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モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行いたい方へ!塗装時のポイントについて解説|平塚・株式会社いらか|

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行いたい方へ!塗装時のポイントについて解説

成田 崇
成田 崇
近いうち、外壁塗装を予定しているものの、どの色で塗装するか迷っている方も多いのではないでしょうか?

外壁のデザインによって住宅の雰囲気が変わってきます。
リノベーション・リフォームなどで外壁塗装を行う際はどの色を取り入れるか十分検討しなければなりません。
外壁塗装に用いられる人気の色の1つにモスグリーンが挙げられます。
 
今回は、モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う際のポイントについて解説します。
住宅のリノベーション・リフォームに関心のある方は参考にしてください。

モスグリーンとは

モスグリーンは暗い黄緑色。 コケに近い色合いなのが特徴に挙げられます。 また、カーキに比べて赤みが少ないです。

モスグリーンを外壁塗装に取り入れるメリット

外壁塗装に取り入れる色を決める際、どのようなメリットがあるかを意識しましょう。

モスグリーンのメリットとして、以下のものが挙げられます。
 
・欧米風の雰囲気を演出できる
・汚れが目立ちにくい
・緑化との相性が良い
 
ここでは、モスグリーンを外壁塗装に取り入れるメリットについて紹介するので、気になる方は一度チェックしてください。

欧米風の雰囲気を演出できる

住宅の外観によっては、欧米風の雰囲気を演出できるのがモスグリーンのメリット。

おしゃれな住宅に住みたいと感じている方は外壁塗装にモスグリーンを取り入れてはいかがでしょうか?
モスグリーンは欧米の住宅に用いられる場合が多いです。

汚れが目立ちにくい

汚れが目立ちにくいのもモスグリーンの特徴。

外壁が汚れる原因としてコケ・カビ・土埃・泥などが挙げられます。
グリーン系の塗料を用いると、コケなどが目立ちにくくなるので、外壁塗装でモスグリーンを用いるか検討してください。
また、色褪せにくいのもモスグリーンを外壁に取り入れるメリットです。
外壁は年数の経過とともに色褪せが目立ち始めます。
モスグリーンは色褪せが気になる方にもおすすめの色。
色褪せによって住宅の雰囲気が変わってくるので、住宅のメンテナンスを行う際は注意しましょう。

緑化との相性が良い

モスグリーンは住宅の緑化との相性が良いのもメリットに挙げられます。

ガーデニングや家庭菜園を庭で行いたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
住宅の外壁塗装を行う際、モスグリーンを外壁に取り入れ、統一感を出すことをおすすめします。

モスグリーンとの相性が良いツートンカラー

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う方もいます。

人によっては、モスグリーン以外の色も用いたいと感じているのではないでしょうか?
相性が良いツートンカラーとして、以下の色が挙げられます。
 
・ホワイト
・ブラウン
・ベージュ
・薄い緑
・木目調
・ブラック
 
各色の特徴を押さえ、外壁塗装を行うことが重要です。
ここでは、モスグリーンとの相性が良いツートンカラーについて解説するので、気になる方は参考にしてください。

ホワイト

モスグリーンとホワイトを組み合わせることにより、爽やかな雰囲気を演出できます。

ホワイトは多くの色と組み合わせやすい色。
明るい雰囲気や清潔感を感じたい方はツートンカラーにホワイトを選んではいかがでしょうか?
年数の経過と共に汚れが目立ちやすいのがホワイトのデメリット。
外壁塗装でホワイトを用いる際は汚れやすさに注意しなければなりません。

ブラウン

ブラウンとモスグリーンを組み合わせることにより、自然な雰囲気を演出できます。

木と土の色を表現したいと感じている方は、ツートンカラーにブラウンを用いることをおすすめします。
暗めな雰囲気になる可能性もあるため、外壁塗装を予定している方は注意してください。

ベージュ

モスグリーンとベージュを組み合わせる場合も多いです。

ベージュは優しい雰囲気を演出するのが特徴。 派手な印象になりにくいのがメリットに挙げられます。
周囲の景観を損なわないようにしたいと感じている方はベージュを取り入れてはいかがでしょうか?

薄い緑

薄い緑を用いることにより、濃淡をつけられます。

モスグリーンとのツートンカラーで失敗したくない場合、同系色を検討することをおすすめします。

木目調

モスグリーンと木目調の組み合わせも自然な仕上がりを感じられる組み合わせ。

ツリーハウスのような住宅に住みたい方は木目調も検討してください。

ブラック

モスグリーンとブラックを組み合わせることにより、上品な印象を演出できます。

ブラックはホコリなどによる汚れが目立ちにくいです。
熱を吸収しやすいデメリットがあるため、モスグリーンとのツートンカラーにブラックを用いる際は注意してください。

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う際の注意点

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う際、注意したいポイントがいくつか存在します。

主な注意点は以下の通り。
 
・塗料の費用が高くなる可能性がある
・汚れの種類によっては見つけにくい
・色褪せが目立ちやすい
 
注意点を踏まえ、外壁塗装を進めましょう。
ここでは、モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う際の注意点について解説します。

塗料の費用が高くなる可能性がある

塗料によって費用が変わってきます。

モスグリーンの場合、外壁塗装の費用が高くなる可能性がある点に注意が必要。

汚れの種類によっては見つけにくい

汚れの種類によって目立ちやすさが変わります。

外壁塗装にモスグリーンを用いると、汚れの種類によっては見つけにくくなるのもデメリットです。
湿度の高い場所や日当たりの悪い場所はカビが発生しやすいので、モスグリーンの塗料を用いる方は注意してください。

色褪せが目立ちやすい

モスグリーンなどのグリーン系の塗料は色褪せが目立ちやすいのもデメリット。

色褪せてしまうと、古いなどの印象を与えてしまうかもしれません。
定期的に塗り替え、色褪せを目立ちにくくすることが重要です。

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を行う際のポイント

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を行う際、どのようなポイントがあるか疑問に感じているのではないでしょうか?

