしてください。

 

ゴム防水シート

ゴム防水シートはゴム素材を用いたシート防水材。

厚さは約1.2~2.0㎜です。

伸縮性に優れているのに加え、紫外線に強い点が特徴に挙げられます。

継ぎ目がなく、防水性に優れているのもポイント。

また、大がかりな工具を必要としません。

工期を少しでも短くしたいと感じている方は、ゴム防水シートを用いるかどうか検討してください。

 

塩化ビニール防水シート

塩化ビニール防水シートは塩化ビニル樹脂を主成分にしたシート防水材。

厚さは約1.5~2.5㎜です。

ゴム防水シートに比べて厚みがあるため、鳥などの被害が少ないのが特徴に挙げられます。

柔らかく、複雑な形状のベランダに使いやすいのがポイント。

下地の状態によって固定する方法が異なります。

固定方法は以下の2つです。

・接着工法

・機械的固定工法

 

接着工法は下地・ベランダ防水シートの裏面に接着剤を貼り付ける工法。

軽歩行程度の用途に適しています。

 

機械的固定工法は緩衝材を下地に介し、鋼板やビスなどでベランダ防水シートを固定する工法です。

下地の乾燥不良などに適しているのに加え、既存のベランダ防水シートを撤去せずに済むのもポイント。

機械的固定工法は下地処理の費用を抑えられる反面、人が歩く場所には適していない点に注意しなければなりません。

 

ベランダ防水シートを張り替えるタイミングは一体いつか

ベランダ防水シートが著しく劣化した場合、新たに張り替えましょう。

成田 崇
成田 崇
ベランダ防水シートの寿命は約10~20年。

 

ベランダ防水シートの状態をチェックするポイント

ベランダ防水シートが劣化しているかどうかを判断するポイントが複数存在します。

多くの方が一体どのような問題が発生した際にベランダ防水シートを張り替えると良いか気になっているのではないでしょうか?

チェックするポイントは以下の通り。

・ベランダ防水シートが破れているか

・ベランダ防水シートが膨らんでいるか

・ベランダ防水シートの接合部分が剥がれているか

・ベランダ防水シートが捲れているか

・ベランダ防水シートに水溜まりができているか

ここでは、ベランダ防水シートの状態をチェックするポイントについて取り上げます。

リノベーション・リフォームなどを予定している方は参考にしてください。

 

ベランダ防水シートが破れているか

ベランダ防水シートが破れているのを確認した場合、新たに張り替えることをおすすめします。

ベランダ防水シートを劣化させる原因として、主に以下のものが挙げられます。

・水分

・風

・熱

下地のヒビ割れなどに浸水するため、リノベーション・リフォームなどを行う際は注意しなければなりません。

 

ベランダ防水シートが膨らんでいるか

ベランダ防水シートが劣化すると、膨らんでいる部分が出ます。

膨らむ原因はベランダ防水シートの下に侵入した雨水。

放置し続けると、劣化が進みます。

最終的にベランダ防水シートが破れます。

 

ベランダ防水シートの接合部分が剥がれているか

ベランダ防水シートの接合部分が剥がれると、雨水が侵入しやすくなります。

接合部分が剥がれているのを見つけたら、すぐに張り替えることが重要。

ベランダ防水シートが縮むと、接合部分が剥がれやすくなるので注意してください。

 

ベランダ防水シートが捲れているか

ベランダ防水シートの接合部分が剥がれてしまうと、雨水や風によって捲れてしまいます。

捲れた結果、紫外線や雨に下地が晒されます。

 

ベランダ防水シートに水溜まりができているか

ベランダ防水シートに水溜まりができているかどうかもチェックするポイント。

水溜まりを見つけたら、ベランダ防水シートの張り替えを検討してください。

 

ベランダ防水シートの張り替えの手順

ベランダ防水シートを一体どのような手順で張り替えるか気になっている方が多いのではないでしょうか?

