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かっこいい外壁の色を見つけるにはカラーシミュレーションが重要!外壁塗装を進める際のポイントについて解説|平塚・株式会社いらか|

かっこいい外壁の色を見つけるにはカラーシミュレーションが重要!外壁塗装を進める際のポイントについて解説

成田崇
成田崇

  思い入れのある住宅で少しでも長く住み続けるためには、定期的にメンテナンスを行い、住宅の不具合を解消しなければなりません。
普段から住宅の状態に気を配り、不具合がないかチェックしましょう。
 
住宅の経年劣化を判断するポイントに外壁の色が挙げられます。 外壁の色によって住宅の雰囲気が変わってきます。
人によっては、外壁塗装で外壁をかっこよく仕上げたいと感じているのではないでしょうか?
カラーシミュレーションなどを通して、かっこいい外壁の色を見つけることが重要。
 
今回は外壁塗装でかっこいい外壁の色に仕上げるためのポイントについて解説します。
住宅のメンテナンスに関心のある方は一度参考にしてください。

かっこいい外壁の色

かっこいいと感じる外壁の色は人によって異なります。 自分の趣向を踏まえ、外壁塗装に用いる色を決めましょう。

かっこいい外壁の色の一例として、主に以下のものが挙げられます。
 
・ツートンカラー
・オールブラック
・和風モダン モノトーンと木目調の組み合わせ
・ヨーロピアン
 
どの色を用いるかで住宅の雰囲気が変わるため、外壁塗装を行う際は各色の特徴を押さえなければなりません。
まずはかっこいい外壁の色について紹介します。 外壁塗装をこれから予定している方はぜひチェックしてください。

ツートンカラー

ツートンカラーは外壁を2色に塗り分けるデザインを指します。

どの色を組み合わせるかにより、住宅の雰囲気が変わるのが特徴。
かっこよく仕上げられるだけでなく、落ち着いた雰囲気に仕上げられるのもポイントです。
対比色を用いると、シャープな雰囲気を演出できます。
ツートンカラーで外壁塗装を進める際、どの色を組み合わせるかについて一度検討してください。

オールブラック

黒もかっこいい外壁の色に挙げられます。 重厚な雰囲気を演出できるのが特徴。

グレーのような黒に近い濃色も外壁をカッコよく仕上げることができます。

和風モダン

和風モダンは茶色や黒、白など、和の要素を取り入れる方法。

大人っぽい雰囲気を演出させるために木目柄を上手く取り入れるのもポイントです。
瓦や植栽などを意識し、外壁塗装を進めてください。 どの色を組み合わせ、和風の雰囲気を演出するか検討しましょう。

モノトーンと木目調の組み合わせ

黒と木目調を上手く組み合わせることにより、住宅の雰囲気をかっこよく演出できます。

かっこいい雰囲気を演出させるポイントは黒を取り入れることです。
木目調を広く用いると、ログハウスのような雰囲気になるので、新築住宅の施工やリノベーションなどを予定している方は注意してください。

ヨーロピアン

ヨーロッパ調に仕上げるのもかっこいい外壁を演出するためのポイント。

エントランス部分にレンガ調を上手く取り入れると、かっこいい雰囲気に仕上げられます。
ヨーロピアンはかっこよく仕上げられるだけでなく、可愛い雰囲気にもできます。
外壁を白くし、玄関のドアや開口部にシルバーを取り入れることでおしゃれに仕上げることが可能。
ヨーロッパにあるような住宅に住みたい方はヨーロッパ調にするか検討してはいかがでしょうか?