納得のいく外壁塗装にするためには、ポイントを何点か押さえる必要があります。
主なポイントとして、以下のものが挙げられます。
 
・住宅のコンセプトを明確にする ガーデニング
・家庭菜園を行うか 色の濃淡を意識する
・モスグリーンを塗る位置を決める
・周囲の景観を損なわないか意識する
・景観ガイドラインをチェックする
・過去の実例を参考にする
・カラーシミュレーションをチェックする
・晴れた日での見え方をチェックする
 
ここでは、ツートン塗装を行う際のポイントについて解説するので、外壁塗装に関心のある方は一度参考にしてください。

住宅のコンセプトを明確にする

外壁塗装を行う際、住宅のコンセプト・テーマを明確にすることが重要。

住宅のコンセプト・テーマによって、用いる色が変わってきます。
モスグリーンが住宅のコンセプト・テーマに適しているかどうかを踏まえ、外壁塗装を進めてください。
また、家族の意見を参考にするのも重要。
どのような住宅に住みたいかなどを家族に聞き、モスグリーンを取り入れるか判断しましょう。

ガーデニング・家庭菜園を行うか

ガーデニング・家庭菜園を楽しみたいかもモスグリーンを取り入れたツートン塗装を行うかどうかの決め手。

庭などに植えている植物との相性を踏まえ、外壁塗装に用いる色を決めることが重要です。

色の濃淡を意識する

色によって、雰囲気が変わってきます。

落ち着いた印象を与える色だけでなく、派手な印象を与える色も存在します。
モスグリーンをはじめとしたグリーン系の色は目立ちやすくなる可能性があるので注意してください。
モスグリーンの色味を活かすためには、色の濃淡を意識することが重要。
日の当たり方を踏まえ、どの色と組み合わせるか検討しましょう。

モスグリーンを塗る位置を決める

ツートン塗装を行う際、モスグリーンをどこに塗るか検討しなければなりません。

モスグリーンを塗る位置によって、住宅の雰囲気が変わってきます。

周囲の景観を損なわないか意識する

周囲の景観を損なわないかどうかを踏まえた上でモスグリーンを取り入れたツートン塗装を行うのもポイント。

場所によっては、モスグリーンを取り入れることで周囲の景観を損なう可能性があります。
住宅の外観が原因で近隣住民との間でトラブルが発生するのを避けましょう。
モスグリーンを取り入れたツートン塗装で周囲の景観が損なわれてしまう場合、別の色を検討しなければなりません。

景観ガイドラインをチェックする

外壁塗装は市町村の景観ガイドラインに則って行いましょう。

市町村によっては、モスグリーンを用いた外壁塗装が景観ガイドラインによってできない可能性もあります。

過去の実例を参考にする

外壁塗装にモスグリーンを用いた住宅をいくつかチェックし、どのように外壁塗装を進めていくか検討してください。

イメージに近い施工事例を業者に見せ、想定していたものと違う仕上がりになるのを防ぐのも外壁塗装を行う上で重要です。

カラーシミュレーションをチェックする

多くの塗装業者はカラーシミュレーションを提供しています。

カラーシミュレーションとは、専用のソフトで外壁や屋根を複数のカラーパターンでシミュレーションするもの。
外壁などに色を載せると、外壁塗装の仕上がりをイメージしやすくなります。
カラーシミュレーション以外にも、色見本帳や塗り板を用いて、モスグリーンと組み合わせる色を決めることも重要です。
塗り板は塗膜の質感もチェックできるので、外壁塗装を予定している方は塗り板で色味を確かめてはいかがでしょうか?

晴れた日での見え方をチェックする

晴れた日での見え方をチェックし、モスグリーンを取り入れたツートン塗装を行うか検討してください。

晴れた日と曇りの日でどのように見え方が変わるかを把握するのも外壁塗装で失敗を避けるポイントです。

モスグリーン以外のグリーン系の色

モスグリーンと他のグリーン系の色を組み合わせたい・モスグリーン以外のグリーン系の色を中心に外壁塗装がしたい方も多いのではないでしょうか?

モスグリーン以外のグリーン系の色として、主に以下のものが挙げられます。
 
・エバーグリーン
・オパールグリーン
・オリーブグリーン
・アップルグリーン
 
ここでは、モスグリーン以外のグリーン系の色について取り上げます。

エバーグリーン

エバーグリーンは常緑樹の葉のように深いグリーン。

オパールグリーン

オパールグリーンは乳色がかった灰色みがかったグリーンです。

オリーブグリーン

オリーブグリーンはモスグリーンに比べ、黄色みが強いグリーンを指します。 落ち着いた雰囲気を演出できるのがポイント。

アップルグリーン

アップルグリーンは青りんごのような鮮やかな黄緑色です。 爽やかな雰囲気を演出できます。

外壁のツートン塗装を行う業者の選び方

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行う場合、信頼できる塗装業者に依頼することが重要。

どこに依頼すれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
塗装業者を選ぶ主なポイントとして、以下のものが挙げられます。
 
・これまでの施工実績
・創業年・設立年
・業態
・コミュニケーションを取りやすいか
・見積書に記載されている内容
・契約を急かさないか
・保証内容が充実しているか
・施工エリア内か
 
1社1社を細かくチェックし、外壁塗装を任せる1社を決めてください。
ここでは、塗装業者の選び方について取り上げます。

これまでの施工実績

気になる塗装業者を見つけたら、過去に一体どのような外壁塗装に携わってきたかチェックしましょう。

写真や施工内容、工期、費用などを踏まえ、納得のいく施工を行うかどうか判断してください。

創業年・設立年

創業年・設立年も塗装業者を選ぶポイントに挙げられます。

長年にわたって外壁塗装に携わってきた塗装業者に任せたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
塗装業者の創業年・設立年をチェックし、外壁塗装に何年携わっているかを把握することをおすすめします。
また、塗装業者によっては歴史が短い可能性があります。
創業者のプロフィールや経営理念などから外壁塗装に関するノウハウがあるか判断するのが重要。