以下の手順で施工が行われます。

既存のベランダ防水シートを撤去

下地処理

接着剤の塗布

新しいベランダ防水シートの張り替え

トップコートの塗布

 

ベランダ防水シート以外の防水工事

ベランダ防水シート以外の防水工事として、以下のものが挙げられます。

・ウレタン防水

・アスファルト防水

・FRP防水

各防水工事の特徴を踏まえ、

リノベーション・リフォームなどのプランを立てることが重要です。

ここでは、ベランダ防水シート以外の防水工事について触れていくので、気になる方は一度チェックしてください。

 

ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る防水工事。

費用は約4,500~8,000円/㎡です。

手作業で塗り重ねるため、ベランダの形状・素材・面積を問わずに施工できるのがメリットに挙げられます。

ウレタンの塗布と乾燥に約1週間かかるので、防水工事をいち早く済ませたいと感じている方は注意しなければなりません。

また、職人の技術によって仕上がりが変わってくるのもデメリット。

少しでも費用を安く抑えたい方・複雑な形状のベランダを設置している方などは、

ウレタン防水を行うかどうか検討してください。

 

アスファルト防水

アスファルト防水とは、アスファルトが含まれたシートを高熱で溶かしながら接着する防水工事。

費用は約6,000~10,000円/㎡です。

耐久性に優れているのがメリットに挙げられます。

広いベランダに適している防水工事のため、狭いベランダを住宅に設置している方は注意してください。

 

FRP防水

FRP防水は繊維強化プラスチックを用いた防水工事。

繊維強化プラスチックは軽量かつ強度に優れた素材です。

約4,000~10,000円/㎡の費用がかかります。

1~2日で施工が済むので、防水工事の日数を短くしたい方は一度検討してはいかがでしょうか?

防水工事の日数が短い理由は乾燥を待つ必要がないためです。

繊維強化プラスチックは紫外線に強くないので、

5年に1回の頻度でトップコートを塗り替えなければならない点がデメリットに挙げられます。

メンテナンスの費用を踏まえ、FRP防水を行うか検討しなければなりません。

 

ベランダ防水シートの劣化を放置し続けることで発生する問題

ベランダ防水シートの劣化を放置し続けると、雨漏りが発生します。

雨漏りはさまざまな問題を引き起こすので、いち早く対処することが重要。

主な問題として、以下のものが挙げられます。

・木材の腐食

・カビの発生

・シロアリの発生

・漏電

・資産価値の低下

ここでは、雨漏りによって引き起こされる問題について取り上げます。

雨漏り対策に関心のある方はチェックしてください。

 

木材の腐食

雨漏りを放置し続けると、住宅に用いられている木材は腐食する可能性があります。

木材の腐食は住宅の寿命が短くなる原因になるので注意が必要。

 

カビの発生

雨漏りが原因でカビが発生しやすくなります。

カビは健康被害の原因になるため、雨漏り対策を普段から意識してください。

 

シロアリの発生

シロアリは湿度の高い場所に集まりやすいです。

雨漏りが発生すると、シロアリが発生しやすくなるので注意しなければなりません。

シロアリも住宅の寿命が短くなる原因の1つです。

 

漏電

雨漏りを放置し続けると、漏電が発生しやすくなります。

漏電は火災の原因になるため、周囲に被害を与えないためにも、雨漏りや漏電対策を心掛けましょう。

 

資産価値の低下

雨漏りによって住宅の資産価値が低下します。

家族に住宅を相続させたい場合、適切なメンテナンスを行い、住宅の資産価値を低下させないことが重要です。

 

ベランダを無くすメリット

リノベーション・リフォームなどを機にベランダを無くすかどうか検討している方もいるのではないでしょうか?