カラーシミュレーションでかっこいい外壁の色を見つけることが重要

かっこいいと感じた色でも、外壁塗装を行ってみると、イメージと異なる場合もあります。

外壁の色を決める際はイメージと仕上がりのズレをいかに無くしていくかが重要。
ズレを無くす方法の1つにカラーシミュレーションが挙げられます。
単語自体は聞いたことがあるものの、一体どのようなものなのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
ここでは、カラーシミュレーションについて解説します。

カラーシミュレーションとは

カラーシミュレーションはパソコンに住宅の写真を取り込み、外壁や屋根のカラーパターンをシミュレーションするもの。

スマートフォンやタブレットなどで試せる簡易タイプと塗装業者が外壁のカラーパターンをシミュレーションするプロタイプが存在します。

カラーシミュレーションのメリット

カラーシミュレーションがあれば、さまざまな色を試すことができます。

どのような色にすれば良いか分からないなどの悩みを解消するきっかけになるのがメリット。
外壁塗装の方向性をカラーシミュレーションで明確にし、施工を進めてください。
プロタイプのカラーシミュレーションを用いることにより、細部にわたってイメージを固められるのもポイントです。

カラーシミュレーションのデメリット

カラーシミュレーションは画面上で見える色と実際の色が異なる可能性があるのがデメリット。

スマートフォンなどの画面上で良いと感じていても、実際の仕上がりを見た際にイメージと異なる場合もあるので注意しなければなりません。

カラーシミュレーションを行う方法

外壁の色を決めるためにカラーシミュレーションを公開しているWebサイトが存在します。

外壁塗装を行う前にWebサイトに公開されているカラーシミュレーションで施工のイメージを固めてはいかがでしょうか?
カラーシミュレーションの結果を踏まえ、塗装業者と外壁の色について話し合うことになります。

カラーシミュレーション以外にかっこいい外壁の色を見つける方法

かっこいい外壁の色を見つける方法はカラーシミュレーションだけではありません。

他の方法も用いて、外壁の色を決めることが重要です。
カラーシミュレーション以外にかっこいい外壁の色を見つける方法として、以下のものが挙げられます。
 
・塗り板
・色見本帳
 
それぞれの特徴を理解し、かっこいい外壁の色を見つけてください。
ここでは、塗り板と色見本帳について解説します。

塗り板

塗り板は見本用のサイズの板に塗料を塗った物。

実際に塗装した時の色味に近い色が出るのが特徴です。
塗膜の質感をチェックできるのもメリットに挙げられます。
さまざまな種類が存在するので、外壁塗装を予定している方は塗り板も参考にしてください。

色見本帳

色見本帳はさまざまな色のサンプルをチェックできる物。

塗料メーカーが塗装業者に配布・貸出を行っています。
仕上がりに近い状態の色をチェックした上で外壁塗装に用いる色を決められるのがメリットです。
また、色番号を指定し、目的の塗料を発注できるのもメリットの1つ。
カラーシミュレーションや塗り板を併用し、かっこいい外壁の色を見つけましょう。

かっこいい外壁の色を見つける際のポイント

かっこいい外壁の色を見つける方法は分かったものの、色を決める際のポイントは何か気になっているのではないでしょうか?

数多くの色が存在するため、人によっては外壁の色を選ぶのに時間がかかってしまうかもしれません。
かっこいい外壁の色を見つける際のポイントは以下の通り。
 
・住宅のコンセプトを明確にする
・外壁の面積を考慮する
・反射率を考慮する
・外壁材を考慮する
・住宅の形状を考慮する
・周囲の景観に浸透するか検討する
・景観ガイドラインを守る
・3色以内にまとめる
 
さまざまなことを意識し、納得のいく色を見つけましょう。
ここでは、かっこいい外壁の色を見つける際のポイントについて取り上げます。
外壁の色を選ぶ際の決め手について知りたい方は参考にしてください。

住宅のコンセプトを明確にする

外壁塗装を行う際、住宅のコンセプトを明確にすることが重要です。

コンセプトによって、外壁の色が変わってきます。
外壁塗装やリノベーション、リフォームを予定している方はどのようなコンセプトで施工を進めていくか検討してください。
また、自分だけで外壁塗装に用いる色を決めるのではなく、家族が一体どの色がかっこいいと感じているか意見を聞くのもポイント。
家族との間でトラブルが発生するのを避けましょう。