業態

塗装業者の業態は以下の通りです。

 
・工務店
・ハウスメーカー
・リフォーム業者
・塗装専門業者
・建設設計事務所
 
塗装業者の業態は多岐にわたります。
それぞれの業態の特徴を理解した上で外壁塗装の相談・契約を進めてください。

工務店

工務店は地域に密着し、外壁塗装などの施工を行う業態。

きめ細やかなプランニングを期待しやすいのが特徴に挙げられます。
依頼する際、施工を下請けに任せる場合がある点に注意しなければなりません。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは住宅の設計・建築を自社で行う業態です。

テレビCMなどでプロモーション展開を行っている場合があります。
質の高い施工を期待できるのがメリット。
下請けに施工を任せているハウスメーカーが存在するため、費用が想像以上にかかる可能性がある点に注意してください。

リフォーム業者

リフォーム業者の中には、外壁塗装の依頼を受け付けている場合があります。

内装のメンテナンスも行いたいと感じている方は、リフォーム業者に相談することをおすすめします。
外壁塗装に関する知識・技術はリフォーム業者によって変わってくるのが依頼する際の注意点。

塗装専門業者

塗装専門業者は、一級塗装技能士などの専門資格を有するスタッフが在籍している業態です。

外壁塗装に関する専門的な知識・技術を持つスタッフに任せたい方は塗装専門業者も選択肢に入れてはいかがでしょうか?

建設設計事務所

建設設計事務所は建物などの設計・監理を行う建築家が在籍している事務所です。

設計のデザイン性や自由性が高いのが特徴に挙げられます。
担当の建築士が現場を確認し、施工時のミスなどを防止。 費用がかかる可能性がある点がデメリットです。

コミュニケーションを取りやすいか

気になる塗装業者を見つけたら、問い合わせなどの際にコミュニケーションを取りやすいかチェックしましょう。

外壁塗装でトラブルを避けるために分からないことを塗装業者に質問することが重要。
スタッフの対応から相談しやすいかどうか判断してください。

見積書に記載されている内容

塗装業者が作成した見積書の内容も選ぶポイントの1つです。

外壁塗装に関する詳細を把握できるかどうかを踏まえ、契約を進めましょう。
チェックしたい主な項目として、以下のものが挙げられます。
 
・使用する塗料
・塗料などの数量
・塗料などの単価
・足場を用いるか
・費用の内容
・上塗り、中塗り、下塗りを行うか
・保証期間に関する記載の有無
・塗装業者の連絡先
 
施工の仕様が分からない場合、注意が必要です。
どのような塗料を用いているかなどの疑問が生じた際は塗装業者に質問してください。
人によっては、外壁塗装の相場が分からないなどの悩みを感じているのではないでしょうか?
相見積もりを行い、外壁塗装の相場を把握することをおすすめします。

契約を急かさないか

塗装業者の中には、契約を急かす業者も存在します。

悪徳業者の被害に遭わないためにも、家族と相談することが重要。
複数の塗装業者から見積りを取得しつつ、契約を急かす塗装業者の情報について収集してください。
口コミなどで過去に問題が発生しているのを把握したら、契約を結ばないようにしましょう。

保証内容が充実しているか

モスグリーンを取り入れたツートン塗装を外壁に行った後も定期的に住宅のメンテナンスを行わなければなりません。

塗装業者が用意している保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、相談・契約を進めてください。
保証内容は業者によって変わってきます。
納得のいく住宅のメンテナンスを行うためにも、保証内容について質問することをおすすめします。

施工エリア内か

塗装業者の施工エリアは一体どこかも選ぶ際のポイント。

施工エリア外からの依頼を受け付けていない塗装業者も存在します。

まとめ

モスグリーンはホワイトやブラウン、ベージュなどの色と組み合わせやすいのが特徴に挙げられます。

緑化との相性が良いため、ガーデニング・家庭菜園を行いたい方におすすめです。
モスグリーンに限らず、外壁のツートン塗装を行う際、住宅のコンセプトや色の濃淡などを意識することが重要。
また、周囲の景観を損なわないよう配慮しましょう。
外壁塗装で失敗しないためには、十分な知識や技術、設備が求められます。
信頼できる塗装業者に相談し、納得のいく施工を行ってください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

日本ペイントの外壁塗料の人気色とは?外壁塗装のポイントについても解説|平塚・株式会社いらか|

日本ペイントの外壁塗料の人気色とは?外壁塗装のポイントについても解説

成田 崇
成田 崇
 外壁塗装に用いる塗料を製造および販売しているメーカーが数多く存在します。

住宅のリノベーション・リフォームを行う際、外壁のメンテナンスを適切に行うことが重要。
外壁は住宅の雰囲気に関わってきます。 普段から住宅の状態に気を配り、
外壁塗装が色褪せていないかどうかなどを把握しなければなりません。
必要に応じて住宅のメンテナンスを行い、不具合を解消しましょう。
 
今回は、日本ペイントの塗料における人気色について取り上げます。
外壁塗装を行う際のポイントについても説明するので
住宅のリノベーション・リフォームを予定している方は一度参考にしてください。

日本ペイントとは一体どのようなメーカーなのか

日本ペイントは1881年に設立された企業です。

事業内容は建設用塗料・自動車補修用塗料の製造および販売。 東京都品川区に本社があります。
国立競技場をはじめ、東京大学連携講座スペースや大阪梅田ツインタワーズ・サウスなどに
日本ペイントの塗料が用いられています。
株式会社リフォーム産業新聞社が開催したリフォーム大賞2024において、
屋根塗料ランキング2年連続1位を獲得した塗料も存在。
外壁塗装を近いうちに予定している方は日本ペイントが製造および販売している塗料を一度チェックしてください。
 

人気を集めている日本ペイントのパーフェクトトップ

2012年から販売が開始された日本ペイントのパーフェクトトップは外壁塗装で用いられる機会が多い塗料です。

人によっては、単語自体は耳にしたことがあるものの、どのような特徴があるのか疑問に感じているのではないでしょうか?
住宅のリノベーション・リフォームで外壁塗装を行う際は塗料の特徴を意識することが重要。
ここでは、パーフェクトトップの特徴について解説します。
 

