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直貼りサイディングに外壁塗装出来ないホントの理由とは?!|平塚・株式会社いらか|

直貼りサイディングに外壁塗装出来ないホントの理由とは?!

成田 崇
成田 崇
  直貼りサイディングに外壁塗装がどうしてできないのか気になっている方が多いのではないでしょうか?
住宅のメンテナンスを行う際、外壁の状態に気を配る必要があります。
納得の施工にするためにも、住宅に関する疑問を解消することをおすすめします。
今回は直貼りサイディングに外壁塗装できない理由について触れていくので、気になる方は一度参考にしてください。

直貼りサイディングとは

直貼りサイディングとは、防水シートを施した柱にサイディングボードを貼り付ける工法を指します。

2000年までは直貼りサイディングが主流。 現在は通気工法が標準です。
外壁のメンテナンスを行う際、直貼りサイディングかチェックした上でどのようなプランにするか検討する必要があります。

直貼りサイディングに外壁塗装ができない理由

直貼りサイディングに外壁塗装ができない理由は湿気の影響を受けやすいため。

サイディングボードの裏側に隙間がないので、通気性が悪いのがデメリットに挙げられます。
外壁塗装を行ったとしても、塗膜の膨れ・剥がれが起きやすいです。
また、サイディングボードの内部に残っている水分が凍ることにより、破損してしまう場合もあるので注意しなければなりません。
住宅のメンテナンスを行う際、すぐに外壁塗装できないと決めるのではなく、サイディングボードの状態を踏まえた上でどの塗料を用いるか検討しましょう。

直貼りサイディングかどうか判断するポイント

直貼りサイディングかどうかを判断するためには、一体何をチェックすれば良いか押さえることが重要。

ここでは、見分けるポイントを何点か取り上げます。

築年数

住宅のメンテナンスを行う際、築年数をまずチェックしましょう。

築年数から直貼りサイディングが行われているかどうか判断することが重要です。

サイディングボードとその下にある仕切り

サイディングボードとその下にある仕切りとの間に指が入るくらいのスペースがあるかどうかも直貼りサイディングかどうかを判断するポイント。

コーキングなどで塞がれていると、直貼りサイディングです。 空気の通り道が確保されていると、通気工法が用いられている可能性があります。

直貼りサイディングが採用された外壁のメンテナンス方法

直貼りサイディングが採用された外壁を一体どのような方法でメンテナンスを行っていくのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?

主に以下の方法でメンテナンスが進められます。 ・外壁塗装 ・カバー工法 ・張り替え ここでは、各方法について説明するので、リノベ・リフォームを予定している方は一度チェックしてください。

外壁塗装

サイディングボードの傷みが少ない場合やメンテナンスにかける費用を抑えるために外壁塗装が行われる場合があります。

湿気を通しやすい透湿性塗料が用いられます。 耐久性の高い塗料は通気性を低下させてしまう可能性があるので、直貼りサイディングに適していません。
著しく劣化している場合、地震などでコーキング周辺などにひび割れが発生する可能性があるため、他の方法でのメンテナンスを検討してはいかがでしょうか?

カバー工法

既存のサイディングボードをそのままにし、新しい外壁を外側に作るカバー工法もメンテナンスの方法。

新しい外壁は通気工法で設置することより、雨漏り対策を行います。
廃材を処分する手間を省き、工期を短縮できます。 また、断熱性能や遮音性能が向上するのもカバー工法のメリット。
騒音などに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

張り替え

サイディングボードの状態によっては張り替えを検討しなければなりません。

下地の状態を確認しつつ、施工を進めることができます。 大規模な工事になるため、工期と費用がかかる点に注意してください。

外壁のメンテナンスを信頼できる業者に任せるのが重要

直貼りサイディングが採用された外壁のメンテナンスを一体どの業者に依頼すれば良いか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