外壁の面積を考慮する

住宅によって外壁の面積が異なります。

かっこいいと感じた色でも、外壁の面積によって住宅の雰囲気が変わる点に注意が必要。
外壁の色を選ぶ際は外壁の面積を考慮してください。

反射率を考慮する

晴れの日と曇りの日によって、住宅の雰囲気が変わってきます。

日照率や時間帯で太陽光の色が変化する点も外壁塗装を行う上で意識しなければなりません。
日照率は住宅が建っている場所で異なるので注意しましょう。
反射率が高ければ高い程、外壁が明るく見えます。
また、夕方になると、太陽光に赤みが多く含まれるのもポイント。

外壁材を考慮する

住宅によって、用いられている外壁材が異なります。

外壁材も住宅の雰囲気に関わるポイントに挙げられます。
かっこいいと感じた外壁の色で外壁塗装を進める際、外壁材も考慮してください。
多くの住宅に外壁材としてガルバリウム鋼板などの金属サイディングが用いられています。
重厚感のあるブラックやおしゃれな雰囲気を演出できるシルバーなどが人気。
コンクリート・モルタルの場合、無機質な印象をどのように活かすかが外壁塗装を行う上でポイントになってきます。

住宅の形状を考慮する

形状が住宅によって異なります。 外壁塗装でかっこいい色を用いる際、住宅の形状も考慮することが重要。

形状によっては、イメージと違うと感じるかもしれません。

周囲の景観に浸透するか検討する

周囲の景観に配慮しつつ、外壁塗装を進めましょう。

かっこいいと感じた外壁の色でも、周囲の景観を損なってしまう可能性があります。
周囲の建物が外壁の色に一体何を用いているかチェックすることをおすすめします。
近隣住民との間でトラブルを避けてください。

景観ガイドラインを守る

市町村は景観ガイドラインを策定しています。

外壁塗装やリノベーション、リフォームなどを行う際、景観ガイドラインに則って施工を進めていかなければなりません。

3色以内にまとめる

かっこいいと感じた外壁の色で外壁塗装を進める際、何色用いるかも重要です。

使う色が多ければ多い程、配色が難しくなります。
屋根の色を含め、3色以内にまとめるのも外壁塗装のポイント。
玄関ドアや開口部、サッシなどの色も踏まえ、外壁の色を決めることをおすすめします。
通常、玄関ドアや開口部、サッシなどの塗装が外壁塗装に含まれていません。

外壁塗装で3色選ぶ際の基準

外壁塗装で3色以内にまとめたいものの、どのように選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

3色選ぶ基準として、以下のものが挙げられます。
 
・ベースカラー
・アソートカラー
・アクセントカラー
 
各色の特徴を理解し、まとまりのある仕上がりにすることが重要です。
ここでは、外壁塗装で3色選ぶ際の基準について説明するので、気になる方は参考にしてください。

ベースカラー

ベースカラーは住宅の雰囲気に関わる色。

塗装面積がアソートカラー・アクセントカラーに比べて大きいです。 外壁全体の50~75%を占めます。
周辺の建物の色から逸脱しない色を選ぶのがポイント。
赤や緑のような鮮やかな原色はベースカラーに適さないため、外壁塗装を予定している方は注意してください。