塗りやすさに優れている

パーフェクトトップはネタ伸ばしを行いやすいのが特徴。

かぶりが優れているだけでなく、飛散しにくいのもメリットに挙げられます。 また、乾燥しやすいです。

優れた耐候性

外壁塗装を行う場合、塗膜が劣化する原因を意識しなければなりません。

塗膜が劣化する原因の1つに紫外線が挙げられます。
住宅の状態をチェックする際は紫外線によって塗膜が劣化しているかチェックしましょう。
パーフェクトトップは日本ペイント独自のラジカル技術が用いられています。
耐候性に優れているので、紫外線による塗膜の劣化を気にしている方はパーフェクトトップを用いるかどうか検討してください。

優れた光沢

光沢に優れているのもパーフェクトトップの特徴に挙げられます。

ポリマーが塗膜間の隙間を埋めるため、緻密な塗膜形成が行えます。
また、パーフェクトフィラー・パーフェクトサーフ・パーフェクトプライマーと組み合わせることにより、住宅の外観を美しくできるのもポイント。
光沢の調整を行い、納得のいく外壁塗装を行いましょう。

藻・カビ対策に役立つ

住宅の外壁が汚れる原因に藻やカビなどが挙げられます。

外壁の状態により、住宅の雰囲気が変わってくるので注意しなければなりません。
パーフェクトトップは防藻・防カビ機能に優れています。
藻・カビ対策を意識している方にもパーフェクトトップがおすすめです。
また、親水化技術が用いられているのもパーフェクトトップの特徴。 雨だれ対策にも役立ちます。

多くの外壁に対応

外壁塗装に用いる塗料を選ぶ際、住宅に用いられている外壁材に対応しているかが重要になってきます。

パーフェクトトップは多くの外壁に対応。
鉄骨などの鋼構造物との相性が悪いため、住宅のリノベーション・リフォームを予定している方は注意してください。

豊富なカラーバリエーション

パーフェクトトップはカラーバリエーションが豊富なのも特徴の1つに挙げられます。

標準色が全部で47色存在します。
成田 崇
成田 崇
住宅の雰囲気に合った塗料の色を探している方は、パーフェクトトップを選択肢に入れるかどうか一度検討してはいかがでしょうか?

 

日本ペイントの外壁塗料の人気色

外壁塗装を行う際、塗料の色を決める必要があります。

日本ペイントの塗料で一体どの色が人気なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
人気色として、以下のものが挙げられます。
 
・ホワイト
・ブラウン
・ベージュ
・グレー
 
色によって住宅の雰囲気が変わってくるので、気になる色を見つけた際は外壁塗装に用いるか検討してください。
ここでは、日本ペイントの塗料における人気色について紹介します。

ホワイト

ホワイトは外壁塗装に用いられる人気色。

明るい印象があるのに加え、清潔感を与えられるのがメリットです。
また、色合いを引き締められるのも特徴の1つに挙げられます。
ホワイトは汚れが目立ちやすい点に注意しなければなりません。
藻やカビなどによる汚れが気になる方はホワイト以外の色も検討することをおすすめします。

ブラウン

ブラウンは住宅に落ち着いた印象を与えられるのが特徴です。

大人っぽい色で外壁塗装を行いたいと感じている方はブラウン系の色を選んではいかがでしょうか?
泥や土埃などによる汚れが目立ちにくいのもブラウンのメリット。
また、色褪せが比較的目立ちにくいのも特徴の1つに挙げられます。
住宅についた泥などの汚れが気になる方にも、ブラウンがおすすめです。

ベージュ

ベージュも人気色の1つ。

パーフェクトトップの場合、ベージュのバリエーションが豊富です。
色味が変わるだけで住宅の雰囲気が変わります。
ホワイトに比べ、汚れが目立ちにくいのもメリット。
明るい色で外壁塗装を行いたいものの、汚れが気になる方はベージュで外壁塗装を進めるかどうか検討してください。

グレー

グレーはクールかつ落ち着いた雰囲気を与える色。

外壁塗装における人気色の1つに挙げられます。
汚れが目立ちにくいのがメリットです。
モダンな雰囲気を演出したいと感じている方は外壁塗装にグレーを用いてはいかがでしょうか?

外壁塗料の人気色を選ぶ際のポイント

人によって、外壁塗装に用いる色が異なります。

日本ペイントの塗料における人気色を選ぶ際、ポイントをいくつか押さえることをおすすめします。
選ぶ際のポイントは以下の通り。
 
・住宅のコンセプト、テーマ
・住宅の形状
・他の色との組み合わせ
・トレンド
・汚れ、色褪せが気になるかどうか
・周囲の景観を損なわないか
・景観ガイドラインに配慮されているか
 
人気色を選ぶポイントは数多く存在します。
納得のいく施工にするためにも、外壁塗装に用いる色を慎重に選ぶことが重要です。
ここでは、外壁塗装における人気色を選ぶ際のポイントについて触れていくので、気になる方はチェックしてください。
 

住宅のコンセプト・テーマ

人気色を選ぶ際のポイントに住宅のコンセプト・テーマが挙げられます。

納得のいく外壁塗装を行うためにも、どのような住宅で過ごしたいかを明確にしましょう。
住宅のコンセプト・テーマに則って、塗料の色を選ぶことになります。
また、自分だけでなく、家族とも話し合い、外壁塗装に関する意見を交換してください。
家族が外壁塗装において違う意見を持っている可能性もあります。
塗装業者の意見も外壁の色を決める際のポイントです。
 
温もりのある雰囲気を演出したいと感じている方はホワイトやブラウン、ベージュなどを選択肢に入れてはいかがでしょうか?
和風の雰囲気を演出したいと感じている場合、モスグリーンやモスグレーなどを取り入れるのもおすすめ。
木材の質感を活かしましょう。
和風住宅の中には、洋風住宅の要素を取り入れている場合もあります。