リノベ・リフォームに携わる業者は複数存在します。
情報収集をできる限り行い、トラブルを避けることが重要。 ここでは、直貼りサイディングが採用された外壁のメンテナンスを行う業者の選び方を紹介します。
気になる方は参考にしてください。

過去に一体どのような施工に携わったか

業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例を踏まえ、依頼するかどうか検討しなければなりません。

写真でメンテナンスのイメージを掴みつつ、施工内容や工期などを細かくチェックすることをおすすめします。

見積書に詳細な内容が記載されているか

見積書に一体どのような内容が記載されているかも業者選びのポイント。

使用する外壁材や塗料だけでなく、費用の内訳や業者の所在地などが細かく記載されているかチェックしてください。
見積書の内容について分からないことがある際は業者に質問しましょう。
分からないことをそのままにしておくと、後でトラブルに発展する可能性があります。

保証内容が充実しているか

直貼りサイディングが採用された外壁のメンテナンスを終えた後も、定期的に住宅の点検を行い、不具合を解消するのが重要です。

保証内容が充実しているかも業者選びの決め手。

まとめ

湿気の影響により、塗膜の膨れ・剥がれが起きやすいのが直貼りサイディングに外壁塗装ができない理由です。

サイディングボードの状態をチェックし、適切なメンテナンスを行う必要があります。
住宅について悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

外壁塗装剥がれの原因?!直貼りサイディングってなに?!|平塚・株式会社いらか|

 外壁塗装剥がれの原因?!直貼りサイディングってなに?!

成田 崇
成田 崇
外壁塗装が剥がれる原因に直貼りサイディングを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
 外壁は屋根と同様に雨風や紫外線などから守るだけでなく、プライバシーを保護する役割があります。
雨風などに晒され続けているため、定期的に外壁のメンテナンスを行い、不具合を解消することが重要。
外壁のメンテナンスを行う際、疑問を解消することをおすすめします。
今回は直貼りサイディングとは一体何かについて触れていきます。

外壁塗装が剥がれる原因とされる直貼りサイディングとは

直貼りサイディングは直貼り工法が行われたサイディングボード。

防水シートが貼られた柱にサイディングボードを貼り付けます。
短期間で済むのに加え、費用を安く抑えられるのがメリットに挙げられます。
1990年代から2000年までは直貼り工法が主流。 現在は通気工法が標準工法とされています。

直貼りサイディングの外壁塗装が剥がれる理由

どうして、直貼りサイディングの外壁塗装が剥がれるのか疑問に感じているのではないでしょうか?

外壁のメンテナンスを進めていく上で外壁塗装が剥がれる理由を押さえるのが重要。
主な理由として、以下のものが挙げられます。
・湿気
・経年劣化
・外壁塗装の不具合
ここでは、直貼りサイディングの外壁塗装が剥がれる理由について説明します。
近いうち、リノベ・リフォームを予定している方は一度チェックしてください。

湿気

直貼りサイディングは湿気が溜まりやすいため、塗膜が剥がれやすくなります。

結露がサイディングボードに発生していないかチェックすることをおすすめします。

経年劣化

経年劣化も外壁塗装が剥がれる原因の1つ。

どの住宅も年数の経過と共に劣化していく点に注意しなければなりません。
防水性が低下した結果、外壁塗装が剥がれ、サイディングボードにコケが発生するなどの問題に発展します。

外壁塗装の不具合

外壁塗装の不具合も剥がれる原因の1つに挙げられます。

サイディングボードに合わない塗料の使用をはじめ、
乾燥時間が不十分や塗料・水・シンナーの配分が不適切などによって不具合が発生。
外壁塗装を行う際、信頼できる業者に任せることが重要です。

外壁塗装が剥がれることで生じる問題

外壁塗装が剥がれることにより、さまざまな問題に発展します。

被害が大きくなる前に対処することが重要。
多くの方が思い入れのある住宅にできる限り長く住みたいと感じているのではないでしょうか?
ここでは、外壁塗装が剥がれることで生じる問題について触れていきます。
直貼りサイディングのメンテナンスを予定している方は一度チェックしてください。