アソートカラー

アソートカラーはベースカラーの次に塗装面積が大きい色です。 外壁全体の20~50%を占めます。

べースカラーとアクセントカラーの間を取り持つことができるのが特徴。
ベースカラーとの相性を踏まえ、アソートカラーにどの色を用いるか検討しましょう。

アクセントカラー

アクセントカラーは住宅の雰囲気を引き締める役割を持つ色です。

最も面積が小さく、外壁全体の5~10%を占めます。
ベースカラー・アソートカラーより濃い色を選ぶのがポイント。

かっこいい外壁の色で外壁塗装を行う業者の選び方

かっこいいと感じた外壁の色を決めるだけでなく、どの塗装業者に依頼するかも重要になってきます。

多くの方が信頼できる塗装業者に任せたいと感じているのではないでしょうか?
塗装業者を選ぶポイントは以下の通り。
 
・過去の施工事例
・見積書の内容
・相見積もりの結果
・在籍しているスタッフ
・スタッフの対応
・施工エリア内か
・保証内容が充実しているか
 
気になる塗装業者を見つけたら、可能な限り情報収集を行いましょう。
ここでは、外壁塗装を行う塗装業者の選び方について触れていきます。

過去の施工事例

塗装業者を選ぶポイントに過去の施工事例が挙げられます。

外壁塗装を塗装業者に依頼する際、過去に一体どのような施工に携わっているかを意識している方が多いのではないでしょうか?
塗装業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例をチェックし、依頼するかどうか判断してください。
写真だけでなく、工期や施工内容、費用などもチェックするポイントです。

見積書の内容

外壁塗装を行う際、塗装業者が作成した見積書の内容を踏まえた上で契約を進めていく必要があります。

使用する塗料をはじめ、塗料の数量・単価や足場、養生、費用の内訳などを細かくチェックしてください。
また、見積書に上塗り・中塗り・下塗りに関する記載があるかどうかもポイント。
塗料の性能を十分に引き出すためには、上塗り・中塗り・下塗りを行わなければなりません。
見積書について分からないことがある場合、塗装業者に質問することをおすすめします。
分からないことをそのままにしてしまうと、後でトラブルに発展する可能性があります。

相見積もりの結果

塗装業者によって、外壁塗装にかかる費用が変わってきます。

数多くの塗装業者から1社に絞り切れない場合、相見積もりを行ってはいかがでしょうか?
費用が相場の範囲内かどうかを踏まえ、選択肢を絞るのも重要です。 納得のいく費用で施工を進めてください。

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかも塗装業者を選ぶ決め手。

スタッフが外壁塗装に何年携わっているかだけでなく、取得している資格を踏まえた上で依頼するかどうか判断しましょう。
気になる塗装業者を見つけたら、創業年・設立年をチェックし、長年にわたって外壁塗装に携わっているかを把握してください。 歴史が浅い塗装業者の場合は創業者の経歴も把握することが重要です。

スタッフの対応

スタッフとコミュニケーションが取りやすいかどうかも依頼するポイント。

問い合わせなどの際にスタッフと接しやすいと感じたら、契約するかどうか判断してください。
かっこいい外壁の色を決める際に適切なアドバイスを受けたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
また、スタッフが契約を急かす場合、注意する必要があります。 外壁塗装の契約を急かす悪徳業者も中には存在します。
納得のいく施工を行うためには、冷静な判断で契約するかどうか判断するのがトラブルを避けるポイント。

施工エリア内か

塗装業者によって、施工エリアが異なります。

かっこいい外壁の色で外壁塗装を行う際は施工エリア内かどうかもチェックすることをおすすめします。
施工エリア外の場合、依頼できない可能性もあるので注意しなければなりません。
過去の施工事例などを踏まえた上で施工エリア外でも依頼したいと感じている方は一度相談してください。

保証内容が充実しているか

外壁塗装を終えた後も定期的に住宅のメンテナンスを行う必要があります。

どのようなタイミングで不具合が発生するかは住宅によって変わってきます。
気になる塗装業者を見つけた際、どのような保証を用意しているかチェックしてください。
保証内容は塗装業者によって異なります。

外壁塗装と同時に屋根塗装を行うのも選択肢の1つ

かっこいい外壁の色で外壁塗装を予定している場合、屋根塗装も同時に行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

屋根塗装を同時に行うことで足場の設置にかかる費用を抑えられるのがメリットです。

まとめ

かっこいいと感じる外壁の色は1人1人の趣向によって異なります。

屋根・玄関ドアなどの色や外壁の面積、反射率などによって、住宅の雰囲気が変わってきます。
カラーシミュレーションだけでなく、塗り板・色見本帳・塗装業者のアドバイスを踏まえ、どの色を外壁塗装に用いるか十分検討してください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。