住宅の形状

形状も住宅の雰囲気に関わってくるポイント。

外壁塗装を予定している方は住宅の形状を踏まえ、どの人気色を用いるか検討してください。
形状によって、外壁の配色が変わってきます。

他の色との組み合わせ

成田 崇
成田 崇
外壁塗装を行う際、複数の色を用いたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

人気色を用いる際は他の色との組み合わせが良いかどうかについて検討しなければなりません。
色の組み合わせによって、住宅の雰囲気が変わります。
 
数多くの色を用いると、住宅の雰囲気が悪くなる可能性がある点も注意してください。
複数の色を用いる際は3色以内に抑えるのがおすすめ。
ツートンカラーで外壁塗装を行う方もいます。
 
また、窓枠や玄関ドアなどの色との相性が良いかどうかも色を選ぶ際の決め手です。
外壁塗装を行う前に窓枠や玄関ドアなどの色もチェックしましょう。
外壁に用いる3色を決める際のポイントとして、以下のものが挙げられます。
 
・ベースカラー:住宅全体の雰囲気に関わる色
・アソートカラー:屋根や塗り分けの際に用いる色
・アクセントカラー:住宅全体の雰囲気を引き締める役割を持つ色

トレンド

トレンドを意識して外壁塗装に一体どの人気色を用いるか判断するのも重要です。

年によって、トレンドが変わります。
住宅のリノベーション・リフォームを予定している方はどの色が流行しているかなどをチェックし、
外壁塗装に用いる人気色を決めてください。

汚れ・色褪せが気になるかどうか

汚れ・色褪せが気になるかどうかも色選びのポイント。

人気色を外壁塗装に用いる際、汚れ・色褪せが目立ちやすいかどうかを一度チェックすることをおすすめします。

周囲の景観を損なわないか

周囲の景観を損なわないかどうかも人気色を選ぶかどうかの決め手です。

外壁塗装を行う際は周囲の建物が外壁に一体どのような色を用いているかチェックしてください。
周囲の景観に配慮しつつ、住宅のリノベーション・リフォームを進めましょう。
外壁塗装で周囲の景観に配慮しなかった場合、予想外のトラブルが発生する可能性があります。
思い入れのある住宅で少しでも長く住み続けるためにも、近隣住民との間でトラブルを避けるのが重要。

景観ガイドラインに配慮されているか

景観ガイドラインに則り、外壁塗装を行うことになります。

塗料の人気色を選ぶ際は景観ガイドラインに反しないかどうか判断してください。
住宅のリノベーション・リフォームを行う前に市町村が定めている景観ガイドラインについて
一度チェックすることをおすすめします。

日本ペイントの石調塗料も選択肢の1つ

日本ペイントはパーフェクトトップ以外にも、さまざまな塗料を製造および販売しています。

住宅のリノベーション・リフォームで外壁塗装を行う際は石調塗料を用いるかどうか検討しましょう。
ここでは、石調塗料について取り上げます。 塗料選びに悩んでいる方はチェックしてください。

石調塗料とは

石調塗料は石調に仕上げる塗料を指します。 意匠性に優れています。

耐久性に優れている反面、外壁塗装の費用がかかってしまう点に注意しなければなりません。

日本ペイントの石調塗料

日本ペイントはさまざまな石調塗料を製造および販売しています。

外壁塗装を予定している方はどのような石調塗料があるかも一度目を通してはいかがでしょうか?
ここでは、日本ペイントの石調塗料をいくつか紹介します。

ジキトーンセラ

ジキトーンセラは陶磁器の持つ質感を外壁に与える塗料。

耐久性と耐候性に優れているのがメリットに挙げられます。
凹凸模様やキャスト模様などが存在するので、外壁塗装を予定している方は、
住宅のコンセプト・テーマに適しているか一度チェックしてください。

ジキトーンセラローラー

ジキトーンセラローラーはローラーで塗装できる石調塗料。

塗料が飛び散りにくいのがメリットです。 防藻・防カビ性に優れています。
壁内部の湿気を外に放出し、壁内部の腐食を防ぎやすくなるのも特徴の1つ。

ジキトーン御影

ジキトーン御影は御影石の風合いを演出できる石調塗料です。

厚さが2.5mm以上になるため、立体感のある仕上がりを得られます。
自由な目地模様・目地割りができるのもジキトーン御影の特徴。
耐候性に優れているので、紫外線などによる塗膜の劣化などが気になる方は
外壁塗装に用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?

日本ペイントの外壁塗料を用いる塗装業者の選び方

外壁塗装に日本ペイントの塗料を用いる際、どの塗装業者に依頼すれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

塗料だけでなく、どの塗装業者に任せるかも外壁塗装で失敗しないために重要です。 塗装業者を選ぶ際のポイントは以下の通り。
 
・過去の施工事例
・創業年、設立年
・在籍しているスタッフ
・見積書に記載されている内容
・進捗状況を把握できるか
・コミュニケーションを取りやすいか
・保証内容が充実しているか
 
外壁塗装を予定している方は塗装業者に関する情報収集を十分行いましょう。
ここでは、塗装業者の選び方について解説するので、どこに依頼すれば良いか迷っている方は一度参考にしてください。

過去の施工事例

気になる塗装業者を見つけた際、公式サイトなどで過去の施工事例をチェックすることをおすすめします。

施工に関する写真を踏まえ、相談するかどうか判断してください。
また、施工内容や工期、費用なども把握する必要があります。
塗装業者に寄せられている口コミの内容から一体どのような点が好評なのか・どのような不満があったかなどを押さえましょう。

 

創業年・設立年

創業年・設立年から外壁塗装に何年携わっているか把握することも重要。

塗装業者によって、創業・設立して何年経過しているかが異なります。
多くの方が外壁塗装に長年携わっている業者に任せたいと感じているのではないでしょうか?
塗装業者によっては歴史が浅い場合があります。
創業者のプロフィールなどから外壁塗装に長年携わっているかどうかを把握した上で住宅について相談することをおすすめします。