景観が悪くなる

外壁塗装が剥がれると、住宅の景観が悪くなります。

できる限り綺麗な状態を保ちたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

雨漏りの発生

雨漏りが発生する可能性があるのも外壁塗装が剥がれることで発生する問題の1つ。

屋根と同様に外壁も雨漏りが発生しやすい箇所です。
雨漏りを放置し続けると、さまざまな問題に発展するので注意してください。

カビの発生

雨漏りが発生すると、カビが発生しやすくなります。

住宅の景観を悪くするだけでなく、アレルギー反応を引き起こす可能性があるので、
外壁塗装の剥がれにいち早くすることが重要です。

住宅の寿命が短くなる

サイディングボードが劣化するのに伴い、住宅の寿命が短くなるのも問題の1つ。

雨漏りで木材などが腐食すると、シロアリが発生しやすくなります。

資産価値の低下

資産価値の低下も外壁塗装の剥がれによって生じる問題の1つに挙げられます。

売却や遺産相続を踏まえ、資産価値の低下を防ぎましょう。

直貼りサイディングのメンテナンスを行う業者の選び方

直貼りサイディングのメンテナンスを信頼できる業者に依頼するのが重要。

情報収集をできる限り行い、どこに依頼するか判断してください。
ここでは、業者の選び方について触れていきます。

直貼りサイディングの扱いに慣れているか

過去の施工事例をチェックし、直貼りサイディングの扱いに慣れているかどうかを把握するのが重要です。

掲載されている写真で施工のイメージを掴みつつ、施工内容や工期、費用などを踏まえた上で依頼するかどうか判断しましょう。

見積書の内容

業者が作成した見積書の内容に一通り目を通した上で契約するかどうか判断する必要があります。

使用する部材などについて細かく記載されているかどうかチェックしてください。

保証内容

どのような保証を用意しているかも選ぶ決め手。

直貼りサイディングのメンテナンスが済んだ後も定期的に点検を行い、不具合が発生していないか把握することが重要です。

まとめ

直貼りサイディングの外壁塗装が剥がれる理由として、湿気や経年劣化などが挙げられます。

施工の内容が不十分だと、外壁塗装が剥がれやすくなるので注意しなければなりません。
住宅のメンテナンスについて悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

築20年以内の方へ、外壁塗装で不具合が起こる外壁材とは?!|平塚・株式会社いらか|

築20年以内の方へ、外壁塗装で不具合が起こる外壁材とは?!

成田 崇
成田 崇

外壁材によっては、外壁塗装で不具合が起きるため、注意しなければなりません。

 雨風などを凌ぎつつ、プライバシーを保護する役割を持つ外壁。
思い入れのある住宅に少しでも長く住み続けるためには、外壁のメンテナンスを定期的に行う必要があります。
外壁のメンテナンス方法はいくつか存在します。 外壁塗装もその中の1つ。
 
今回は築20年以内の方に向けて、外壁塗装で不具合が起こる外壁材について紹介します。
住宅について関心のある方は一度参考にしてください。

外壁塗装で不具合が起こる外壁材とは一体何か

外壁塗装で不具合が起こる外壁材として、難付着サイディングが挙げられます。

人によっては、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
難付着サイディングはトップコーティング材などの外壁表面処理が施されているサイディングボード。
通常のサイディングボードに比べ、耐久性に優れているのがメリットです。
下塗り材の密着性が悪いことから難付着サイディングと呼ばれています。
不具合が起きる理由は通常通り外壁塗装を行ってしまうと、早い段階で剥離が発生するため。
外壁塗装終了後に爪で削っただけで剥がれる可能性もあるので、住宅のメンテナンスを予定している方は注意しなければなりません。
築20年以内の住宅に難付着サイディングが用いられていることが多いため、外壁塗装などを行う際は使用されている外壁材をチェックしましょう。