主なメリットは以下の通りです。

・掃除の手間が減る

・虫が集まりにくくなる

・防犯対策につながる

・メンテナンス費用を抑えられる

スタイリッシュな外観になる ここでは、ベランダを無くすメリットについて説明します。

 

掃除の手間が減る

ベランダを無くすことにより、掃除の手間を減らすことが可能。

鳥の糞をはじめ、落ち葉や砂埃、虫の死骸などがベランダにつきます。

水栓がベランダに無い場合、バケツで水を汲まなければなりません。

 

虫が集まりにくくなる

部屋の光に虫が集まる問題を解消できるので、ベランダを無くすかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

 

防犯対策につながる

ベランダは空き巣などの侵入経路になります。

リノベーション・リフォームなどでベランダを無くすことで防犯対策につながるのもメリット。

 

メンテナンス費用を抑えられる

ベランダがある場合、ベランダ防水シートだけでなく、

排水溝や配管などのメンテナンスを行わなければなりません。

リノベーション・リフォームなどでベランダを無くすことでメンテナンス費用を抑えられます。

 

スタイリッシュな外観になる

ベランダを無くすことでスタイリッシュな外観になるのもメリット。

リノベーション・リフォームで住宅のデザインを決める際、

ベランダを無くすかどうかだけでなく、屋根の形状や外壁の色なども検討してください。

 

ベランダ防水シートの張り替えは一体どのような業者が行っているか

ベランダ防水シートの張り替えを行っている業者が複数存在します。

どのような業者がベランダ防水シートの張り替えに関する依頼を受け付けているか

疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

以下の業者が依頼を受け付けています。

・ハウスメーカー

・外壁塗装会社

・リフォーム会社

・防水専門会社

ここでは、ベランダ防水シートの張り替えの依頼を受け付けている業者について紹介します。

 

ハウスメーカー

ハウスメーカーにベランダ防水シートの張り替えを依頼することが可能。

費用が高額になる点に注意してください。

住宅の構造や素材に詳しい業者に依頼したいと感じている方は、

ハウスメーカーを選択肢の1つに入れることをおすすめします。

 

外壁塗装会社

ベランダの防水工事だけでなく、

外壁塗装も予定している方は外壁塗装会社に依頼するかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

 

リフォーム会社

リフォーム会社にベランダ防水シートの張り替えを依頼できます。

ベランダ以外の箇所も修理したいと感じている方におすすめです。

 

防水専門会社

防水専門会社は屋根・外壁などの防水工事を行う業者。

ベランダ防水シートの張り替えに関する依頼も受け付けています。

 

ベランダ防水シートの張り替えを行う業者の選び方

数あるベランダ防水シートの張り替えを行う業者の中から

一体どこに依頼すれば良いか迷っている方が多いのではないでしょうか?

情報収集を十分行い、信頼できる1社に絞ることが重要。

選ぶポイントとして、主に以下のものが挙げられます。

過去の施工事例

スタッフの対応

見積書の内容

保証内容

ここでは、業者の選び方について取り上げます。 気になる方は一度参考にしてください。

 

過去の施工事例

気になる業者を見つけたら、過去の施工事例を踏まえた上で依頼するかどうか判断することが重要。

過去の施工事例でチェックするポイントとして、施工に関する写真・施工内容・工期・費用などが挙げられます。

 

スタッフの対応

相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応も業者を選ぶポイントです。

専門用語を多く用いない・分かりやすい言葉でベランダ防水シートなどについて説明するか、

契約を急かさないかなどをチェックしましょう。

また、口コミでスタッフとコミュニケーションを取りやすいかどうか把握することをおすすめします。

 

見積書の内容

業者が作成した見積書に目を通し、契約を交わすかどうか判断しなければなりません。

使用するベランダ防水シートだけでなく、

ベランダ防水シートの単価・数量や施工内容、費用の内訳などを細かくチェックしましょう。

 

保証内容

ベランダ防水シートを張り替えた後も定期的に住宅のメンテナンスを行うことが重要です。

業者の保証内容が充実しているかどうかも依頼するかどうか判断するポイント。

保証内容は業者によって異なります。

 

まとめ

ベランダ防水シートの張り替えにかかる費用は約4,000~8,000円/㎡です。

ベランダの面積や使用するベランダ防水シートの種類などによって費用が変わってくるので注意しなければなりません。

予算に応じた防水工事を行うことが重要。

ベランダ防水シートが劣化しているのを確認した場合、信頼できる業者に一度相談してください。

業者から適切なアドバイスを受けつつ、雨漏りなどの対策を行うことをおすすめします。

 

 

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この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

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