在籍しているスタッフ

塗装業者に在籍しているスタッフも依頼するかどうかの決め手。

スタッフのプロフィールから取得している資格や外壁塗装に何年携わっているかなど、チェックすることが重要です。

見積書に記載されている内容

外壁塗装に関する見積りの内容も塗装業者を選ぶポイントの1つに挙げられます。

見積書に外壁塗装の内容が詳細に記載されているかどうかチェックしてください。
主に以下の点を押さえましょう。
 
・使用する塗料
・塗料の数量
・塗料の単価
・施工の内容
・費用の内訳
・保証期間に関する記載があるか
 
見積書に記載されている内容について分からないことがある際、業者に質問することをおすすめします。
分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルに発展するかもしれません。
施工の内容や費用の内訳などが分かりにくい場合、注意する必要があります。

進捗状況を把握できるか

塗装業者に外壁塗装を依頼する際、進捗状況を把握できるかどうかチェックすることをおすすめします。

外壁塗装が一体どこまで進んでいるかなどを把握したい方が多いのではないでしょうか?

コミュニケーションを取りやすいか

塗装業者のスタッフとコミュニケーションを取りやすいかどうかも依頼するかどうかの決め手。

問い合わせなどの際、スタッフと接しやすいか判断してください。

保証内容が充実しているか

外壁塗装が済んだ後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。

住宅によって、不具合が生じるタイミングが変わってきます。
塗装業者に依頼する際はどのような保証が用意されているかもチェックしましょう。
保証内容は塗装業者によって異なります。 外壁塗装の依頼を行う際は保証内容に納得した上で相談・契約を進めてください。

まとめ

外壁塗装に一体どの色を用いるかにより、住宅の雰囲気が変わります。

住宅のコンセプト・テーマなどを踏まえ、どの色を用いるか検討することが重要。
日本ペイントをはじめ、さまざまなメーカーが外壁塗装に用いる塗料を製造および販売しています。
気になる塗料を見つけた際はどのような特徴があるか一度チェックしてください。
 
 
 
 
 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

かっこいい外壁の色を見つけるにはカラーシミュレーションが重要!外壁塗装を進める際のポイントについて解説|平塚・株式会社いらか|

かっこいい外壁の色を見つけるにはカラーシミュレーションが重要!外壁塗装を進める際のポイントについて解説

成田崇
成田崇

  思い入れのある住宅で少しでも長く住み続けるためには、定期的にメンテナンスを行い、住宅の不具合を解消しなければなりません。
普段から住宅の状態に気を配り、不具合がないかチェックしましょう。
 
住宅の経年劣化を判断するポイントに外壁の色が挙げられます。 外壁の色によって住宅の雰囲気が変わってきます。
人によっては、外壁塗装で外壁をかっこよく仕上げたいと感じているのではないでしょうか?
カラーシミュレーションなどを通して、かっこいい外壁の色を見つけることが重要。
 
今回は外壁塗装でかっこいい外壁の色に仕上げるためのポイントについて解説します。
住宅のメンテナンスに関心のある方は一度参考にしてください。

かっこいい外壁の色

かっこいいと感じる外壁の色は人によって異なります。 自分の趣向を踏まえ、外壁塗装に用いる色を決めましょう。

かっこいい外壁の色の一例として、主に以下のものが挙げられます。
 
・ツートンカラー
・オールブラック
・和風モダン モノトーンと木目調の組み合わせ
・ヨーロピアン
 
どの色を用いるかで住宅の雰囲気が変わるため、外壁塗装を行う際は各色の特徴を押さえなければなりません。
まずはかっこいい外壁の色について紹介します。 外壁塗装をこれから予定している方はぜひチェックしてください。

ツートンカラー

ツートンカラーは外壁を2色に塗り分けるデザインを指します。

どの色を組み合わせるかにより、住宅の雰囲気が変わるのが特徴。
かっこよく仕上げられるだけでなく、落ち着いた雰囲気に仕上げられるのもポイントです。
対比色を用いると、シャープな雰囲気を演出できます。
ツートンカラーで外壁塗装を進める際、どの色を組み合わせるかについて一度検討してください。

オールブラック

黒もかっこいい外壁の色に挙げられます。 重厚な雰囲気を演出できるのが特徴。

グレーのような黒に近い濃色も外壁をカッコよく仕上げることができます。

和風モダン

和風モダンは茶色や黒、白など、和の要素を取り入れる方法。

大人っぽい雰囲気を演出させるために木目柄を上手く取り入れるのもポイントです。
瓦や植栽などを意識し、外壁塗装を進めてください。 どの色を組み合わせ、和風の雰囲気を演出するか検討しましょう。

モノトーンと木目調の組み合わせ

黒と木目調を上手く組み合わせることにより、住宅の雰囲気をかっこよく演出できます。

かっこいい雰囲気を演出させるポイントは黒を取り入れることです。
木目調を広く用いると、ログハウスのような雰囲気になるので、新築住宅の施工やリノベーションなどを予定している方は注意してください。

ヨーロピアン

ヨーロッパ調に仕上げるのもかっこいい外壁を演出するためのポイント。

エントランス部分にレンガ調を上手く取り入れると、かっこいい雰囲気に仕上げられます。
ヨーロピアンはかっこよく仕上げられるだけでなく、可愛い雰囲気にもできます。
外壁を白くし、玄関のドアや開口部にシルバーを取り入れることでおしゃれに仕上げることが可能。
ヨーロッパにあるような住宅に住みたい方はヨーロッパ調にするか検討してはいかがでしょうか?