難付着サイディングに対して外壁塗装はできないのか

難付着サイディングに対して外壁塗装を行うことが可能。 専用の下塗り材を用いて施工を適切に進める必要があります。 外壁塗装を予定している方は難付着サイディングの扱いに慣れている業者に任せることが重要です。

難付着サイディングかどうか見極めるポイント

外壁塗装を行う際、難付着サイディングかどうかを一体何で見極めるのか気になっている方が多いのではないでしょうか? 把握するポイントとして、以下のものが挙げられます。

 
・築年数
・チョーキングの有無
・図面
・仕様書
・強溶剤で剥離するか
 
どのような外壁材が用いられるかを把握した上で住宅のメンテナンスを進めることが重要。
ここでは、難付着サイディングかどうかを見極めるポイントについて触れていきます。

築年数

難付着サイディングは2001年頃から用いられてきた外壁材です。

築年数をチェックし、難付着サイディングが用いられている可能性があるかどうか判断してください。

チョーキングの有無

通常のサイディングボードの場合、築10年以上経過するとチョーキングや色褪せなどが発生します。

難付着サイディングは築10年以上経過しても、チョーキングや色褪せなどが発生しないです。
 
 
 

図面・仕様書

新築時の図面・仕様書を確認するのも難付着サイディングが用いられているかどうかを見極める方法。

人によっては、手元に新築時の図面・仕様書がなくて難付着サイディングが用いられているかが分からないと悩んでいるのではないでしょうか?

強溶剤で剥離するか

強溶剤を用いることにより、難付着サイディングが用いられているかどうかを判断できます。

剥離しない場合、難付着サイディングが用いられている可能性があります。

外壁塗装以外のメンテナンス方法

難付着サイディングが著しく劣化している場合、外壁塗装以外の方法でメンテナンスを行うことを検討してください。

ここでは、外壁塗装以外のメンテナンス方法について取り上げます。

カバー工法

カバー工法は難付着サイディングの上に新しい外壁材を張る施工。 工期を短縮できるだけでなく、費用を抑えられるのがメリットです。

また、断熱性や防音性を向上できます。 下地の状態を確認できないのに加え、重量が増えて耐震性が下がるのがデメリット。
メリットだけでなく、デメリットを踏まえた上でカバー工法を行いましょう。

張り替え

張り替えは難付着サイディングを撤去し、新しい外壁材を張る施工です。 外壁内部の補修が行えるだけでなく、軽い外壁材を用いることで耐震性が向上します。

難付着サイディングが著しく劣化している場合、張り替えを検討してください。 外壁塗装やカバー工法に比べ、工期や費用がかかるのがデメリットに挙げられます。

難付着サイディングのメンテナンスを行う業者の選び方

難付着サイディングを一体どの業者に依頼するか迷っている方が多いのではないでしょうか?

情報収集をできる限り行い、信頼できる1社を選ぶのが重要。 過去の施工事例だけでなく、見積書の内容や保証内容、口コミの内容などを踏まえ、契約するかどうか判断してください。

まとめ

築20年以内の住宅に難付着サイディングが用いられている場合が多いです。

適切な方法で外壁塗装を行わなければ、早い段階で剥離するため、注意が必要。
難付着サイディングが用いられているかどうかを図面・仕様書などで把握しましょう。
住宅のメンテナンスについて分からないことがある際、信頼できる業者に一度相談することをおすすめします。
適切なアドバイスを業者から受けつつ、メンテナンスを行ってください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

一軒家の外壁塗装で人気の色とは何か?人気の色と選び方について解説|平塚・株式会社いらか|

一軒家の外壁塗装で人気の色とは何か?人気の色と選び方について解説

外壁塗装の際、一体どの色にするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
外壁の色やデザインにより、一軒家の雰囲気が変わってきます。
 