カラーシミュレーションでかっこいい外壁の色を見つけることが重要

かっこいいと感じた色でも、外壁塗装を行ってみると、イメージと異なる場合もあります。

外壁の色を決める際はイメージと仕上がりのズレをいかに無くしていくかが重要。
ズレを無くす方法の1つにカラーシミュレーションが挙げられます。
単語自体は聞いたことがあるものの、一体どのようなものなのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
ここでは、カラーシミュレーションについて解説します。

カラーシミュレーションとは

カラーシミュレーションはパソコンに住宅の写真を取り込み、外壁や屋根のカラーパターンをシミュレーションするもの。

スマートフォンやタブレットなどで試せる簡易タイプと塗装業者が外壁のカラーパターンをシミュレーションするプロタイプが存在します。

カラーシミュレーションのメリット

カラーシミュレーションがあれば、さまざまな色を試すことができます。

どのような色にすれば良いか分からないなどの悩みを解消するきっかけになるのがメリット。
外壁塗装の方向性をカラーシミュレーションで明確にし、施工を進めてください。
プロタイプのカラーシミュレーションを用いることにより、細部にわたってイメージを固められるのもポイントです。

カラーシミュレーションのデメリット

カラーシミュレーションは画面上で見える色と実際の色が異なる可能性があるのがデメリット。

スマートフォンなどの画面上で良いと感じていても、実際の仕上がりを見た際にイメージと異なる場合もあるので注意しなければなりません。

カラーシミュレーションを行う方法

外壁の色を決めるためにカラーシミュレーションを公開しているWebサイトが存在します。

外壁塗装を行う前にWebサイトに公開されているカラーシミュレーションで施工のイメージを固めてはいかがでしょうか?
カラーシミュレーションの結果を踏まえ、塗装業者と外壁の色について話し合うことになります。

カラーシミュレーション以外にかっこいい外壁の色を見つける方法

かっこいい外壁の色を見つける方法はカラーシミュレーションだけではありません。

他の方法も用いて、外壁の色を決めることが重要です。
カラーシミュレーション以外にかっこいい外壁の色を見つける方法として、以下のものが挙げられます。
 
・塗り板
・色見本帳
 
それぞれの特徴を理解し、かっこいい外壁の色を見つけてください。
ここでは、塗り板と色見本帳について解説します。

塗り板

塗り板は見本用のサイズの板に塗料を塗った物。

実際に塗装した時の色味に近い色が出るのが特徴です。
塗膜の質感をチェックできるのもメリットに挙げられます。
さまざまな種類が存在するので、外壁塗装を予定している方は塗り板も参考にしてください。

色見本帳

色見本帳はさまざまな色のサンプルをチェックできる物。

塗料メーカーが塗装業者に配布・貸出を行っています。
仕上がりに近い状態の色をチェックした上で外壁塗装に用いる色を決められるのがメリットです。
また、色番号を指定し、目的の塗料を発注できるのもメリットの1つ。
カラーシミュレーションや塗り板を併用し、かっこいい外壁の色を見つけましょう。

かっこいい外壁の色を見つける際のポイント

かっこいい外壁の色を見つける方法は分かったものの、色を決める際のポイントは何か気になっているのではないでしょうか?

数多くの色が存在するため、人によっては外壁の色を選ぶのに時間がかかってしまうかもしれません。
かっこいい外壁の色を見つける際のポイントは以下の通り。
 
・住宅のコンセプトを明確にする
・外壁の面積を考慮する
・反射率を考慮する
・外壁材を考慮する
・住宅の形状を考慮する
・周囲の景観に浸透するか検討する
・景観ガイドラインを守る
・3色以内にまとめる
 
さまざまなことを意識し、納得のいく色を見つけましょう。
ここでは、かっこいい外壁の色を見つける際のポイントについて取り上げます。
外壁の色を選ぶ際の決め手について知りたい方は参考にしてください。

住宅のコンセプトを明確にする

外壁塗装を行う際、住宅のコンセプトを明確にすることが重要です。

コンセプトによって、外壁の色が変わってきます。
外壁塗装やリノベーション、リフォームを予定している方はどのようなコンセプトで施工を進めていくか検討してください。
また、自分だけで外壁塗装に用いる色を決めるのではなく、家族が一体どの色がかっこいいと感じているか意見を聞くのもポイント。
家族との間でトラブルが発生するのを避けましょう。

外壁の面積を考慮する

住宅によって外壁の面積が異なります。

かっこいいと感じた色でも、外壁の面積によって住宅の雰囲気が変わる点に注意が必要。
外壁の色を選ぶ際は外壁の面積を考慮してください。

反射率を考慮する

晴れの日と曇りの日によって、住宅の雰囲気が変わってきます。

日照率や時間帯で太陽光の色が変化する点も外壁塗装を行う上で意識しなければなりません。
日照率は住宅が建っている場所で異なるので注意しましょう。
反射率が高ければ高い程、外壁が明るく見えます。
また、夕方になると、太陽光に赤みが多く含まれるのもポイント。

外壁材を考慮する

住宅によって、用いられている外壁材が異なります。

外壁材も住宅の雰囲気に関わるポイントに挙げられます。
かっこいいと感じた外壁の色で外壁塗装を進める際、外壁材も考慮してください。
多くの住宅に外壁材としてガルバリウム鋼板などの金属サイディングが用いられています。
重厚感のあるブラックやおしゃれな雰囲気を演出できるシルバーなどが人気。
コンクリート・モルタルの場合、無機質な印象をどのように活かすかが外壁塗装を行う上でポイントになってきます。

住宅の形状を考慮する

形状が住宅によって異なります。 外壁塗装でかっこいい色を用いる際、住宅の形状も考慮することが重要。

形状によっては、イメージと違うと感じるかもしれません。

周囲の景観に浸透するか検討する

周囲の景観に配慮しつつ、外壁塗装を進めましょう。

かっこいいと感じた外壁の色でも、周囲の景観を損なってしまう可能性があります。
周囲の建物が外壁の色に一体何を用いているかチェックすることをおすすめします。
近隣住民との間でトラブルを避けてください。