納得のいく施工を行うためには、外壁の色を十分検討することが重要。
 
今回は一軒家の外壁塗装で人気の色に加え、色を選ぶポイントについて解説します。

一軒家の外壁塗装で人気の色

外壁塗装に用いられる色は多岐にわたります。

思い入れのある一軒家に長く住み続けるためにも、色選びを十分行いましょう。
人気の色として、主に以下のものが挙げられます。
・白
・グレー
・ベージュ
・黒
・茶色
・ネイビー
・クリーム
・グリーン
・ブルー
・イエロー
 
まずは外壁塗装で人気の色についてそれぞれ紹介するので、気になる方は一度参考にしてください。

白色は一軒家に清潔感や明るさを演出することが可能。

外壁塗装で用いられる人気を集めている色です。
白のバリエーションも数多く存在しており、自分に合った白を選べます。
外壁だけでなく、屋根や玄関に用いられることがあるのも特徴の1つ。
 
 
花や緑が映えるだけでなく、木彫デザインと合わせやすいです。
庭などで育てている花などを映えるようにしたいと感じている方は一軒家の外壁塗装に白を用いてはいかがでしょうか?
シンプルに仕上げたい・高級感を演出したい方におすすめ。
 
注意点として、汚れが目立ちやすい点が挙げられます。
汚れ対策として、低汚染塗料を用いるかどうか検討することが重要です。

グレー

グレーも一軒家の外壁塗装において人気の色。

落ち着いた雰囲気を演出できるのが特徴に挙げられます。
また、汚れが目立ちにくいのもメリットです。
外壁の汚れが気になる方はグレーを用いるかどうか検討してはいかがでしょうか?
他の色と組み合わせやすいのもグレーの特徴。
白と同様にグレーのバリエーションが多岐にわたります。
明るい仕上がりにしたい場合、淡いグレーがおすすめです。
重厚感を演出したい場合は濃いグレーをチェックしてください。
 
注意点として、暗く見えてしまう点が挙げられます。
使用する塗料の明るさに気を配りましょう。

ベージュ

ベージュは柔らかな色合いなのに加え、落ち着いた雰囲気を演出する色。
和風の一軒家だけでなく、洋風の一軒家にも馴染みやすいのが特徴に挙げられます。
周囲の景観に馴染みやすく、一軒家の外壁塗装に多く用いられる人気の色です。
また、他の色と組み合わせやすいのも人気を集めている理由の1つ。
汚れだけでなく、色褪せが目立ちにくいのもポイントです。
温かみのある一軒家で暮らしたいと感じている方はベージュを用いるかどうか検討してください。

黒は高級感や重厚感を一軒家に与える人気の色。

モダンな雰囲気を演出できます。
レンガ調の外壁などに合わせやすいです。
黒だけで外壁塗装を行うのはもちろん、他の色と組み合わせられるのもメリット。
薄い黒を選べば、色褪せが目立ちにくくなります。
黒は目立ちやすいので、一軒家の外壁塗装を行う際は周囲の景観に配慮して用いるかどうか判断しましょう。
 
注意点として、外壁が熱くなりやすいことが挙げられます。
黒は熱を吸収しやすい色。 一軒家の外壁塗装を進める際は日照条件に配慮しなければなりません。

茶色

茶色は一軒家に自然な温かみを与える人気の色。 外壁塗装だけでなく、屋根塗装に用いられる場合もあります。

バリエーションも数多く存在します。
落ち着いた仕上がりにしたい・高級感を演出したい方は選択肢に入れてはいかがでしょうか?
 
汚れが目立ちにくくなる反面、外壁が熱くなりやすい点に注意しなければなりません。
茶色が濃ければ濃い程、熱を吸収しやすいです。

ネイビー

ネイビーは深い青色。 水色などに比べ、落ち着いた雰囲気を演出しやすいです。

高級感のある一軒家に長く暮らしたいと感じている方は選択肢に入れることをおすすめします。
グレーや黒より色味があるのもポイント。
暗くなり過ぎるのを避けたい方にもおすすめです。
 
注意点として、色褪せが目立ちやすい点が挙げられます。
経年劣化に伴い、色褪せが目立ってしまうので、一軒家の外壁塗装を行う際は注意しなければなりません。
砂埃などの汚れが目立ちやすいのもデメリットです。

クリーム

クリームも一軒家の外壁塗装において人気を集めている色。

和風の一軒家から洋風の一軒家まで合わせやすいです。
明るく落ち着いた雰囲気を一軒家に与えられます。
ツートンカラーの外壁のベースカラーにしやすいのもクリームのメリット。
周囲の景観に溶け込みやすいため、目立ちにくいのも特徴に挙げられます。
目立つ色を避けたいと感じている方は一軒家の外壁塗装を行う際、クリームを用いるかどうか検討してください。
 
注意点は塗料によって色彩が変わってくる点。
クリームで一軒家の外壁塗装を行う際、どのメーカーの塗料を用いるかを意識する必要があります。

グリーン

グリーンは自然を連想させる人気の色です。 爽やかな印象などを演出することが可能。

外国邸のような住宅に適しているのが特徴に挙げられます。
アクセントとして、一部に取り入れるとおしゃれな雰囲気に仕上がるのもメリット。
緑化との相性も良いので、庭などで植物を育てている方はグリーンを外壁に取り入れてはいかがでしょうか?
また、汚れが目立ちにくいです。
 
注意点としては色の組み合わせが難しい点が挙げられます。
一軒家の外壁塗装でグリーンを用いる際、どの色と組み合わせるか塗装業者と相談してください。
周囲の景観に馴染んでいるかどうかを踏まえ、一軒家の外壁塗装を進めましょう。

ブルー

ブルーは明るく、爽やかな印象を与える人気の色。

落ち着いた雰囲気も演出できます。 その他にも、色褪せしにくい点がメリットです。
汚れが目立ちやすいので、ブルーで一軒家の外壁塗装を検討している方は注意してください。

イエロー

イエローは一軒家に明るい印象を与える人気の色。

ベージュに比べ、色味が強いのも特徴に挙げられます。
北欧風の一軒家に暮らしたいと感じている方はイエローで外壁塗装を進めてみてはいかがでしょうか?
 
注意点として、目立ちやすい点が挙げられます。
周囲の景観に配慮し、イエローを用いるかどうか判断してください。
さまざまな色と組み合わせやすいので、どの色と組み合わせるかもイエローを用いる際のポイントです。

一軒家の外壁塗装に用いる人気の色の選び方

一軒家の外壁塗装に用いられている人気の色を選ぶ際、ポイントを何点か押さえてください。

選ぶ際の主なポイントは以下の通り。
 
・一軒家のコンセプト
・カラーシミュレーションを参考にする
・周囲の景観に適しているか
・屋根、ドア、サッシの色との組み合わせ
・汚れが目立ちにくいか
・影の具合
 
数ある色の中から納得のいく色を選び、一軒家の外壁塗装を進めましょう。
ここでは、外壁塗装で人気を集めている色の選び方について解説します。

一軒家のコンセプト

一軒家のコンセプトを明確にし、どの色が適しているか検討することが重要。

コンセプトによって、一軒家に適した色が変わってきます。
外壁塗装を行う際、どのような一軒家で暮らしたいかについて家族と一度相談してはいかがでしょうか?