景観ガイドラインを守る

市町村は景観ガイドラインを策定しています。

外壁塗装やリノベーション、リフォームなどを行う際、景観ガイドラインに則って施工を進めていかなければなりません。

3色以内にまとめる

かっこいいと感じた外壁の色で外壁塗装を進める際、何色用いるかも重要です。

使う色が多ければ多い程、配色が難しくなります。
屋根の色を含め、3色以内にまとめるのも外壁塗装のポイント。
玄関ドアや開口部、サッシなどの色も踏まえ、外壁の色を決めることをおすすめします。
通常、玄関ドアや開口部、サッシなどの塗装が外壁塗装に含まれていません。

外壁塗装で3色選ぶ際の基準

外壁塗装で3色以内にまとめたいものの、どのように選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

3色選ぶ基準として、以下のものが挙げられます。
 
・ベースカラー
・アソートカラー
・アクセントカラー
 
各色の特徴を理解し、まとまりのある仕上がりにすることが重要です。
ここでは、外壁塗装で3色選ぶ際の基準について説明するので、気になる方は参考にしてください。

ベースカラー

ベースカラーは住宅の雰囲気に関わる色。

塗装面積がアソートカラー・アクセントカラーに比べて大きいです。 外壁全体の50~75%を占めます。
周辺の建物の色から逸脱しない色を選ぶのがポイント。
赤や緑のような鮮やかな原色はベースカラーに適さないため、外壁塗装を予定している方は注意してください。

アソートカラー

アソートカラーはベースカラーの次に塗装面積が大きい色です。 外壁全体の20~50%を占めます。

べースカラーとアクセントカラーの間を取り持つことができるのが特徴。
ベースカラーとの相性を踏まえ、アソートカラーにどの色を用いるか検討しましょう。

アクセントカラー

アクセントカラーは住宅の雰囲気を引き締める役割を持つ色です。

最も面積が小さく、外壁全体の5~10%を占めます。
ベースカラー・アソートカラーより濃い色を選ぶのがポイント。

かっこいい外壁の色で外壁塗装を行う業者の選び方

かっこいいと感じた外壁の色を決めるだけでなく、どの塗装業者に依頼するかも重要になってきます。

多くの方が信頼できる塗装業者に任せたいと感じているのではないでしょうか?
塗装業者を選ぶポイントは以下の通り。
 
・過去の施工事例
・見積書の内容
・相見積もりの結果
・在籍しているスタッフ
・スタッフの対応
・施工エリア内か
・保証内容が充実しているか
 
気になる塗装業者を見つけたら、可能な限り情報収集を行いましょう。
ここでは、外壁塗装を行う塗装業者の選び方について触れていきます。

過去の施工事例

塗装業者を選ぶポイントに過去の施工事例が挙げられます。

外壁塗装を塗装業者に依頼する際、過去に一体どのような施工に携わっているかを意識している方が多いのではないでしょうか?
塗装業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例をチェックし、依頼するかどうか判断してください。
写真だけでなく、工期や施工内容、費用などもチェックするポイントです。

見積書の内容

外壁塗装を行う際、塗装業者が作成した見積書の内容を踏まえた上で契約を進めていく必要があります。

使用する塗料をはじめ、塗料の数量・単価や足場、養生、費用の内訳などを細かくチェックしてください。
また、見積書に上塗り・中塗り・下塗りに関する記載があるかどうかもポイント。
塗料の性能を十分に引き出すためには、上塗り・中塗り・下塗りを行わなければなりません。
見積書について分からないことがある場合、塗装業者に質問することをおすすめします。
分からないことをそのままにしてしまうと、後でトラブルに発展する可能性があります。

相見積もりの結果

塗装業者によって、外壁塗装にかかる費用が変わってきます。

数多くの塗装業者から1社に絞り切れない場合、相見積もりを行ってはいかがでしょうか?
費用が相場の範囲内かどうかを踏まえ、選択肢を絞るのも重要です。 納得のいく費用で施工を進めてください。

在籍しているスタッフ

どのようなスタッフが在籍しているかも塗装業者を選ぶ決め手。

スタッフが外壁塗装に何年携わっているかだけでなく、取得している資格を踏まえた上で依頼するかどうか判断しましょう。
気になる塗装業者を見つけたら、創業年・設立年をチェックし、長年にわたって外壁塗装に携わっているかを把握してください。 歴史が浅い塗装業者の場合は創業者の経歴も把握することが重要です。

スタッフの対応

スタッフとコミュニケーションが取りやすいかどうかも依頼するポイント。

問い合わせなどの際にスタッフと接しやすいと感じたら、契約するかどうか判断してください。
かっこいい外壁の色を決める際に適切なアドバイスを受けたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
また、スタッフが契約を急かす場合、注意する必要があります。 外壁塗装の契約を急かす悪徳業者も中には存在します。
納得のいく施工を行うためには、冷静な判断で契約するかどうか判断するのがトラブルを避けるポイント。

施工エリア内か

塗装業者によって、施工エリアが異なります。

かっこいい外壁の色で外壁塗装を行う際は施工エリア内かどうかもチェックすることをおすすめします。
施工エリア外の場合、依頼できない可能性もあるので注意しなければなりません。
過去の施工事例などを踏まえた上で施工エリア外でも依頼したいと感じている方は一度相談してください。

保証内容が充実しているか

外壁塗装を終えた後も定期的に住宅のメンテナンスを行う必要があります。

どのようなタイミングで不具合が発生するかは住宅によって変わってきます。
気になる塗装業者を見つけた際、どのような保証を用意しているかチェックしてください。
保証内容は塗装業者によって異なります。

外壁塗装と同時に屋根塗装を行うのも選択肢の1つ

かっこいい外壁の色で外壁塗装を予定している場合、屋根塗装も同時に行うかどうか検討してはいかがでしょうか?

屋根塗装を同時に行うことで足場の設置にかかる費用を抑えられるのがメリットです。

まとめ

かっこいいと感じる外壁の色は1人1人の趣向によって異なります。

屋根・玄関ドアなどの色や外壁の面積、反射率などによって、住宅の雰囲気が変わってきます。
カラーシミュレーションだけでなく、塗り板・色見本帳・塗装業者のアドバイスを踏まえ、どの色を外壁塗装に用いるか十分検討してください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。