カラーシミュレーションを参考にする

一軒家の外壁塗装を行う前にカラーシミュレーションを行うのも色を選ぶ際のポイントです。

パソコンやスマートフォンの画面の色や明るさによって、色の見え方が変わります。
見本通りの仕上がりにならない可能性を踏まえ、塗料の色を検討してください。
試し塗りでどのような仕上がりになるか把握することも重要。
晴れの日だけでなく、曇りの日も試し塗りすることをおすすめします。

周囲の景観に適しているか

一軒家の外壁塗装に用いる色が決まった場合、周辺の景観を損なわないかどうか判断してください。

色によっては、目立ちやすい可能性があるだけでなく、周囲の景観を損なってしまう可能性もあります。
市区町村によって、景観ガイドラインが定められています。
一軒家の外壁塗装や屋根塗装などを行う際は景観ガイドラインに則って施工を行うのが重要。

屋根・ドア・サッシの色との組み合わせ

一軒家の外壁塗装を進める際は屋根・ドア・サッシの色との組み合わせも配慮しなければなりません。

外壁塗装の後、屋根やドアなどとのバランスが悪くなるのを避けましょう。

汚れが目立ちにくいか

汚れが目立ちにくいかどうかも色を選ぶ際のポイント。

メンテナンスを頻繁に行えないと感じている方は汚れが目立ちにくい色を選ぶことをおすすめします。
また、色褪せしにくいかで一軒家の外壁塗装に用いるかどうか判断する必要があります。

影の具合

影になっている箇所と日が当たっている箇所を見比べ、どのように見えるか把握するのも重要。

日が当たっているかどうかで外壁の見え方が変わってきます。

一軒家の外壁塗装で失敗を避けるためのポイント

人気の色を用いて一軒家の外壁塗装を行う際、失敗だけは避けたいと感じている方が多いのではないでしょうか?

失敗を避けるためのポイントとして、主に以下のものが挙げられます。
 
・3色以内にまとめる
・塗料の光沢を意識する
・塗料の耐用年数を把握する
・一軒家の外壁塗装を行う予算を把握する
・下塗り・中塗り・上塗りを行う
 
ここでは、各ポイントについて解説します。
一軒家の外壁塗装を予定している方はチェックしてください。

3色以内にまとめる

一軒家の外壁塗装を行う際、塗料の色を3色以内にするのがポイント。

人によっては多くの色を取り入れ、おしゃれに仕上げたいと感じているのではないでしょうか?
色が多過ぎると、まとまりが無くなる可能性があります。
一軒家の外壁塗装で色を選ぶ際の基準が存在します。
以下の基準を意識し、施工を進めてください。
 
・ベースカラー
・アソートカラー
・アクセントカラー
 
ベースカラーは一軒家の印象を決める色。 外壁全体の50~70%を占めます。
 
アソートカラーはベースカラーの次に面積が大きい色を指します。 外壁全体の20~50%を占めるのが特徴。
ベースカラーと組み合わせることで一軒家の印象が良くなるか検討してください。
 
アクセントカラーは最も面積が小さい色です。 外壁全体の5~10%を占めます。
一軒家全体の印象を引き締める役割があるのが特徴。
ベースカラーとアソートカラーより濃い色を選ぶのがポイントです。

塗料の光沢を意識する

塗料の光沢によって、外壁塗装の仕上がりが変わります。

一軒家の外壁塗装を行う際は使用する塗料の光沢をチェックしてください。

塗料の耐用年数を把握する

塗料の耐用年数をチェックし、一軒家の外壁塗装に用いるかどうか判断しましょう。

メンテナンスの頻度を少しでも減らしたいと感じている方は耐用年数の長い塗料を選択することをおすすめします。
塗料の耐用年数については、☞こちらの記事もあわせてご覧ください

一軒家の外壁塗装を行う予算を把握する

塗料の費用を把握するのも一軒家の外壁塗装を行う上で重要。

一軒家のメンテナンスにかける予算は人によって異なります。
予算と相談しつつ、どの塗料を用いるか検討してください。
塗装業者に予算に関する疑問を質問することをおすすめします。

下塗り・中塗り・上塗りを行う

一軒家の外壁塗装で失敗しないためには、下塗り・中塗り・上塗りを行うのも重要。

下塗りを適切に行っているかどうかにより、仕上がりが変わります。
不十分な場合は塗装が剥がれやすくなるので注意してください。
中塗りは上塗りと同じ塗料が用いられます。
下塗りと中塗りが適切に行われていると、上塗りの際に塗りムラが出にくくなります。
塗りムラが出ないように外壁塗装を行うのも一軒家のメンテナンスを適切に行うポイント。
一軒家の外壁塗装は十分な知識・技術が求められます。

人気の色で一軒家の外壁塗装を行う業者の選び方

一軒家の外壁塗装を行う塗装業者は数多く存在します。

納得のいく施工を行うためには、信頼できる塗装業者に依頼しなければなりません。
人によっては一体どこに任せれば良いか分からないなどの悩みを感じているのではないでしょうか?
情報収集を十分行い、信頼できる1社を見つける必要があります。
塗装業者を選ぶポイントとして、主に以下のものが挙げられます。
 
・口コミの内容
・施工事例
・見積書に記載されている内容
・保証内容
・どのようなスタッフが在籍しているか
 
塗装業者の業態 1社1社の情報を細かくチェックし、一軒家の外壁塗装で失敗するのを避けてください。
ここでは、塗装業者の選び方について解説します。

口コミの内容

塗装業者に一体どのような口コミが寄せられているかをチェックし、依頼するかどうか判断するのが重要。

一軒家の外壁塗装の仕上がりだけでなく、スタッフの対応についても知りたい方が多いのではないでしょうか?

施工事例

塗装業者の公式サイトに掲載されている過去の施工事例も依頼するかどうかの判断基準に挙げられます。

写真や施工の内容などをチェックし、納得のいく施工を行うかどうか判断しなければなりません。

見積書に記載されている内容

一軒家の外壁塗装を行う塗装業者が作成した見積書も選び方の1つに挙げられます。

費用の内訳や塗料をどのくらい用いるかなどが詳細に記載されているか把握した上で契約を進めてください。
費用が相場より高いかどうかも判断しなければなりません。
相見積もりを行い、一軒家の外壁塗装にかかる費用の相場について把握することをおすすめします。
各塗装業者からの見積書を一通り確認したら、信頼できる1社を選びましょう。

保証内容

一軒家の外壁塗装を行った後もメンテナンスを定期的に行うことになります。

保証内容が充実しているかどうかを踏まえ、依頼するかどうか判断してください。
塗装業者に保証内容に関する質問を行い、疑問を解消することをおすすめします。
保証内容は塗装業者によって変わってきます。

どのようなスタッフが在籍しているか

人気の色で一軒家の外壁塗装を行う際、

外壁塗装に関する知識・技術に優れているスタッフに任せたい方が多いのではないでしょうか?
在籍しているスタッフも塗装業者を選ぶポイント。
資格や実績などを踏まえ、選択肢を絞りましょう。

塗装業者の業態

塗装業者によって業態が異なります。 納

得のいく施工にするためには、どのような業態でサービスを提供しているか把握することが重要。
塗装業者の業態として、以下のものが挙げられます。
 
・塗装専門業者
・工務店
・リフォーム専門業者
・ハウスメーカー
 
業態によっては費用が想像以上にかかる可能性もあるので注意しなければなりません。
費用だけでなく、どのようなサービスを提供しているかなどを踏まえ、
一軒家の外壁塗装に関する相談を進める必要があります。

まとめ

一軒家の外壁塗装に用いられる人気の色として、白やグレー、ベージュ、黒などが挙げられます。

色を選ぶ際、一軒家のコンセプトや周囲の景観などに配慮しなければなりません。
家族の意見を聞き、一軒家の外壁塗装にどの色を用いるか決めましょう。
一軒家の外壁塗装などについて分からないことがある方は信頼できる塗装業者に一度相談してください。
 
 

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。